韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1222.26→FRBの追加利上げ0.25%と緩和されてウォンも一安心か

韓国証券市場 2月に入り、米国では今年、最初のFOMCが開催された。それで、市場の予想通り、FF金利を0.25%引きあげた。これで4.50~4.75%となった。韓国との金利差は、今、韓国が3.5%なので、1.25%と引き離されている。

ただ、ウォン動向は予想通りだったのでそこまで大きな動きはない。金利差は付いているが、ウォンが急に売られるような展開は見られない。でも、一年前よりは輸出も経済の状況も遙かに酷い状態なのに、ウォンレートだけが戻っている異質な状態だ。

こういう状態は長くは続かない。今の経済の動向からすれば1300,1400が妥当な水準だからな。それではウォン市場を振り返ろう。

開幕は1222.26。

では、チャートをどうぞ。

スタート値は1222.26。無事にFOMCも通過したので、念願だった1230も楽々突破。そのままウォンは1220ウォンも突破して、10時頃に1216ウォンまで上昇。そこから少し反発を受けるも、1220付近で動いている。12時頃には1220に押し戻されるも、そこから上昇だ。

これは1220に蓋をしたような動きだ。まあ、これ以上、ウォンを介入して上げる理由は大してないと思うが、韓銀は適正レート、1150~1200に戻したいらしいな。

結果は1220。11.0ウォン高。いきなりの10ウォン高となった。FOMCで利上げ緩和された影響だろう。

■2023年2月2日の韓国証券市場

コスダック指数 13.66ポイント、上昇、 764.62、(終値)
総合株価指数 19.08ポイント、上昇、 2468.88、(終値)
ウォン・ドル相場 11.0ウォン高 1220.3、(終値)

■投資主体別売買動向

23.02.02-3,5505,551-2,775

個人が3550億で、売り。外国人が5551億で、買い。機関が2775億で、売りとなった。

個人と機関が売り。外国人が買い。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.424マイナス0.023
国庫債券(3年)3.183マイナス0.080
国庫債券(5年)3.174マイナス0.069
国庫債券(10年)3.207マイナス0.032
会社債(AA-、無保証3年)4.177マイナス0.091
会社債(BBB-、無保証3年)10.423マイナス0.077
CD(91日)3.520マイナス0.070
CP(91日)4.430マイナス0.050

韓国債と社債の金利も一気に下がった。ただ、これでもまだまだ高い水準ではある。昨年のような水準に戻るのは相当な時間がかかりそうだな。

米国債10年利回りは3.4110%。どんどん下がっているな。

日経平均は27402円05銭。55円17銭。TOPIXは1,965.17。マイナス7.06ポイント。

■ドル円

朝の7時には128.950。FOMCでの利上げ緩和で円も上がっている。10時半頃には128.350まで上昇。それから反発して18時前には129円に戻ってるが、ここからさらに円安にするのは難しいだろうな。

■気になるNEWS

今回のニュースは、韓国で公開された映画「スラムダンク」の動員数が200万人を超えたとおいう。これ日本より動員数が多いような気がするな。よくわからないが、ノージャパンはどうしたんだ。引用しておこう。

韓国でも大ヒット中の日本のアニメ映画「THEFIRST SLAMDUNK」が1日、観客動員数200万人を突破しました。

井上雄彦さんの大人気漫画「SLAMDUNK」を原作とした映画「THEFIRST SLAMDUNK」は韓国では先月4日に公開され、1日に観客動員数200万人を突破しました。

ネット上では「スラムダンクの熱狂的なファン」を意味する「スルチンジャ」という言葉も流行するなど世代を越えたブームとなり、先月27日以降、チケット予約数で連日首位を飾っています。

百貨店にオープンした期間限定のグッズショップには連日長蛇の列ができているほか、原作漫画の売り上げも爆発的に増えるなど社会現象となっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a97f95c0ae7e65c8d6d3c088bf4e602fbdec878c

スラムダンクといえば、ジンボルトも安西先生をよくネタにするわけだが、やはり、懐かしさというのものが大きいんじゃないか。残念ながら映画を視ていないので、面白いかどうかは判断できないが、そのうち視たいとは思う。

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ライダイハン
2023年2月2日 19:20

念願の1230を切って、ホルホルモードの韓銀であるが、パウエル議長は、追加利上げ実施の可能性に変わりがないとし、年内にFRBが利下げをする可能性はないことを示唆した。3月のFOMCで0.25%の利上げは、ほぼ確実だろうし、CPI次第では、5月にも追加利上げを実施する可能性もある。さらに0.5%の金利差がつけば、当然ウォンは売られることになる。そろそろ、人民元通貨スワップの発動も見えてきた。いくらなんでも、貸す側の立場にある韓国が、チェンマイイニシアティブに手を出すことはでき
ないだろうし。住宅価格も、2022年は4.7%下落し、マンションは7.6%も下落した(12月は、一月で2.0%下落⇒このペースだと年間27%の下落になる)。チョンセが支払えず、夜逃げする大家もでてきたみたいだし、韓国の成長モデルは完全に崩壊している。

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