韓国証券市場 梅雨開けから酷暑と変わり、気がついたらそろそろ月末ということになり、いつもの月末のウォンレート予想がやってくる。今回は31日が月曜日なので、この31日の24時が月末のウォンレートの数値となる。明日ぐらいにアンケートを作成するので気軽に参加してほしい。ただ、今回、忘れてはいけないのが7月27日のFOMCによる政策金利決定だ。
だから、正直、迷っているんだよな。難易度下げるならFOMC後にしたほうがいいが、それだと4日間ぐらいしかない。ただ、FOMC前だと難易度は飛躍的に上がる。まあ、7月は0.25%利上げだと思うが、それでどう市場が反応するかは未知数だ。まあ、どうするかは後で考えたいと思う。
まずはダウや日経平均を見ておこうか。
ダウは35,411ドル24セント。プラス183.55ドル。先週からの強い動きは顕在だ。消費の底堅さがダウを牽引している。ただ、各種PMIはいくつか落ちているんだよな。これは見ておくか。
製造業PMI(購買担当者景気指数)(前回・予想・結果)
46.3 46.1 49.0
サービス業PMI(購買担当者景気指数)
54.4 54.2 52.4
コンポジットPMI(購買担当者景気指数)
53.2 52.9 52.0
このように製造業PMIは市場予想を上回った。これは製造業が勢いを取り戻す可能性がある。その反面、サービス業PMIは落ちてしまった。さらにコンポジットPMIも52.0と落ちているので景気拡大というよりは景気後退が間近に迫ってるように思える。
それで日経平均だが、32,682円51銭。-18円43銭。TOPIXは2,285.38ポイント。プラス4.20ポイント。
このように日経平均は少し下げている。ダウが好調であったが、この先の指標を様子見といったところか。
では、ウォン動向を見ていこうか。
スタート値は1280.48。ギリギリソロウォン宙域圏内だが、ここから抜け出せるのか。
では、チャートをどうぞ。
開幕は1280。ここからウォンはいきなりのフルボッコタイムだ。そっこう1285ウォン付近まで吹き飛ばされる。しかし、ここで揉み合い。1285ウォンに行かせないと韓銀が粘る。しかも、1時間後には韓銀砲で1280ウォン奪還だ。月末に近づいており、FOMCがあるなら、ウォンは出来るだけ上げておきたい。そういう意味ではドルを使って為替介入してくる時期ともいえる。
12時頃には1279ウォン。これでも開幕とたいした差はないのだが、そこで揉み合いとなる。14時前には1280ウォン突破されるも、最後も韓銀砲で押し返す。
結果は1275.4。終わり近くで韓銀砲を撃ち込んで1275ウォンとか。韓銀は本気のようだ。
■2023年7月25日の韓国証券市場の結果
コスダック指数 10.06ポイント、上昇、 939.96、(終値)
総合株価指数 7.93ポイント、上昇、 2636.46、(終値)
ウォン・ドル相場 4.5ウォン高 1275.4、(終値)
■投資主体別売買動向
23.07.25 | 13,732 | -13,595 | -693 |
個人が13732億で、買い。外国人が13595億で、売り。機関が693億で、売り。
個人が買い。外国人と機関が売り。なかなか大きな規模になってるが、外国人が売りすぎだろう。
■韓国債と社債の利回り
今回は全体的に金利が上がっている。
■ドル円
朝の7時は141.423。そこから141.216まで12時頃まであげるが、結局は売られていき、16時過ぎには141.517まで下がる。そして、17時20分頃には141.387。
■気になるニュース
どうやら、Netflixで視聴率測定方法を変更されて、日本のランキングから韓国ドラマ消えるというニュースがある。これが本当なのか。こちらもNetflixの視聴者なので調べてみた。
因みにどういう変更されたかというと。
従来は累計視聴時間でランキングを決める。話数や1話当たりの放送時間が多いドラマが有利になり、1話が24分程度のアニメは不利になる。
ルール変更後は、「累計視聴時間」÷「1話から最終話までの合計時間」の数字でランキングを決めるようになった。
それで今のランキング上位を確認したのだが、韓国ドラマが完全に消えたわけではない。5位や10位にランクインしている。このやり方が続けば、韓国ドラマがランキングから消えていくことになるのか。まあ、こちらは毎日ランキングチェックしておく。
因みに新作アニメが色々と出てきてる。こちらのオススメは、文豪ストレイドッグス、終末のワルキューレ、るろうに剣心(新作)といったところだ。しかも、もうすぐ刃牙の続きも公開されるので、8月はアニメ三昧かもしれない。