韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1303.56→日銀会合規制緩和見送りでウォン安爆速!

韓国証券市場 先ほど、日銀会合があったので今回はその速報を取り上げる。

日銀は19日の金融政策決定会合で、現状の大規模な金融緩和の維持を決めた。最近の物価上昇率は日銀が目標とする年2%を大幅に上回っているが、賃金上昇を伴った安定的・持続的な上昇には至っていないと判断した。

金融機関が日銀に預ける預金の一部にマイナス0・1%の金利を適用する政策は維持する。長期金利の誘導目標を「0%程度」とし、1・0%を一定程度超えることを認める「イールドカーブ・コントロール(YCC)」も継続する。

金融市場では「(緩和からの)正常化に向けた一歩」として、日銀が早期にマイナス金利政策を解除するのではないかという観測が出ていた。植田和男総裁が7日の参院財政金融委員会で「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」と発言したことがきっかけだ。

一方、日銀は政策修正の判断材料として賃金の上昇の程度を見極めるため、2024年の春闘の動きを重要視している。今回の会合では現行の緩和策の維持が適切と判断したもようだ。

植田総裁は19日午後に記者会見し、政策を維持した理由を説明する。

日銀、マイナス金利など金融緩和を維持 政策決定会合 (msn.com)

このように、こちらの予測通り、日銀は従来の政策維持を決定した。つまり、早期にマイナス金利政策を解除するのではないかという観測は正しくなかったと。しかし、植田総裁の発言だけで、ドル円が一時的に140円台まであがったのだ。そして、今はいくらだ。チャートを見たら笑える。

これ1日の円の動きだ。朝の9時には142円だったが、今はもう144円だ。どれだけマイナス金利解除されると思っていたんだよ。さすがに実質賃金もあがってない。GDPの成長率も芳しくないのに動くわけない。来年の賃上げを見てからではないか。

それで日経平均は33,219円39銭。プラス460円41銭。日銀が動かなくて円安。日経平均は33000円を回復。TOPIXは2333.81。プラス16.95ポイント。

このように日銀会合は終わって円は急降下。そして、ウォンも急降下である。

では、ウォン動向を見ていこう。

開幕は1303.56。せっかく昨日、必死に1300を押さえつけていたのに突破されたのか。

では、チャートをどうぞ。

開幕は1303。それからウォンは韓銀砲で1300奪還を目指したが跳ね返される。しかも、日銀会合のニュースが出てきて円は急降下。そして、ウォンも釣られて売られていく。

12時頃には1308ウォン。それから韓銀砲を撃つも、さすがに厳しいようで1304ウォンまであげたあと、徐々に下がっていく。

結果は1307.8。10.6ウォン安。今日はフルボッコだったと。

■2023年12月19日の韓国証券市場

コスダック指数 7.34ポイント,上昇、 858.30、(終値)
総合株価指数 1.69ポイント,上昇、 2568.55、(終値)
ウォン・ドル相場 10.6ウォン安 1307.8、(終値)

■投資主体別売買動向

23.12.19312-952700

個人が312億で、買い。外国人が952億で、売り。機関が700億で、買い。

個人と機関が買い。外国人が売り。

■韓国債と社債の利回り

国債(1年)3.487プラス0.004
国債(3年)3.296プラス0.019
国債(5年)3.307プラス0.006
国債(10年)3.328マイナス0.008
社債(AA-、無担保3年債)4.022プラス0.017
社債(BBB-、無担保3年債)10.482プラス0.018
CD(91日間)3.8300
CP (91 日)4.270マイナス0.010

今回の金利はほとんどかわってないと。

■気になるニュース

今回のニュースは韓国企業の荷物を積んだブルガリアの貨物船がソマリア海賊に襲われたそうだ。

では、記事を引用しよう。

【ソウル聯合ニュース】韓国企業の商品を積んだブルガリアのばら積み船が、中東イエメンの南のアラビア海で乗っ取られていたことが18日、分かった。

AP通信によると、この船が14日(現地時間)にアラビア海から送った救助要請の信号を英海軍関連機関の英国海運貿易オペレーション(UKMTO)がキャッチした。イエメンのソコトラ島近くを航行中に正体不明の6人が乗り込んできたという。

 韓国の海運、鉄鋼関係者は、同船はマルタ船籍の4万トン級のばら積み船で、ブルガリア国籍の船主が運用していると伝えた。韓国海運大手HMMの依頼で、韓国鉄鋼メーカーが東欧に輸出する鉄鉱石などを積んでいた。船の規模が小さいことから輸送量はさほど大きくないとされる。

 ブルガリアの海運大手も、このばら積み船との通信が途絶えたため国際機関と協力していると明らかにした。同国の報道では船員の国籍はブルガリアまたはミャンマーで、韓国人はいない。

 業界専門誌によると、同船は韓国を出発し、シンガポール経由でトルコ・ゲムリックに向かっていたようだ。

 インド海軍が海賊対策の巡視船と航空機を派遣したところ、船はアフリカのソマリアへ向かっていた。AP通信は、犯行声明はないもののソマリアの海賊による可能性が高いと報じた。

 周辺海域での海賊行為はしばらく収まっていたが、ソマリアや中東の情勢緊迫化に伴い再び活発化しつつある。

韓国企業の荷を積んだ貨物船 イエメン近海で乗っ取り | 聯合ニュース (yna.co.kr)

イスラエルとハマスの戦争で中東情勢悪化で海賊行為が活発化しつつあると。現代に海賊っていうのは不思議な話だが、気になる話題ではあるな。

国債(1年) 3.487 プラス0.004
国債(3年) 3.296 プラス0.019
国債(5年) 3.307 プラス0.006
国債(10年) 3.328 マイナス0.008
社債(AA-、無担保3年債) 4.022 プラス0.017
社債(BBB-、無担保3年債) 10.482 プラス0.018
CD(91日間) 3.830 0
CP (91 日) 4.270 マイナス0.010

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