韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1359.82→チュソク明けに超フルボッコ!コスピたんも息してない!

韓国証券市場 韓国もチュソクが終わり、今日から証券市場が開いてるのだが、その開催はまさに地獄となった。ウォンが1360ウォンまで墜ちていけば、コスピは2400寸前である。しかし、そんなこと言っている場合ではない。なぜなら、日本で二つの大きな金融イベントが起きている。

まず、昨日の夜に円が150円を超えた。そして、次の瞬間に147円まで上がった。政府は介入をノーコメントしたが、日銀砲が撃たれたのだろう。問題はその後、149円まで戻っていることだ。3円程度の日銀砲では円安を防ぐには難しいてことか。もう一つは日経平均だ。なんと1日で700円も下がった。理由は昨日と同じだ。

では、日経平均から見ていこう。

日経平均は30,526円88銭。マイナス711円06銭。TOPIXは2218.89。マイナス58.58ポイント。

このようにアメリカの長期金利が上昇していることで、日本国債の金利まで上昇しており、それによって資金調達コストが上昇ということで株が売られている。もう、3万円も見えてきたという。しかし、今の日本じゃ難しいよなあ。

それではウォン動向を見ていこうか。

開幕は1359.82。

では、チャートをどうぞ。

今日から市場が開いたわけだが、時間外も追ってきていたのでこちらはあまり変化はない。それでスタートからウォンはフルボッコだ。ところが、韓銀だって休み明けに大惨事は避けたい。超韓銀砲だ。どーん。

これで一時的には1358ウォンまで上げた。だが、弱い弱すぎる。そんなへなちょこ砲は午前中にかき消された。12時には1362ウォンである。

韓銀も午後も必死に1360防衛線に挑むが、明らかに今日は分が悪い。コスピもただ下がりなので、ウォンだけに介入して上げている場合じゃない。しかも、最後は1360突破されて終わりだ。

結果は1363.5。14.2ウォン安だ。いやあ、連休明けたらボコボコでしたね。コスピたんが息してないという。でも、連休明けだから、まだまだ下がるだろうな。

■2023年10月4日の韓国証券市場

コスダック指数 33.62ポイント、下降、 807.40、(終値)
総合株価指数 59.38ポイント、下降、 2405.69、(終値)
ウォン・ドル相場 14.2ウォン安 1363.5、(終値)

■投資主体別売買動向

23.10.048,336-3,987-4,695

個人が8336億で、買い。外国人が3987億で、売り。機関が4695億で、売り。

個人が買い。外国人と機関が売り。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.757プラス0.096
国庫債券(3年)4.108プラス0.224
国庫債券(5年)4.203プラス0.261
国庫債券(10年)4.351プラス0.321
会社債(AA-、無保証3年)4.871プラス0.213
会社債(BBB-、無保証3年)11.281プラス0.208
CD(91日)3.840プラス0.010
CP(91日)4.050プラス0.010
国民住宅1種(5年)4.526プラス0.266

米国債10年利回りの金利が4.8%台。こうなる結果は予想していたが酷いものだな。連休明けに地獄なのはウォンやコスピだけではない。金利もそうだ。まず、お目にかかれない金利の上げ方である。0.3%も一度に上がってるのだ。

■ドル円

朝の7時は149.900。さすがに150円で日銀砲が飛んでくるので、もう、しばらくは150円付くことはないだろうが、149円辺りが限界だろうか。17時半現在は149円付近だ。

■気になるニュース

気になるニュースがはいってきた。ロイターによると。中国の不動産開発会社、中駿集団(SCEグループがデフォルトしたようだ。つまり、恒大や碧桂園と同じように綱渡りが始まったわけだ。

[香港 4日 ロイター] – 中国の不動産開発会社、中駿集団(SCEグループ)(1966.HK)は4日、協調融資の元利金の支払いが滞ったことが原因でドル建て社債がデフォルト(債務不履行)に陥ったと発表した。全ての債務を網羅する解決策を探る考えを示した。

中国の不動産部門では外貨建て債がデフォルトに陥り、債務再編の検討に着手する企業が相次いでいる。しかし、再編条件を発表した企業はほんの一握りにとどまっている。

SCEは開示資料で総額18億ドル相当のドル建て債4本の取引を5日から停止すると表明。

同社の現金および預金の手元流動資金は足元や将来的な債務履行に十分でない可能性があるとした。

協調融資は分割返済の元利金6100万ドルの支払いができなかったいう。この結果、他の債権者から繰り上げ返済を要求される可能性があるとした。ただ、まだそのような要求はないという。

https://jp.reuters.com/markets/bonds/TZV6WJLZ3FJWVHV7HY56UUTL7M-2023-10-04/

このように中国不動産は既に死に体だ。デフォルト回避をいつまでできるのか。見物であるな。

国庫債券(1年) 3.757 プラス0.096
国庫債券(3年) 4.108 プラス0.224
国庫債券(5年) 4.203 プラス0.261
国庫債券(10年) 4.351 プラス0.321
会社債(AA-、無保証3年) 4.871 プラス0.213
会社債(BBB-、無保証3年) 11.281 プラス0.208
CD(91日) 3.840 プラス0.010
CP(91日) 4.050 プラス0.010
国民住宅1種(5年) 4.526 プラス0.266

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