韓国証券市場 もう、なんていうのか。介入しなければ1300ウォン。それが既に多くのウォンウォッチャーには見えてしまっているので、ヘッジファンドもその期待に応えるべくウォン相場で暴れているかのようだ。時間外で1296ウォンまで下がったが、その後は韓銀砲でなんとか延命。
もちろん、ウォンウォッチャーとヘッジファンドは無関係なのだが、何だろうか。奇妙な友情を感じる。ジンボルトはついに暑さでおかしくなったのか。多分、大丈夫だ。それで、開幕は1288.52となった。
それではチャートをどうぞ。
開幕は1288。しかし、そこからすぐに1290へ下げる。愛犬のジョニーもいつもの展開に不満げだ。ところが、ここで韓銀砲を発射だ。どーん。お昼前には1287ウォンまで上げている。凄い。凄いぞ。韓銀。だが、一発ではダメなんだ。ほら、あるだろう。
韓銀には禁断の「秘密兵器」が、出し惜しみしないでそろそろ出すべき何じゃないか?そう、米国債砲だ!そして、13時頃ついに韓銀は決断を下した。ヘッジファンドを焼き払え!
韓銀「米国債砲!発射!」
もう、まるで某アニメの船長の声が聞こえてきそうな気がした。そして、その威力は凄まじい。何と言う破壊力だ。これがあの禁断の力なのか。
1288、1287、1286、1285、1284、1283、1282だと・・・。恐ろしい。一気に6ウォンも上げる超兵器。このまま1280も奪還か。誰もがそう思った矢先、ヘッジファンドのハゲタカ砲がカウンターヒット!あっという間に戻されていく。
そして、結果は1287.3ウォン。1.7ウォン安。米国債砲ですら、ハゲタカ砲の前では無力!そりゃそうだ。出力10%に抑えたものだったからな。韓銀はまだまだドルをもっているはずだ。もっとも、今日はウォンだけではなくコスピがヤバいんだが。
■2022年、6月17日の韓国証券市場の結果
コスダック指数 3.46ポイント▼ 798.69(終値)
総合株価指数 10.48ポイント▼ 2440.93(終値)
ウォン・ドル相場 1.7ウォン安 1287.3(終値)
■投資主体別売買動向
22.06.17 | 2,754 | -6,921 | 3,577 |
個人が2754億で、買い。外国人が、6921億で売り。機関が3577億で、買いとなった。
個人と機関が買い。外国人が投げ売り。しかも、コスピは一時期2400われである。サムスン電子も6万ウォンから下げて、59800ウォンとなった。あれ?半導体好調のはずなのに、なぜ、サムスン電子がここまで売られているんですか。
昨日の全面円高は、スイスが金利を上げるから、日本も上げるとの期待から円が買われただけだった。でも、このまま円安をキープしたほうが、韓国経済に強烈なボディブローを撃ち込み続けることになる。1293になってるので、超韓銀砲の時間ですよ!