韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1347.89→月末最後の1350攻防戦!

韓国証券市場 気がつけば今日は10月31日。月末ということになり、いよいよ今日の24時に今月のウォンレートが決定する。予想通り1350を巡っての激しい撃ち合いが繰り広げられている。韓銀か、ヘッジファンド、果たしてどちらが勝利するのか。ええ?勝利ラインが1350て随分、後退してないだって。まあ、今のウォンがそれぐらいの評価なんだろう。

では、日経平均から見ていこうか。

日経平均は30858.85銭。プラス161円89銭。TOPIXは2253.72。プラス22.48ポイント。

今日、日銀の政策決定会合があったのだが、植田日銀総裁は長期金利上限1%のイールドカーブコントロールに再修正した。これが利上げかどうかは各自で判断してほしい。ドル円は148円にあがっていたんだが、気がつけば150円だな。この程度の修正だと円安を食い止めるのは難しいと。

それではウォン動向を見ていくか。

開幕は1347.89。時間外でなんとか1350奪還したようだが、月末はどうなるのか。

では、チャートをどうぞ。

開幕は1347。午前中は激しく撃ち合いながら動いており、韓銀はやる気があったのだが、恐らく日銀の政策発表でウォン安が進んだと思われる。

12時頃には1348ウォン。まだぎりぎり耐えていたのだが、午後からはフルボッコが待っていた。13時前に円が売られると同時にウォンも売られていく。そして、1350に押し戻されて、トドメのアッパーが飛んできた。だが、韓銀も1355は行かせないとばかりに韓銀砲だ。どーん。

結果は1350.5。0.4ウォン高。それよりもコスピが酷いな。まあ、最もその理由はサムスン電子の決算にあるんだが。それは後で見ていく。

■2023年10月31日の韓国証券市場

コスダック指数 21.02ポイント、下落、 736.10、(終値)
総合株価指数 32.56ポイント、下落、 2277.99、(終値)
ウォン・ドル相場 0.4ウォン高 1350.5、(終値)

■投資主体別売買動向

23.10.313,425-3,244-711

個人が3425億で、買い。外国人が3244億で、売り。機関が711億で、売り。

個人が買い。外国人と機関が売り。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.740マイナス0.005
国庫債券(3年)4.085マイナス0.004
国庫債券(5年)4.203プラス0.002
国庫債券(10年)4.325プラス0.013
会社債(AA-、無保証3年)4.908プラス0.003
会社債(BBB-、無保証3年)11.288プラス0.001
CD(91日)3.820、0
CP(91日)4.310プラス0.010
国民住宅1種(5年)4.565プラス0.006

少し上がったり、下がったりしているが、FOMC開催中だしな。様子見だろう。

■ドル円

朝の7時は140.972。日銀政策決定会合のニュースでまた円が売られていく。12時43分には150円まで下げる。17時半ごろには150.384だ。ああ、円安が止まらないな。

■気になるニュース

では、サムスン電子の詳しい決算を見ていこうか。引用する。

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が31日に発表した2023年7~9月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は2兆4336億ウォン(約2700億円)で前年同期比77.6%減少した。

主力の半導体事業で3兆7500億ウォンの赤字を計上したが、赤字額は前四半期に比べると縮小した。半導体メモリーの価格下落傾向に歯止めがかかり、高性能DRAMなどの需要が伸びていることから、10~12月期は業績の回復傾向がより鮮明になりそうだ。

7~9月期の営業利益は、金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが集計した市場予想(1兆8358億ウォン)を32.6%上回った。

 売上高は67兆4047億ウォンで前年同期比12.2%減少した。純利益は5兆8441億ウォンで37.8%減となった。

 半導体メモリーの赤字幅が縮小し、スマートフォン(スマホ)とディスプレー事業の業績が予想を上回ったことから、営業利益は23年1~3月期(6402億ウォン)、4~6月期(6685億ウォン)に比べて大きく回復した。

 7~9月期の業績を事業部門別にみると、半導体事業を担うデバイスソリューション(DS)部門の営業損益が3兆7500億ウォンの赤字を計上した。3四半期連続の営業赤字で、1~9月の累積赤字額は12兆6900億ウォンに上る。ただ、DRAMの平均販売単価の上昇と出荷量の増加などにより、赤字額は前四半期(4兆3600億ウォン)に比べると6000億ウォン程度縮小した。同部門の売上高は16兆4400億ウォンだった。

 デバイスエクスペリエンス(DX、モバイル・家電)部門の営業利益は3兆7300億ウォン、売上高は44兆200億ウォンとなった。このうち、スマホを手掛けるモバイルエクスペリエンス(MX)事業は「ギャラクシーZフリップ5」「ギャラクシーZフォールド5」など新製品の販売好調で堅調な成長をみせた。

 ディスプレー(SDC)部門は営業利益が1兆9400億ウォン、売上高が8兆2200億ウォンで、中小型パネルの利益が前四半期から大幅に増加した。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20231031001200882?section=economy/index

結局、半導体需要が本格的に回復するのは来年に持ち越されそうだな。6000億ウォン程度縮小といわれてもな。それで営業利益が2700億円。まあ、こんなものか。しかし、今年、赤字予想をしたのだが、サムスン電子はなんとか免れたな。

国庫債券(1年) 3.740 マイナス0.005
国庫債券(3年) 4.085 マイナス0.004
国庫債券(5年) 4.203 プラス0.002
国庫債券(10年) 4.325 プラス0.013
会社債(AA-、無保証3年) 4.908 プラス0.003
会社債(BBB-、無保証3年) 11.288 プラス0.001
CD(91日) 3.820 、0
CP(91日) 4.310 プラス0.010
国民住宅1種(5年) 4.565 プラス0.006

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