韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1281.04→日銀の利上げ余波でウォンも急上昇!【動画】

韓国証券市場 日銀砲、黒田砲の衝撃は日本国内だけではなく、世界中を駆け巡った。特に今まで利上げを否定し続けた日銀が動いたショックがあまりにも大きく、ドルが大きく売られる展開である。韓国ウォンも気がつくとソロウォンの引力圏から離脱を果たして1280ウォンまで上昇。

本来、ウォン安が是正されたので素直に喜べるはずなのだが、急激なウォン高というのは、逆にマイナスなのは見ての通りだ。そんなジェットコースターのように不安定な通貨だと韓国企業が困惑するだけという。

ただ、日銀が動いた動揺は年内は続きそうな予感だ。しかし、そうなってくると月末のウォンレート予想がまた難しい。12月26日にアンケート作成予定だが、為替レート範囲の設定で迷っている状況だ。直前まで動向は見極めるが、今はウォン安、ウォン高、どちらに転んでもおかしくない。過去最大の難易度になるかもしれない。

といったところで今日のチャートを振り返ろう。

開幕は1281.04である。それではチャートをどうぞ、

開幕は1280だが、ここからウォンは徐々に上昇していく展開。9時半頃、ついに1280も突破して、1270台に戻ってきた。しかし、それでもウォン無双は止まらない。円は131円で推移しているが、何故かウォンはさらに上げていく展開。うーん。やはり、大規模介入じゃないのか?

ヘッジファンドが年末で忙しい。売買もすくなる時期。少しのドルでウォンを上げることが出来る理想的な環境。実際、ここまで輸出が低迷しているのに、この程度のウォン安というのは不自然なんだが、ヘッジファンドも上げさせるだけ上げさせて弾補給している頃なのか。

それで、12時過ぎに1275も突破して最終的には1273ウォンまで上昇。本当。強い。嘘みたいだがチャートは真実だ。

結果は1276.2。9.5ウォン高。コスピも27ポイント上昇と。まあ、日経平均も久しぶりに反発してるので売られすぎていたのが買い戻しか。

時間外はどうだ。

■2022年12月22日の韓国証券市場

総合株価指数 27.78ポイント、上昇、2356.73、(終値)
コスダック指数 9.32ポイント、上昇、 715.02、(終値)
ウォン・ドル相場 9.5ウォン高 1276.2(終値)

■投資主体別売買動向

22.12.22-5,659-585,852

個人が5659億で、売り。外国人が58億で、売り。機関が5852億で買い。

個人と外国人が売り。機関が買い。あまりに喜べる内容ではないな。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.742マイナス0.009
国庫債券(3年)3.567マイナス0.071
国庫債券(5年)3.491マイナス0.055
国庫債券(10年)3.495マイナス0.071
会社債(AA-、無保証3年)5.192マイナス0.080
会社債(BBB-、無保証3年)11.074マイナス0.074
CD(91日)4.0300
CP(91日)5.390マイナス0.010

なんだろう。昨日、いきなり大幅に上がって、今日はいきなり大幅に下がっている。普通、国債や会社債の金利というのはそこまで大きく動くものではない。ちょっと気になる動きなので調べてみた。

どうやら米国債の金利が低下しているようだ。米国債の10年利回りが、3.636まで低下している。金利が下がるのは決して悪いことではない。それによって韓国の債券金利もさがったと。

■日経平均とTOPIX

日経平均は26,507.87銭。プラス120円15銭。TOPIXは1,908.17プラス14.85ポイント。

ドル円は131.955。少し円安になっている。

■気になるニュース

今回は昼の本編でも取りあげた韓国株のニュースだ。この時期になると昨年と比較したニュースが増えてくる。どうやら、韓国株の今年下落率22%で、G20でロシアに次ぐ下げ幅という。つまり、ロシアはウクライナ戦争で当然だが、韓国株はそんなものがなくても一番売られていると。では、引用しておく。

【ソウル聯合ニュース】韓国取引所によると、韓国を代表する株価指数、総合株価指数(KOSPI)の今月20日の終値は2333.29で、年初の1月3日(2988.77)に比べ21.9%下がった。主要20カ国・地域(G20)では、ウクライナ侵攻を続けているロシア(40.4%下落)に次いで下落率が大きかった。

 韓国とロシア以外の14カ国も主要株価指数が下がったが、下落率はほとんどが20%を超えていない。日本の日経平均は9.3%、米国のダウ平均は10.2%それぞれ下落した。新型コロナウイルス対策として厳しい行動制限を課したことで経済が大きなダメージを受けた中国の上海総合指数も下落率は19.3%だった。

 韓国は最もウエートの大きい半導体の業況悪化が響いた。ほかに最大の貿易相手国である中国の景気低迷、ウォン安による海外への資金流出なども株価低迷に拍車をかけた。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20221222001200882?section=economy/index

さすがにロシアに勝てる国はいなかった。韓国さんは世界2位の下落率と。どうせならナンバーワンを目指した方がいい。でも、来年は世界1位か。実際、今の韓国経済の状況だとコスピは2000以下でも高いぐらいだ。

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ライダイハン
2022年12月22日 19:31

韓銀は、とりあえず1250を目指して必死になっていると思われ、ついに1275に到達した。ウォン高にすれば、輸入額は減るのだが、輸出はもっと減るのに、何を考えているのだろうか(これが、先天性知能欠損症候群の特性か)。日本は実質的な利上げをしたが、韓国が利上げをしたわけではないので、ウォンがマーケから買われる理由は全くない。
韓国は、フォーチュン ・グローバル500の企業が、日本は47社(9.4%)なのに対して、韓国企業は16社(3.2%)だと嘆いている。日本に勝ったなどとほざいているが、日本製品を朴ったIllegally Copied and Built in Koreaの製品では、日本製品とは勝負にならないし、朴り超大国の中ゴキのマネーパワーにも勝てるわけがない。

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