韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1430.72→時間外で1420ウォンと上げたウォンが1440突破という異常事態!

韓国証券市場 今日は本チャンネル「zinborutoの韓国経済危機特集」の収益化が復活して、視聴者さんから喜びのコメントをたくさんいただいた。その中で気になったのがウォンが1434とか。いやいや、昨日の時間外で1420ウォンまで上げてたよな。

そんな。まさかな。それで11時過ぎにチャートを確認したら1436ウォンとか表示している。おいおい、まじかよ。ヘッジファンドは韓銀が介入するドルが尽きるのを待っていたらしい。愛犬のジョニーには悪いが、今日は最初から最後までフルボッコだ。もう、無駄無駄のオラオラですよ!

それでは開幕から見ていこう。開幕は1430.72だ。

では、チャートをどうぞ。

このように開幕は1430で始まった。ここから1時間程度は揉み合いとなった。しかし、10時過ぎ頃からウォンはあっという間に下がっていく。ええ、もう、どう見ても無抵抗です。

10時半には1437ウォン。そこから1435ウォン付近で激しいバトルとなる。しかし、それでも1435突破したのは一度きりという。12時頃には1435ウォン。だが、これが韓銀の最後の抵抗だった。

ここからはフルボッコタイムだ。売られる。売られる。凄く売られる。売られすぎ!気がつけば13時20分頃には1439ウォンだ。おいおい、また1440防衛ラインが突破されるのか。しかし、ここで揉み合い。ギリギリのところで1440に到達しない。

だが、一度破れた防衛ラインは弱い。14時20分頃、ついに1440の防衛ラインが陥落。ああ、また1450が見えてきた。ついに、今週は1450、ジウォングが動き出すのか。

結果はどうなった。1439.8。6.5ウォン安。なんとか1440を守り切った。でも、もう、後がないぞ。時間外で1450到達するのか。

では、注目の時間外はどうだ。

今のところ1440付近で揉み合いとなっている。16時頃に1440突破↓後、17時頃は1439.80となり、このまま一気に下げるのか。それとも上げるのか。米市場に期待したいところだ。

■2022年10月21日の韓国証券市場

コスダック指数 5.96ポイント▼ 674.48(終値)
総合株価指数 4.97ポイント▼ 2213.12(終値)
ウォン・ドル相場 6.5ウォン安 1439.8(終値)

■投資主体別売買動向

22.10.21-697223195

個人が697億で、売り。外国人が223億で、買い。機関が195億で、買い。

個人が売り。外国人と機関が買い。このようになった。

■日経平均とTOPIX

日経平均は26,890円58戦。マイナス116円38銭。TOPIXは1,881.98。マイナス13.43ポイント。

ドル円は150.712と。なんと150円を突破して、151円も目前というところまできている。そりゃ、ウォンも売られるわけだ。

■気になる経済ニュース

最初のニュースは韓国企業の資金調達の道がどんどん閉ざされているというもの。おそらく、社債などの債券の知識がある人にはこのニュースはかなり衝撃的な内容だと思う。ついに韓国の「AAA社債、利回り5.9%でも売れない」という。

トリプルエーの社債というのは最高の信用格付け。そして、利回りも5.9%も高い。だが、売れない。なぜなのか。記事を読んでいく。

今月17日、最高信用格付け(AAA)の韓国電力公社は利回り5.75%と5.9%を提示して合計4000億ウォン規模の債券(2~3年物)を発行しようとした。だが、1200億ウォン(約126億円)分は投資家がつかず取引が成立しなかった。

韓電といえば莫大な負債を抱えてることは何度か取り上げた。その負債は昨年で128兆7081億ウォンである。日本円で約13兆円ぐらいの凄まじい赤字となったのもムン君が電気代をあげないように縛ったからであるが、今年に入ってコロナ禍の資源高・エネルギー高でさらに負債を抱えた。

ついに耐えきれなくなった韓電はユン氏の政権となった後、何度も電気料金を値上げした。それでも負債は増えるばかりである。だから韓電は社債を発行いて資金を得ようとしたのだが、4000億ウォンのうち、1200億ウォンは売れなかったと。これはヤバいな。韓電の社債が売れない。つまり、今の状態なら利回り5.9%でもいらないと判断されたのだ。

しかも、それだけではない。記事には韓国道路公社も債券を発行したが取引不成立とか。もう、債券市場は凍り付いている。

債券市場が冷え込み、「金脈硬化」すなわち資金調達困難に対する恐怖が広がっている。利上げに伴う投資心理の萎縮が主な原因だが、韓国電力と都市銀行が市中の流動性を吸い込むクジラになった影響も大きい。最近では江原道(カンウォンド)が保証人になったレゴランドのプロジェクトファイナンシング(PF)資産流動化企業手形(ABCP)債務不履行まで加わり、短期金融市場では「金利発作」まで広がっている。

このレゴランドについてはジンボルトもいくつか記事を読んだが説明するのは難しい。かなり複雑なのだ。だから、今のところはそんな債務不履行があったと。このように韓国の債券が売れなくなってきている。そして、トリプルエーの社債が売れないなら、それ以下の社債はもっと利回りを高くしないといけないと。もちろん、それでも売れない。次が興味深い。

社債など資金市場に冷たい風が吹いているのは利上げによって信用度と流動性が低い社債投資の需要が主要な原因だ。中央銀行の緊縮にともなう自然な結果だ。そのうえ国内債券市場に「生態系のかく乱種」まで登場した。最高信用格付け(AAA)である韓国電力や銀行などが債券発行を増やしたため、信用度が低い社債が無視される「駆逐効果」が広がっているのだ。

https://japanese.joins.com/JArticle/296843

巨額の負債を抱えた韓国電力公社や銀行が債券発行を増やす。すると、それ以下の信用度の低い主催は売れない。当たり前だ。誰が好き好んでリスクを背負うんだ。当然、トリプルエーのほうを買うだろうに。ちょっと長いのだが最後を見ておきたい。

韓銀もこの日の報告書を通じて社債スプレッドの拡大背景に韓電債や銀行債などの発行を挙げた。韓銀によると、今年1~9月韓電債や銀行債などAAA等級の超優良信用債券純発行額は48兆ウォンで全体信用債券純発行(49兆8000億ウォン)の96%を占めている。

悪循環も始まった。債券市場で資金調達が難しい企業が銀行融資窓口に殺到し、銀行が銀行債発行を増やして社債利回りが再び上昇している。9月末基準で銀行の企業融資残額は1155兆4608億ウォンで前月比9兆3642億ウォン増加した。9月基準では歴代最大値だ。

https://japanese.joins.com/JArticle/296844

おいおい、韓電と銀行で96%も占めるなよ。そりゃ、こんなダブルエーがこんなにあるなら誰もそれ以下を買うわけないだろうに。しかも、債券市場で資金調達が出来なくなれば、企業が銀行に融資を受けようと殺到した。すると融資を増やすには銀行が銀行債発行して資金を調達する。でも、それをやるためには社債利回りをさらに上げないといけない。

いやあ。韓銀さん。0.5%を一度に利上げして、韓国企業の資金調達の道が閉ざされていますよ。どうするんですか。トリプルエーしか売れない債券市場を形成されるとか。さすが、韓国さん。期待を裏切らない最高の展開ですね。面白すぎてジンボルトは三度ぐらい記事を読み直したわ。

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ライダイハン
2022年10月21日 17:57

本日も、安定のトリプル安となり、ウォンは市場が開いている間はギリギリで1440を超えなかったが、時間外で1441を突破。今夜はどこまで下がるのか?
最高信用格付け(AAA)の韓国電力公社の社債の一部が取引が成立しなかったし、韓国の国債も10年債の利回りが4.6%を超えた。国債利回りが5%を超えたら、格付けの低い会社は、二桁の利回りにしても買い手がつかなくなるだろうね。そうすると、一気に韓国のベネズエラ化が進むことになる。

LeGrind
2022年10月21日 18:56

現在1443ウォン。
ヘッジファンドのしつこさは世界一ぃぃぃぃ!

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