韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1237.54→今日もウォンが安定して強いまま終了！

韓国証券市場 米CPIのイベントも終わり、利上げ速度が緩和するという見通しから、ウォン相場は安定した動きとなってきた。このまま1200まで上がるかは微妙なところであるが、急激にウォンが下がるような動きも考えられない。

これはヘッジファンドも材料がなくて動きようがないといったのが現実だろう。輸出の状況は最悪なのにウォンが1200台を維持するのは矛盾しているように思えるが、それをどうこういっても数値も変わらない。2月のFOMCがくるまでは特に大きな動きはなさそうだ。

それでは開幕から見ていこう。

スタート値は1237.54。

では、チャートをどうぞ。

開幕は1237。しばらくは揉み合いしていたが、10時過ぎにウォンが上がっていき、お昼まで1232ウォンとなった。それからほとんど動きもない展開が続いて、14時前に1236ウォンと下げるもそこからまた上昇する。

結果は1235.3。6.0ウォン高となった。まあ、材料もなく金利も上がったのでこんなもんだろう。

それでは時間外はどうだ。

時間外は1238ウォン付近。少し売られているが勢いはあまり感じられない。

■2023年1月16日の韓国証券市場

コスダック指数 5.07ポイント、上昇、 716.89(、終値)
総合株価指数 13.77ポイント、上昇、 2399.86、(終値)
ウォン・ドル相場 6.0ウォン高 1235.3(終値)

■投資主体別売買動向

個人が4906億で、売り。外国人が2879億で、買い。機関が2218億で、買い。

個人が売り。外国人と機関が買い。

これで個人が9日連続で売り越し。個人がどうして投げ売りしているかが気になるな。反対に外国人と機関は買い越し。

■韓国債と社債の利回り

国債と会社債の金利は上がっている。ただ、CDとCPの金利は下がっている。まあ、これはCP市場に資金供給を続けているためであるが、なかなか、基準金利｡3.5％以下にするのは難しそうだよな。

■日経平均とTOPIX

日経平均は25,822円32銭。マイナス297円20銭。1,886.31。マイナス16.77ポイント。

■ドル円

最近、ウォンニャスにあまり動きがないので、ドル円相場の方を動きを試験的に追っていくことにする。今はこちらの方が面白いからな。因みに1円変動＝10ウォン変動程度だと考えて頂ければいい。

まず、7時頃には127.748。それから10時前には128.195まで下がる。しかし、底から大きく上昇して12時前には127.240まで上がる。それからしばらくはその付近で推移していたが、14時頃から急に下がり出す。気がついたら17時半頃には128｡806まで下がっている。

このようにウォンは安定しているが円相場はまだまだ上下が厳しい。

■気になる経済ニュース

今回の話題は中国だ。中国が米国追随する日本に対して批判した。中国官営グローバルタイムズが「日本が米国の戦略路線に従えば自身を『アジアのウクライナ』にする危険がある」という題名のコラムを掲載したようだ。

ええ？それは中国が日本を侵略するてことですか？それは、余計に日本が米国と協力して防衛費を強化しないといけないてことだよな。では、引用しておく。

中国が最近の日米首脳会談などを通じて米国との密着を強化している日本に対し批判した。

同メディアは、日本が軍事化を正当化するために外部の脅威を口実としていると指摘しながら「アジア・太平洋地域で米国の手下の役割を続けて問題を起こせば日本は米国のスケープゴート、あるいは東アジアのウクライナになることに気を付けなければならない」と明らかにした。

その上でコラムは「岸田首相が伝えようとするメッセージは明確だ」としながら「ウクライナ戦争に傾いた米国と北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）同盟国が日本の安保懸念にさらに多くの関心を持つよう要求すること」と主張した。

上海国際問題研究所の廉徳瑰日本研究所長は「米国と日本が意図しているのは中国の台湾統一を妨害しようとすること。彼らは中国本土が武力を先に使うよう刺激し、中国をジレンマに陥れた後に責任を転嫁して戦争に対し非難することを望んでいる」と主張した。

これに先立ち中国外交部の汪文斌報道官は１３日に中国を「インド太平洋とその他の地域に最も大きな戦略的挑戦」と規定した日米共同声明に対し「仮想の敵を作って新冷戦思考をアジア太平洋地域に引き込むことを中断せよ」と非難した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/67d248313db8d24c260ecb41248bcf50c62af0e4

尖閣諸島を日本から奪いたい思惑がスケスケだよな。中国が武力を先に使う？台湾侵攻の準備しているんだろう？ウクライナの惨状を見れば、いかに中露という国が危険なのかを認識するだけである。日本も有事の時に備えていくのは当然だ。