韓国証券市場 旧お正月明けて韓国ウォンは1230台をいったり、きたりしているわけだが、今日は気がつくと26日なのだ。つまり、今月末のウォンレート予測の時間がきたてことだ。まあ、でも、今回は過去最高に簡単だと思う。まさにボーナスステージみたいなもの。今まで、米国やらの難しい動向まで考える必要があったが、今回はまさにシンプル。
2つの動向だけを予測すればいい。それは韓銀とヘッジファンドがどこのレートが適切だと考えているのか。そして、どこまで範囲を許容できるかだ。既に月末であるが、1230ウォンというのはそこまで大規模介入してウォンを上げておきたい数値ではない。今後の外貨準備高、ドル温存を考えればあまり無理はしたくない事情もあるだろう。
とまあ、このように色々考えて今月末のウォンレートを予想してほしい。1月31日が火曜日で証券市場が開いてるので、今日を入れて残り4回となる。では、今日のウォン市場を振り返ろう。
開幕は1232.91となった。
では、チャートをどうぞ。
スタートは1232。まず、最初に仕掛けたのは韓銀だ。韓銀砲を撃ち込む。ここ数日間、何度も1230突破を目指すも、結局、跳ね返されてる。そして、ここでも1230ウォン突破ならずだ。そして、突破出来ないそのまま反発を受けて1232ウォンに逆戻り。そんな展開が続く。
12時には1231ウォン。1230~1232の狭い範囲で殴り合いを続けている。そして、大きく動いたのは15時過ぎだ。ここで韓銀砲を撃ち込む。どーん。ついに1230の壁を突破した。12293.1まで上がる。しかし、ここでも維持は出来ず1230に戻された。
だが、また終了間近に韓銀砲を撃ち込んだ。
結果は1230.7。1ウォン高。またしても1230突破ならずと。
■2023年1月26日の韓国証券市場
コスダック指数 6.59ポイント、上昇、 738.94、(終値)
総合株価指数 40.08ポイント、上昇、 2468.65、(終値)
ウォン・ドル相場 1.0ウォン高 1230.7、(終値)
■投資主体別売買動向
23.01.26 | -10,523 | 8,120 | 2,472 |
個人が10523億で、売り。外国人が8120億で、買い。機関が2472億で、買いとなった。
個人が売り。外国人と機関が買い。
今日はコスピが40ポイント上げて大幅続伸だ。ただ、それだと個人がここまで売っているのは何故なんだろうな。
■韓国債と社債の利回り
会社債(AA-、無保証3年) | 4.361 | マイナス0.039 | ||||
会社債(BBB-、無保証3年) | 10.545 | マイナス0.017 | ||||
CD(91日) | 3.650 | マイナス0.010 | ||||
CP(91日) | 4.650 | マイナス0.030 |
今回も韓国債と社債は全体的に金利を下げている。でも、これ以上の金利を下げるのは難しいだろうな。米国債10年利回りは3.4800%となっている。
■日経平均とTOPIX
日経平均は27,362円75銭。マイナス32円26銭。TOPIXは1,978.40。マイナス2.29ポイント。
■ドル円
朝の7時頃は129.567付近。そこから13時頃には129円まで上がるが、その後は反発。18時半頃には129.952と130円に迫っている。相変わらず動きが読めないな。
■気になるNEWS
今回のニュースは日本のH”Aロケット46号機の打ち上げ成功の話題だ。これは事実上の偵察衛星で、大規模災害の状況確認などにも活用できるそうだ。では、引用しておこう。
政府の情報収集衛星を載せた「H2Aロケット46号機」が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。
H2Aロケット46号機は午前10時50分に種子島宇宙センターから打ち上げられました。その後、搭載していた衛星を予定の軌道で切り離し、打ち上げは成功しました。
今回打ち上げられたのは、政府の情報収集衛星「レーダー7号機」で、夜間や悪天候でも観測できます。1998年の北朝鮮のテポドン発射を受けて導入された事実上の偵察衛星で、大規模な災害が起きた際のいち早い状況の確認などにも役立てられます。
H2Aロケットは40機連続の打ち上げ成功となり、成功率は97.8%となりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf5bb1b559d8bb7710d8bf1ec135a8afe4674c3b
日本のH2Aロケットは40機連続の打ち上げ成功。成功率が97.8%と。これだけの実績があれば安心感があるよな。この衛星は1998年の北朝鮮のテポドン発射を受けて導入されたものらしい。今、北朝鮮が頻繁にミサイル飛ばしているからな。それの監視にも役立つと。
本日も1230を切ろうとすると、すぐに反発を受け押し返されてしまう展開。韓国の2022第4四半期のGDP速報値がマイナス0.4%になった。商品の値上げも相次いでおり、加えて電気料金の大幅値上げも避けられないことから、消費がさらに減って第2四半期までは確実にマイナス成長し続けることになりそう。貿易赤字も続けば、そのうち格下げされ、政策金利を下げたとしても、一気に国債などの金利が上昇する可能性もある。