韓国経済、【知ってた】韓国造船業と韓国鉄鋼業、中国の追撃で赤信号
記事要約:既に韓国の得意技術である半導体や有機ELの技術ですら、中国勢に追いつかれるかもしれないのに、今更、韓国の造船業や鉄鋼業が中国の追撃で赤信号とか。そんなのは10年前からこうなることは予期されていた。しかも、最近は韓国造船で得意なLNG船でも中国に猛追されてるようだ。
本当、韓国て10年後は何で食べていくつもりなんだろうな。ええ?10年後は中国の属国か。北主導で統一されているて?ごもっとも。
>韓国の液化天然ガス(LNG)船の独走が揺らいでいる。 カタールLNGプロジェクトに続き、ロシアのLNGプロジェクトまで半分を中国に渡した。 半導体、ディスプレイだけでなく、造船や鉄鋼など製造業全般で中国企業の攻勢が強まっている。
そりゃそうだ。薄利多売商法をやれば資本の大きい方が普通に勝つ。韓国企業では中国企業の資本には適うはずもない。だから、どんどん淘汰されていく。半導体、ディスプレイ、スマホ、太陽光発電、自動車など、今まで韓国が得意だったものはほとんど中国勢に抜かれているか、すぐ後ろに迫っている。
>LNG船市場はここ数年、韓国が80-90%のシェアを維持し、ほぼ独占してきた。 韓国の造船会社はタンカーを中国に渡し、1隻当たりの価格が約2億ドル(約2500億ウォン)に達する高付加価値LNG船に集中してきたが、この市場まで中国が食い込んだのだ。
ロシアのことだから何らかの裏取引でもあったのか。単に中国企業の方が安かったかは知らないが独占が崩れたら値段はどんどん下がる。そうなってくると、韓国の造船業は中国企業と競争することになってLNG船の価格は下落していく。まあ、買う側にとっては悪くない。安くなるのだから。そして、次は鉄鋼だが、コロナで鉄鋼需要が減少する中、各国が減産しているのに、また鉄鋼増産をするのは中国であるという。
>コロナ19で鉄鋼業界の生態系が再び揺らいでいるという分析だ。 自動車生産と船舶発注が減少し、鉄鋼需要が急減すると、世界の主要鉄鋼会社は相次いで減産に入った。 ポスコも12年ぶりの減産を検討している。 しかし、真っ先にコロナ19打撃から脱した中国が生産量を増やすと、減産効果は水の泡となった。 世界鉄鋼協会によると、今年第1四半期の中国の粗鋼生産量は前年同期比1.4%増の2万3367トンだった。 先月、中国の鉄鉱石の輸入も前年同期比18.5%増加した。 中国政府が、コロナ19による景気低迷を克服するため、強力な景気刺激策を打ち出すものと予想し、生産量を大幅に増やしたと分析される。
いや、それをやって鉄鋼がただあまりとなって、世界中の鉄鋼業が酷い目にあっただろう。また、同じ事をやるのか。
>中国は、建設やインフラが全体鉄鋼需要の50%以上を占める発展途上国だけに、政策効果で鉄鋼需要が増えることもありうるが、韓国は状況が異なる。 韓国が強みを持つ自動車鋼板の需要反発は、まだ予測出来ない状況だ。
韓国は自国の国土は狭いので、国内消費だけでは利益がでない。実際、自動車は韓国内で売れ行きは増加したが、海外輸出は減少している。
>泣き面に蜂で、中国製鉄所の増産に原材料価格まで跳ね上がっている。 現在、鉄鉱石の価格は1トン当たり97.5ドルで、9ヵ月ぶりに100ドル突破を目前にしている。 コロナ19が本格的に流行し始めた1月末より22.6%上昇した。 ポスコ(旧浦項製鉄)と現代製鉄は今年初め、鉄鋼価格の引き上げを予告したが、自動車・造船会社は「自分のことで精一杯」と難色を示している。 現代製鉄は「今年2月、自動車鋼板価格を1トン当たり3万ウォン引き上げてほしいと要求したが、足踏み状態だ」と明らかにした。 鉄鋼業界の関係者は「国内市場にもすぐ安い中国産鉄鋼製品が押し寄せる」とし「国内メーカーの交渉力が弱まるしかない」と懸念した。
そりゃ、似たような性能なら安い中国製を使うだろう。ポスコや現代製鉄はそれで窮地に陥ると。しかし、コストを下げるのはコロナ不況では当たり前だしな。
>スプレッド(製品と原材料価格の差)が悪化し、国内の鉄鋼メーカーは今年第2四半期の最悪の実績を予告している。 昨年第4四半期に20年ぶりに第1四半期赤字を記録した現代製鉄は、3期連続赤字を記録する見通しだ。 金融情報会社のエフアンドガイドによると、ポスコの第2四半期の営業利益の予測値は4392億ウォンと、15年第4四半期以降最も少ないものと見られる。
さすがにポスコが潰れるとは思えないが、コロナより、中国勢が脅威なら、これはコロナ後だからといって売上が伸びるわけではないと。
このように造船と鉄鋼を見てきたが、結局、韓国企業にとってはコロナだけではなく、中国企業が存在する限り、淘汰されていくのも時間の問題てことだ。LNG船はまだ韓国の技術が上ニダといったところで、液晶ディスプレイの結果を見ればわかる。数年後には追いつかれてる。
日本の技術をパクって、薄利多売商法でやってきた韓国企業だが、そろそろメッキが剥がれてきた。造船や鉄鋼だけではなく、韓国の技術は中国に全て取って代わられる。それが時代の流れだ。
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韓国経済、【知ってた】韓国造船業と韓国鉄鋼業、中国の追撃で赤信号
揺れる「LNG船」最強国韓国…受注戦で相次いで中国に「苦渋」
いつのまにか中国がじわりじわり
韓国「LNG船独走」終わった
先月カタール プロジェクト引き続き
ロシア発注半分も中国に渡す
韓国の液化天然ガス(LNG)船の独走が揺らいでいる。 カタールLNGプロジェクトに続き、ロシアのLNGプロジェクトまで半分を中国に渡した。 半導体、ディスプレイだけでなく、造船や鉄鋼など製造業全般で中国企業の攻勢が強まっている。
22日、外信と造船業界によると、ロシア国営エネルギー会社ノヴァテクが発注したLNG船10隻のうち、中国の湖東中華造船所が5隻を獲得した。
大宇造船海洋も5隻を受注したが、全量受注に自信を持っていた韓国造船業界は衝撃に陥った。 2014年の第1次プロジェクトでは、韓国が15隻をすべて受注した。 湖東中華造船所は先月も韓国が「総なめ」受注するという予想に反し、カタール・ペトロリアム(QP)と16隻規模のLNG船建造契約を結んだ。
LNG船市場はここ数年、韓国が80-90%のシェアを維持し、ほぼ独占してきた。 韓国の造船会社はタンカーを中国に渡し、1隻当たりの価格が約2億ドル(約2500億ウォン)に達する高付加価値LNG船に集中してきたが、この市場まで中国が食い込んだのだ。
鉄鋼業界も同様だ。 新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響でポスコなどが減産を検討しているが、中国の鉄鋼企業は生産量を増やして「チキンゲーム」に乗り出した。 現代製鉄は3期連続の赤字が予想される。 鉄鋼業界の関係者は「中国企業が政府の景気浮揚期待で生産量を増やしている」とし「コロナ19でグローバル競合企業の体力が弱まった隙を狙ったものなのでさらに脅威的だ」と述べた。
■鉄鋼・造船CEOの悲鳴「中国物量攻勢で生存危機に追い込まれる」
■危機の鉄鋼・造船産業…中国メーカーだけが増産に乗り出す
「韓国の鉄鋼企業にとって最大の脅威は中国の物量攻勢です。」
15日、ソウル世宗大路の大韓商工会議所で開かれた「ポストコロナ産業戦略会議」でポスコのチェ・ジョンウ会長、現代製鉄のアン・ドンイル社長ら鉄鋼業界の最高経営者(CEO)は「最近の鉄鋼業界の最大の悩みは中国」と述べた。 CEOは「新型コロナウイルス感染症で世界の鉄鋼メーカーが減産に乗り出した状況で中国だけが生産を増やしている。 このまま行けば、韓国鉄鋼メーカーの生存が岐路に立たされるだろう」と口を揃えた。
■物量攻勢に減産効果、水の泡
コロナ19で鉄鋼業界の生態系が再び揺らいでいるという分析だ。 自動車生産と船舶発注が減少し、鉄鋼需要が急減すると、世界の主要鉄鋼会社は相次いで減産に入った。 ポスコも12年ぶりの減産を検討している。 しかし、真っ先にコロナ19打撃から脱した中国が生産量を増やすと、減産効果は水の泡となった。 世界鉄鋼協会によると、今年第1四半期の中国の粗鋼生産量は前年同期比1.4%増の2万3367トンだった。 先月、中国の鉄鉱石の輸入も前年同期比18.5%増加した。 中国政府が、コロナ19による景気低迷を克服するため、強力な景気刺激策を打ち出すものと予想し、生産量を大幅に増やしたと分析される。
中国は、建設やインフラが全体鉄鋼需要の50%以上を占める発展途上国だけに、政策効果で鉄鋼需要が増えることもありうるが、韓国は状況が異なる。 韓国が強みを持つ自動車鋼板の需要反発は、まだ予測出来ない状況だ。
泣き面に蜂で、中国製鉄所の増産に原材料価格まで跳ね上がっている。 現在、鉄鉱石の価格は1トン当たり97.5ドルで、9ヵ月ぶりに100ドル突破を目前にしている。 コロナ19が本格的に流行し始めた1月末より22.6%上昇した。 ポスコ(旧浦項製鉄)と現代製鉄は今年初め、鉄鋼価格の引き上げを予告したが、自動車・造船会社は「自分のことで精一杯」と難色を示している。 現代製鉄は「今年2月、自動車鋼板価格を1トン当たり3万ウォン引き上げてほしいと要求したが、足踏み状態だ」と明らかにした。 鉄鋼業界の関係者は「国内市場にもすぐ安い中国産鉄鋼製品が押し寄せる」とし「国内メーカーの交渉力が弱まるしかない」と懸念した。
スプレッド(製品と原材料価格の差)が悪化し、国内の鉄鋼メーカーは今年第2四半期の最悪の実績を予告している。 昨年第4四半期に20年ぶりに第1四半期赤字を記録した現代製鉄は、3期連続赤字を記録する見通しだ。 金融情報会社のエフアンドガイドによると、ポスコの第2四半期の営業利益の予測値は4392億ウォンと、15年第4四半期以降最も少ないものと見られる。
鉄鋼業界は非常経営に入った。 現代製鉄はソウル蚕院洞の社屋を売却することにし、鋼管事業部の売却、鍛造事業の分社化などを検討している。
■造船も中国追撃に赤信号
造船業界も中国の攻勢に危機感を感じている。 昨年まで世界第1位の半導体のように「液化天然ガス(LNG)船の超格差」に自信を持っていたが、今年相次いで中国に大規模なLNG船受注を奪われ、緊張している雰囲気だ。
グローバル造船・海運分析機関のクラークソンによると、中国の造船会社は今年272万CGT(標準貨物船換算トン数)を受注し、韓国(73万CGT)と日本(49万CGT)を大きく引き離し、1位を走っている。 韓国は、期待していたLNG船の受注に失敗し、中国に遅れを取っている。
中国がカタールLNGプロジェクトに続き、ロシアLNGプロジェクトを獲得した背景には、莫大な資本力があるという分析が出ている。 中国は大気汚染を減らすため、石炭発電を減らし、その代わり地道にLNGを増やしている。 ガス田を開発してLNGを売らなければならないカタールとロシアが、最大顧客の中国の機嫌を伺うしかないという指摘だ。
造船業界は、「中国のLNG船建造能力には限界がある」とし、今年残りの物量の受注に自信を示した。 中国の造船会社は数年前から韓国に追いつくために努力しているが、技術力の限界を露呈しているという分析によるものだ。 造船業界の関係者は「中国がLNG船建造の経験を積み続ければ、韓国との技術力の格差が予想より早く縮まる可能性がある」と懸念を示した。
中国がLNG船の受注をしたのには、ロシアの都合ってのがあるかと思います。
現在中国はPM2.5対策で石炭発電からLNG発電へと移行していたかと思うので、ロシアとしてはLNGの購入との抱き合わせで発注した可能性はあるかと思う。
あとは経験を積み技術を獲得すれば資金力が有利な中国に韓国は勝てなくなるでしょうね!
韓国で仕事が減れば、中国は技術者を韓国から輸入しやすくなりますから技術差もすぐに埋まるだろうしね!!
中国、韓国の鉄鋼過剰生産で、鉄鋼がだぶついて、価格低下に歯止めが掛からないので、原料高とはいえ、値上げは難しいでしょう。一方、造船はウオン安頼みで、韓国が中国と安値受注で競い、日本は劣勢ですね。取敢えず日本もLNG船の受注が欲しいですね…。ただ、年末には未曾有の好景気と予想していますから安値受注は避けたいですね!