韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1317.73→米CPI鈍化で時間外で1320奪還したのに終わったら元通り!

昨日、こちらは米CPIが21時半に発表されるのをウォンウォッチしながら待っていた。それをまずは振り返ろう。

21時頃には1320ウォン付近で推移しており、米CPI発表直前には1325ウォン。

そして、予想通り、米CPI発表に合わせて超韓銀砲だ。どーん。

わずか15分足らずで1318ウォンまで上昇。さらに22時15分には1315ウォンだ。まあ、これはあからさまな介入だと思われるが、そこからウォンはどう推移したか。

24時前には1320ウォンに逆戻り。しかし、そこからあがっていく。これは円の動きとともに連動している。

そして、朝の7時頃には1317ウォンだった。開幕もこの付近から始まる。

今日のポイントは米CPI発表でウォンがどこまで上げられるか。1320防衛ってところだろうか。

では、開幕から見ていこうか。

スタート値は1317.73。

では、チャートをどうぞ。

開幕は1317。しばらくはこの付近で揉み合い。今日は韓銀のターンか。だが、それは間違いだ。ウォンはここから急変する。

その兆候が現れたのは10時半頃だ。ウォンは徐々に下がりだし、11時には1320ウォンを突破。またミネバ様がソロウォンから脱出。まだまだ下がっていく。

12時には1322ウォン。さらにウォンは下がり続けて、13時前には1324ウォン付近で落ちた。あれ?米CPI発表前と同じじゃないか。さすがにここからは少し反発するが、市場が終わる直前に再び急降下だ。

結果は1326.3。1.5ウォン安。なんと、米CPI鈍化した好材料にもかかわらず、逆にウォン安が進んでしまう展開となった。本当、弾幕薄いぞ。何やってんの~。

しかも、時間外、17時20分に1330ウォンを超えたじゃないか。中尉がまたハンバーガーを食べるのか。

■2023年5月11日の韓国証券市場

コスダック指数 5.20ポイント▼ 824.54(終値)
総合株価指数 5.51ポイント▼ 2491.00(終値)
ウォン・ドル相場 1.5ウォン安 1326.3(終値)

■投資主体別売買動向

23.05.11-8511848

個人が851億で、うり。外国人が1億で、買い。機関が848億で、買い。

個人が売り。外国人と機関が買い。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.344マイナス0.009
国庫債券(3年)3.220マイナス0.053
国庫債券(5年)3.205マイナス0.053
国庫債券(10年)3.292マイナス0.049
会社債(AA-、無保証3年)4.032マイナス0.054
会社債(BBB-、無保証3年)10.415マイナス0.053
CD(91日)3.600プラス0.010
CP(91日)3.9700

韓国債と社債の金利は下落。米国10年債利回りは3.423%。そんなに大きくはかわらない。

■日経平均とTOPIX

日経平均は29,126円72銭。プラス4円54銭。TOPIXは2083.09。マイナス2.82ポイント。

トヨタはどうか。どうやらー0.80%下がっている。利益は原材料価格高騰で減少したが、悪くない決算だと思うけどな。

■ドル円

朝の7時には134.429。そこからあがって9時23分に133.906まで行くが、結局、下げていく。きがついたら17時過ぎには134.664だ。

■気になるニュース

アシアナ航空の機内食に硬い異物が混入し、機内食を食べた乗客が歯を損傷していたことが分かった。韓国の航空業界が10日、明らかにした。

先日、韓国のアシアナ航空で整備不良なのか。燃料不足か知らないが、260人の乗客の荷物を全て運ばずにイギリスから韓国に戻ってきたアシアナ航空。しかも、事前に知らせない。補償もしないという徹底ぶりの斜め上だった。

だが、まただ。なんと、今度は機内食に異物混入である。さすがコリアクオリティだな。では、記事を引用しよう。

アシアナ航空の機内食に硬い異物が混入し、機内食を食べた乗客が歯を損傷していたことが分かった。韓国の航空業界が10日、明らかにした。

被害を訴えているのは乗客のAさん。先月16日にホノルル発仁川行きのアシアナ航空OZ231便に搭乗し、機内食のビビンバを食べたところ歯が3本損傷したという。Aさんは9日、このトラブルをインターネットのコミュニティーサイトに投稿した。

 Aさんは「いつものように中身を特に確認せず、(ビビンバの)写真を簡単に撮って混ぜて食べたが、口の中で音がしたので驚いて吐き出したら、噛んだ異物の破片が(あった)」と説明した。Aさんによると、異物はコーヒーカップの破片のようなものだという。Aさんが投稿した写真を見ると、ビビンバの豆もやしの上に異物があるのが分かる。このビビンバはハワイの機内食製造業者が作ってアシアナ航空に供給していることが分かった。

 アシアナ航空は、Aさんと歯の治療費の補償などについて話し合っており、異物混入の経緯については社内で調査を進めているという。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/10/2023051080234.html

なんと。コーヒーカップの破片らしい。機内食はハワイの製造業者が作っているそうだが、どう考えても、カップの欠片混入はあり得ない。ヤバいだろう。しかも、それ1食だけという。どうなってるんだろうな。まあ、アシアナ航空の機内食はサービスでコーヒーカップの欠片をサービスで混入させてくれるようだ。実に不愉快なサービスだよな。しかも、歯が割れたとか酷いよな。

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ライダイハン
2023年5月12日 03:27

CPIの発表とともに、韓銀砲も発射され、1325→1316まで上げた。しかし、4.9%では、まだ高く(コア指数は前年比5.5%の上昇)、6月のCPIが4%前半(または4%を切る)状況でなければ、少なくとも、もう1回0.25%の利上げ(2回の可能性も)はある。夕方からマーケの当然の反撃を受け、ついに1334までウォンニャスが進んだ。
それから、面白いのが韓国のM2マネーサプライが急激に減少し、今やムン君時代の史上最低金利のころよりも少なくなっている。つまり、市場に出回っている現金が足らない状態になっている。こうなると、利下げが必要となるが、利下げをすれば、当然、ウォンニャスが進む。1ドル1500ウォンは、ありえないことのように思われるが、仮に韓銀が0.25%の利下げを2回行えば、余裕で突破することになると思う。韓銀が、野村証券が予想したように、どのタイミングで利下げを発表することになるか?野村の予想が正しければ、韓国のGDPのマイナス成長も見えてくる。

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