韓国証券市場 今日、13日には世界中が注目する一大経済イベント。9月の米消費者物価指数が発表される。その時間は21時半となっており、今日と明日のウォン動向は非常に注目だ。韓銀としては突き抜ける可能性を考えて1430までには抑えておきたいところ。
だが、それをヘッジファンドが素直に許すほど甘くない。そして、開幕から激戦を予感するチャートとなっている。それでは開幕から振り返ろう。
スタート値は1424.92。では、チャートをどうぞ。

開幕が1424ウォンでも、そこから落ちるのは一瞬だった。いきなりのハゲタカ砲が炸裂。どーん。一気に1428ウォンまで落ちていく。しかし、韓銀だって負けてはいない。超韓銀砲で1424ウォンまで押し戻す。しかも、この動きが開幕から1時間以内の出来事である。
何という激アツの展開。10時頃には1427ウォンだが、韓銀も1425防衛に必死のようで、11時前に超韓銀砲だ。どーん。なんと142ウォンに再び押し返した。この動きに愛犬のジョニーも満足げだ。
しかし、押し返した途端、待ってましたばかりのウォン売りが発生。11時半頃には1427ウォンだ。おいおい。韓銀。全然、ダメじゃないか。こんなものではないよな?1430突破されたら、すぐに1440、1450が見えてくる。だから、もっとドルを使って介入するんだ。でなければウォンが時間経過することに下がっていくだけだぞ。
だが、残念無念。韓銀は弾切れのようだ。それを知ったヘッジファンドは大喜びでウォンを投げ売り。後はわかるな?そうだ。オラオラだ。無駄無駄。そう、フルボッコだ!
最後の抵抗は不発に終わり、昼過ぎからウォンは投げ売り状態。
13時には1427ウォン。14時には1428ウォン。そして、14時半には1429ウォン。ついに1430まで後がなくなるも、最後はなけなしのドルで韓銀砲を撃って終了。果たして韓銀は1430防衛に成功したのか。
結果は1431.3。6.4ウォン安となった。ああ、1430防衛ならず。13日の21時半まで6時間を切っても1431ウォンで推移。ああ、これはひょっとしてがあるのか。それとも、まだドルを温存しているのか。
ジンボルトは1430防衛出来なかった時点で今日の介入分は底をついたと見ている。今頃、必死に弾を込めているんじゃないか。ドルを調達してな。さらにコスピも再び2200を割れた。一度に政策金利を0.5%上げたのにウォン安に歯止めもかからず。昨日に指摘した通り、韓銀総裁の決断は悪手だったと。
それでは時間外はどうだ。
介入なければウォンは投げ売りされてフルボッコ。いつもの流れは止まらない。16時過ぎには1432ウォン。そして、17時には1430ウォンに少し上げたが、結局はその後は1432ウォンである。
■2022年10月13日の韓国証券市場
コスダック指数 20.08ポイント▼ 651.59(終値)
総合株価指数 39.60ポイント▼ 2162.87(終値)
ウォン・ドル相場 6.4ウォン安 1431.3(終値)
■投資主体別売買動向
2.10.13 | 806 | 1,930 | -2,997 |
個人が806億で、買い。外国人が1930億で、買い。機関が2997億で、売りとなった。
個人と外国人が買い。機関が売り。
最近の動向を見ていると10月4日から13日まで全て機関が売り越しとなっている。そろそろ逃げる算段でもしているのか。
■日経平均とTOPIX
日経平均は26,237円42銭。ー159円41銭。TOPIXは1,854.61。-14.39ポイント。
■気になる韓国経済ニュース
最初は韓国経済副首相のとんでもない発言からである。彼が一体何を述べたのか。
韓国経済副首相「韓米通貨スワップ締結の可能性はないはず…通貨スワップに関してはもうこれ以上話すことはない」と述べた。
なんだと。あれほど韓国中が期待していた米韓通貨スワップの締結の可能性はないだと。しかも、もう話すことはなにもない。そんな。嘘だよな?嘘だと言ってよ!
そんなことがあってたまるか。米韓通貨スワップが韓国のウォン安に歯止めをかけられるかもしれない最大の防波堤だぞ。金利0.5%上げても効果ない現状を打破するにはこれしかないなんて素人でも容易にわかる。ああ、管理人のニュースの「読み違いだ」。そうだ。きっとな。だから、引用しておこう。
一方、一部で提起された米国との通貨スワップの可能性については一線を画した。秋副首相は「サプライズ発表(通貨スワップ締結)はないはず」とし「通貨スワップに関してはもうこれ以上話すことはない」と述べた。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/296541?servcode=300§code=300
なんとあれだけ通貨スワップ協定のチャンネルがどうとか、米との意思疎通が出来ているとか、謎の自信に溢れていた韓国政府がもうだめだと述べた。つまり、最近に真っ向から断られたんだろうな。きっと担当者とこんな会話だろう。
ええ?韓国さん通貨スワップ?ご冗談を。だって、韓国さん米国債を売ってウォンの防衛してますよね?通貨スワップ締結したら、それを介入資金にしますよね?なんで、アメリカが損をすることを締結しないといけないんだ?しかも、米国債を売っておいて。大事なことだから二度いいますよ。
ああ、それと韓国メディアにちゃんといっておいてくださいよ。嘘ばっかり付かないで通貨スワップなんてあり得ないてことを。
こんな会話が容易に想像できる。でもな。韓国さん。安西先生の言葉を思い出せ。
諦めたらそこで試合終了ですよ!
ここで通貨スワップを諦めてどうするんだ。ほら、担当者は毎日、電話をかけるんだ。米韓通貨スワップと連呼し続けるのだ。そうすればきっと・・・。次の日から電話を取ってもらえなくなるな!
でも、ジンボルトはまだ可能性はあると思っている。ほら、通貨スワップより素晴らしい「FIMAレポ」がある!早く借りた方がいいぞ。何しろ、この金利はアメリカのFF金利が基準で変動するからな。
0.5%利上げの効果もなく、アメリカとの通貨スワップ締結不可能の宣言が出され、マーケも安心してウォンを売ることができるようになった。
アメリカの半導体装備の中国輸出規制で、サムスンの西安NANDフラッシュ生産工場(新設した第2工場)への輸出は許可の可能性が高いと勝手に報じている。しかし、法律からは、128層以上は完全にアウトで128層未満であれば可能性があるとしか読みとれない。これまでの流れから判断しても、半導体装備の輸出は許可されることはないと思われる。中国工場への半導体装備輸出統制を1年猶予と中央日報が報じているが、アメリカからの正式な発表は確認できない。通貨スワップを協議など、いつものように勝手に韓国の希望・願望だけを垂れ流している(KBSテレビでは、たぶん何の関係のない報道官の映像を流して韓国企業は許可を取る必要もないとまで言っていた)。許可が得られずに、また、韓国が発狂する姿が見られると思うと楽しみでならない。半導体のサプライチェーンから韓国が外されている事実にようやく気づくことになる。
CPI値(8.2、予想は8.1)の発表とともに、いきなり1,447になったが、すぐに超韓銀砲で1436に戻す。今夜は、眠れそうにない(また1445に!)。
頑張れ韓銀!
ありったけのドルを全てぶちまけるのだ!!
さすれば、明るい未来が見えてくるぞ。。。たぶん。。。きっと。。。