韓国証券市場 FOMCも無事に通過して、しばらくは大きな動きはなさそうな気はするのだが、ウォンウォッチが日課になっているので早速見ていこう。
昨日の時間外では1224ウォンまで上げていたのだが、今日のウォンは珍しく弱いみたいだ。では、開幕をどうぞ。
スタート値は1225.27。
それではチャートをどうぞ。
スタートは1225付近。そこからしばらくは揉み合いが続く。大きく動いたのは111時半頃。いきなりハゲタカ砲でウォンは急降下だ。どーん。一気に1230突破する。しかし、ここからウォンは粘り強い。1230を超えさせないと推移していく。
そこから1228ウォン付近で揉み合いとなる。
結果は1229.4。9.1ウォン安。1230防衛には成功といったところだ。
■2023年2月3日の韓国証券市場
コスダック指数 2.17ポイント▲ 766.79(終値)
総合株価指数 11.52ポイント▲ 2480.40(終値)
ウォン・ドル相場 9.1ウォン安 1229.4(終値)
■投資主体別売買動向
23.02.03 | -4,159 | 5,866 | -1,944 |
個人が4159億で、売り。外国人が5866億で、買い。機関が1944億で、売り。
個人と機関が売り。外国人が買い。
■韓国債と社債の利回り(2月2日、午前と午後)
国庫債券(1年) | 3.424 | 3.400 | 3.400 | -0.024 | ||
国庫債券(3年) | 3.183 | 3.110 | 3.110 | -0.073 | ||
国庫債券(5年) | 3.174 | 3.096 | 3.096 | -0.078 | ||
国庫債券(10年) | 3.207 | 3.148 | 3.148 | -0.059 |
会社債(AA-、無保証3年) | 4.177 | 4.081 | 4.081 | -0.096 | ||
会社債(BBB-、無保証3年) | 10.423 | 10.344 | 10.344 | -0.079 | ||
CD(91日) | 3.520 | 3.490 | 3.490 | -0.030 | ||
CP(91日) | 4.430 | 4.370 | 4.370 | -0.060 |
韓国債と会社債の金利も大幅に下がっている。
■日経平均とTOPIX
27,509.46 | +107.41 |
TOPIXは1,970.26+5.09
ドル円は128.686。昨日より円高に振れている。
■気になるNEWS
韓国の1月末の外貨準備高が発表された。なんと4299億7000万ドルで、前月末に比べて68億1000万ドル増加したそうだ。単にウォン高になって増えたのか。よくわからないが。ドル以外の外貨建てらしい。では、引用しておく。
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日発表した1月末の外貨準備高は4299億7000万ドル(約55兆7400億円)で、前月末に比べ68億1000万ドル増加した。増加は昨年11月末から3カ月連続。
韓国銀行関係者は増加の要因について、米ドル以外の外貨建て資産のドル換算額や金融機関の外貨預金などが増えたためと説明した。
項目別では、国債や社債などの有価証券が3714億2000万ドルで、前月末に比べ17億3000万ドル増加した。
国際通貨基金(IMF)リザーブポジションは5000万ドル増の45億4000万ドル、IMF特別引き出し権(SDR)は2億1000万ドル増の150億5000万ドル、預金は48億2000万ドル増の341億7000万ドルだった。
金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。
韓国の外貨準備高は昨年12月末現在、世界9番目の規模。1位は中国(3兆1277億ドル)、2位は日本(1兆2276億ドル)、3位はスイス(9240億ドル)だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b4bbbc10179e2c536ce58b860609f5ee69f4269
良かったじゃないか。外貨準備高が増えて。
アメリカの非農業部門雇用者数が発表されると同時に、円安とウォンニャスが一気に進んだ。折角介入して、一時は1220を切ったのに、一気に1245を突破した。これで、5月のFRBで、韓米の政策金利差が1.75%まで開くことがほぼ確定し(6月のFRBで、アメリカの金利が5.5%との予想もある⇒金利差2%の可能性もある)、さらにウォンニャスが進むことになった。
残念ながら、ジンボルトさんが、ウォンニャス速報から解放されることはない。
韓国内閣府が実施した「2022外交に関する世論調査」によると、回答者の45.9%は韓国に対して「親しみを感じる」と答えたらしい。ただし、18歳以上の日本国民に郵送し、たった1732人の回答。統計学そもそもを理解していない(6000万人だと、少なくとも2.4万人程度のサンプル数が必要)。結局、韓国の都合のよい結果が得られるようにしただけ。外貨準備高は、ウォン高の影響が大きいのと、個人がドル建て預金を増やした(韓銀の資産ではない)結果では(金利も5%つく)?