韓国証券市場 先週、ウォンは1300に到達したわけだが､時間外でなんとか1290ウォン台に戻して終わった。しかし、米国の利上げが確実視された以上、ウォン売りの流れを食い止めるのは難しい。いくら韓銀が必死に介入しても無駄にドルを消費するだけである。
もっとも、このまま抵抗せずに撃たれ放題というのも面白くない。祭りは盛大に楽しんでこそだ。今週、ソロウォン定着となるのか。週明けから見逃せない1日となった。
では、開幕から見ていこうか。
スタート値は1296.83。
では、チャートをどうぞ。
開幕からいきなりのピンチ。このまま1300ウォンまで落ちるのか。そんなことはさせないとばかりに韓銀砲だ。どーん。1299ウォンで食い止めて、また下がりそうになった韓銀砲を撃つ。これが何度も繰り返された。
なかなか、盛大にドルで撃ち合ってるようだが、全然、危険ラインから逃れることができない。頑張ってあげても1295ウォン程度で午前が終了した。
では、後半はどうか。昼から韓銀が仕掛けて一気に1290奪還を目指す。しかし、1293ウォンで食い止められる。そして、そのまま反撃を受けて押し戻される。
結果は1294.5。5ウォン高。今日はなんとか持ちこたえたと。
■2023年2月20日の韓国証券市場の結果
コスダック指数 13.27ポイント､上昇、 788.89、(終値)
総合株価指数 3.91ポイント､上昇、 2455.12、(終値)
ウォン・ドル相場 5.0ウォン高 1294.5、(終値)
■投資主体別売買動向
| 3.02.20 | 935 | -3,120 | 1,728 |
個人が935億で､買い。外国人が3120億で、売り。機関が1728億で､買い。
個人と機関が買い。外国人が売りと。
■韓国債と社債の利回り
先週、大幅に上がった金利だが、今日も小幅に上がっている。CPは逆に下がっているが。
しかも、面白いことに国債の金利がほとんど並んでいる。これはまだまだ荒れそうだな。
■日経平均とTOPIX
日経平均は27531円94銭。プラス18円81銭。TOPIXは1999.71。プラス7.78ポイント。
■ドル円
朝の7時に134.203。そこから徐々に下がり、134.526まで11時頃に下がるも､底から反発。13時頃には133.970と。18時前には134.350と。
■気になるニュース
今回ニュースは、韓国のユン大統領が「韓国版NASA」を作りたいそうだ。取りあえず、記事を見ていこうか。
韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が「韓国版NASA」を作りたいとして推進している、宇宙航空庁設立のための下絵が出来上がった。従来の政府組織運営や公務員の待遇と違って報酬上限を廃止し、組織を迅速かつ柔軟に運営できるようにするのが中心的な内容だ。韓国政府は、今月末の立法予告を経て今年上半期中の国会通過を目標にしている。
17日に大統領室と科学技術情報通信部（に相当。科技部）など関係部処（省庁に相当）が暫定的に確定させた「宇宙航空庁の設置および運営に関する特別法案」によると、中央行政機関として設置される宇宙航空庁は、宇宙航空関連の研究開発、政策樹立、産業育成、民軍・国際協力、人材育成、宇宙関連の国民安全確保機能を担当することになる。組織は庁長（1人）、次長（1人）、その下に1本部（1級相当の本部長）という体制でまずは発足する。
法案は「専門性に基づいた組織を立ち上げ、柔軟かつ自律的に運営しなければならない」という原則を盛り込んだ。これにより、宇宙航空庁長が本部所属のプロジェクト組織を迅速に構成・変更・解体できるようにした。政府組織の改編に数カ月かかるのとは違い、1週間以内にプロジェクト組織の改編ができるように、専門性中心の柔軟な組織として構成・運営するというわけだ。科技部は「未来の公務員組織の革新モデルを提示することにも重点を置いた」とコメントした。
最高の専門家を迎え入れるため国籍など各種の規制もなくし、報酬上限も廃止して破格の年俸を予告した。特別法案では、チーム長以上の全ての補職に民間の専門家を任期制公務員として採用できるようにしている。政府組織法が20％以下に制限している民間人比率を適用しないことで、特例を設けたのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a8af16b9c37a9912fba3746ae86862084c0b147
作るのは自由だが､韓国にそこまで重要な宇宙技術はあるのか。従来の政府組織運営や公務員の待遇と違って報酬上限を廃止しとかあるのが気になるよな。スカウトするときにいくらでも金を使っていいことなのか。優秀な人材を集めるために廃止のように思われるが、誰が好き好んで既に50年ほど遅れている韓国の宇宙技術にまともな人が集まるというんだ。
アメリカがお休みなので、チャンスだったのに、1293がやっと。ticdが更新されたが、予想外に韓国のアメリカ国債残高が1003億→1029億に微増していた。恐らくは、韓銀ではなく年金などの機関が購入したと思われる。それにしても、中ゴキの激減ぶりが凄い。1年前の1兆403億から8671億に減っている（日本の減り方も激しいが、売却しているとは限らない）。2022年の韓国の国民年金の運用利回りがマイナス8.47％を記録し、80兆ウォン（約8兆3000億円）に達する損失を記録した。1年前の1兆403億から8671億に減っている。まあ、あれだけKOSPIを上げるために介入したのだから、当然の結果。今年は、さらに運用が悪化する可能性が高い。これを回避するには、ウォンを売ってドルを買い、米国債を大量に購入するしかないね。そうすれば、高い利回りとウォンニャスで驚くほど増える。ロッテリアが、ゼンショーに売却された。売却額は明らかにされていないが、ロッテ財閥ですら現金が底をついていることが窺える。
そういえば、Wowkoreaのページを開いたら、「創価学会専門の仏壇仏具」の誓願堂という広告が出てくる。やはり、同じ詐欺を行う得体の知れない新興宗教という統一教会が韓国にあるという共通点があるので、広告を出しているのかな？