韓国証券市場 ドル円が139円台を付けているのに、ウォンだけが逆の動きをしている。明らかに介入以外に考えられないわけだが、それでもソロウォンを抜けるのは容易ではない。そして、月末を控えており、ここからどのような動きとなるのか。注目したい。
昨日、時間外で1320を突破されて再び、ミネバ様がソロウォンを離脱したのだが、その時間外でまたお戻りになった。そんなことが繰り返されており、結局、無理なウォン上げは成功しないてことだ。潔くウォン・ザム出撃の1350まで進めてくれ。もう、中尉が可哀想そうだろう。オレはいくつハンバーガーを食べれば良いんだよ。
といったところで今日も開幕から見ていこう。
スタート値は1318.22。
それではチャートをどうぞ。
開幕からしばらくはほとんどチャートは動かない.狭い範囲での殴り合いが続く。ウォンが動いたのは10時半頃だ。ここからいきなり昇龍拳だ。1320を突破してそのまま1324ウォンまで吹き飛んだ。しかも、ここから抵抗らしきものが見当たらない。
12時頃に1324。ただ、1325で蓋をしているようでこれ以上はなかなか下がらない。防衛ラインを下げて守るのは良いが、1325ウォンは中途半端だ。
結果は1326.0。8.6ウォン安。最後は1325を突破されたようだ。
■2023年5月25日の韓国証券市場
ウォン・ドル相場 8.6ウォン安 1326.0、(終値)
総合株価指数 12.76ポイント、下降、 2554.69、(終値)
コスダック指数 7.74ポイント、下降、 847.72、(終値)
■投資主体別売買動向
23.05.25 | 3,794 | 2,076 | -5,923 |
個人が3794億で、買い。外国人が2076億で、買い。機関が5923億で、売り。
個人と外国人が買い。機関が売り。
■韓国債と社債の利回り
今回は韓国債も社債も金利が急上昇している。これは韓銀が金利凍結を決めたからだ。つまり、米韓金利差は1.75%がそのままとなる。6月に米金利が0.25%上がったらどうするんだろうな。市場の反応は明らかに凍結したことで金利上げとなっている。
■日経平均とTOPIX
日経平均は30,801円13銭。プラス118円45銭。TOPIXは2146.15。マイナス6.25ポイント。
■ドル円
朝の7時は139.434。そこから138円まで一時的に上がるのだが、すぐに押し戻される。そして、今度は139.675と。いよいよ140円が見えてきたという。
■気になるニュース
どうやら日本の海上自衛隊の護衛艦が今月末に韓国・ 釜山プサン 港に入港させる方向で調整しているそうだ。もちろん、旭日旗を掲げてである。でも、海上自衛隊の旗は旭日旗に似ているが別のものだったから大丈夫だよな。読売新聞は心配しなくていい。では、記事を引用しよう。
日韓両政府は、韓国政府主催の多国間訓練に参加する海上自衛隊の護衛艦について、今月末にも自衛艦旗( 旭日旗きょくじつき )を掲げて韓国・ 釜山プサン 港に入港させる方向で調整に入った。韓国の 尹錫悦ユンソンニョル 政権との間での日韓関係改善の流れを受けたもので、両国は更なる防衛交流の促進につなげたい考えだ。
複数の日韓両政府関係者が明らかにした。韓国の 文在寅ムンジェイン 前政権は、旭日旗を一方的に問題視し、掲揚自粛を求めていた。入港が実現すれば、韓国による自衛艦旗への対応が、国際ルールに沿った形に戻ることになる。
訓練は5月31日、韓国南部・ 済州島チェジュド 沖で実施予定だ。各国海軍が連携して大量破壊兵器の拡散を防ぐ「海上阻止」を目的に行い、米軍や豪州軍も参加する。海自護衛艦はこの訓練の前後に、自衛艦旗を掲げて釜山港に入り、海自幹部が各国関係者と交流する計画だ。
国際ルールでは、自衛隊を含む軍艦艇は国籍を示す「外部標識」を掲示する必要がある。
自衛隊法は、自衛隊の艦艇に、その役割を果たす自衛艦旗の掲揚を義務づけている。ただ2018年、当時の文政権が韓国主催の国際観艦式に海自を招待する際、掲揚を控えるよう求め、反発した海自が参加を見送っていた。韓国では、文政権の支持基盤だった左派系を中心に、旭日旗を「日本の軍国主義の象徴」と見なし、「戦犯旗」として批判する声がある。18年12月には、韓国海軍駆逐艦による海自哨戒機への火器管制レーダー照射問題も発生し、日韓の防衛協力が急速に冷え込んだ。
日本政府は「戦犯旗」批判は不当との立場を繰り返し韓国側に伝えてきた。韓国も、08年の観艦式などでは自衛艦旗の掲揚を認めている。対日関係の立て直しを進める韓国の尹政権は、政治色がにじむ一連の経緯や対北朝鮮での連携の必要性を踏まえ、掲揚を認めるのが妥当と判断した。
6月初旬には、シンガポールでの国際会議に合わせた日韓防衛相会談が予定される。残る懸案のレーダー照射問題について、早期収拾を目指す方針を確認する見通しだ。
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それよりも、FCレーダー照射の件をうやむやにしないでほしいぞ。
時間外ですが1,326ウォンあたりまで押されていますか。
時限爆弾のように、じんわりとウォン安が進んでいるようですね。
さて、この流れが止められるのはいつのことか。
アメリカで株が売られて、債権の金利が上昇したので、案の定、韓国はトリプル安となった。韓国のPPIが発表され、予想の2.3%に対して1.6%となったが、3月~4月中旬は、大規模な為替介入を行い1ドル1300を切っていたし、電気料金も据え置いていたので、見かけ上数値が低下して当然といえる。
中ゴキのマイクロンへの制裁を受けて、何と韓国の産業通商資源部次官が、「私たちに向けられた措置でもない。各企業が判断すればいい」と発言した。これで、6月で韓国の為替操作国の再指定がほぼ確定的になった(気がする)。そうなれば、GDPの二桁マイナス成長も夢ではない。