韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1325.72→11月末最終日の攻防戦はウォン無双で1316ウォンまで上昇中

韓国証券市場 気がつくとあっという間に11月30日。つまり、月末がきたわけだが、昨日と今日の2日間でウォンはかなり強い勢いで上昇している。韓銀のドルはまだまだ大丈夫ということなのか。それとも、有価証券でも換金しているのか。1000億ドル切りそうな米国債の売却か。何はともあれ今年で力尽きることはなさそうで安心したぞ。

まだ、12月という最大のお祭り会場が待っているからな。年末には魔物が潜むのだ。しかも、12月にはFOMCがある。11月はウォン高に出来ても、12月はそのまま維持できるのか。実に楽しみじゃないか。といったところで開幕から見ていこう。

スタート値は1325.72。それではチャートをどうぞ。

スタート値は1325。そこから最初は昇龍拳で1329ウォンまで下げるが、1330防衛が絶対の韓銀はここから超韓銀砲連射である。どーん。後は韓銀のターンだ。時間が経過するにつれてウォンが上がっていく。ヘッジファンドは月末なので眺めてるだけだろうな。

11時前には1320ウォンを突破。その後、少し盛り返されて1323ウォンまで落ちるも、そこから韓銀砲で上げていく。強い。強すぎる。まさにウォン無双だ。お昼には1318ウォン。そこから13時15分には1316ウォン。凄いぞ。これは1310奪還もありえるのか。

そこから揉み合いになるも、ウォンが優勢のまま推移。ただ、これ以上は上げるのが難しいようで勢いは終了した。結果は1318.8。7.8ウォン高。韓銀大勝利となった。ただ、月末までは残り6時間ほどあるので、ここから1320ウォン台になるか。1310ウォン台で維持するかはまだまだわからないてところだ。

■2022年11月30日の韓国証券市場

コスダック指数 2.00ポイント、上昇、 729.54、(終値)
総合株価指数 39.14ポイント､上昇、 2472.53、(終値)
ウォン・ドル相場 7.8ウォン高 1318.8、(終値)

■投資主体別売買動向

個人が6100億で､売り。外国人が11286億で、買い。機関が4972億で､売りとなった。

個人と機関売り。外国人が買い。月末で外国人が良く買っているな。コスピも中々上昇中だ。

■韓国債と会社債の利回り

今回は月末なので買いオペでもしたんだろうか。全体的に金利が下がっている。それでも短期金利の方が長期金利より高いことは変わらない。

■日経平均とTOPIX

日経平均は27,968円99銭。マイナス58円85銭。TOPIXは1,985.57。マイナス7.40ポイント。

ドル円は138.672。ウォンは上げているのに円安になっているな。

■気になるニュース

最初は今日の本編でも取りあげた物流ストの動き。詳しくは本編にあるが、ユン氏がセメント分野でストライキをする貨物連隊に業務開始命令を発動した。これに対して労組側が集会を開いて対応。一部引用する。

貨物連帯は業務開始命令を「戒厳令宣言」とみなし、法律対応に乗り出すなど、直ちに反発した。貨物連帯はこの日、16の主要拠点で集会を行い、数十人の幹部が業務開始命令を糾弾する剃髪式を行った。

労組は声明を発表し、その中で「政府の業務開始命令に屈せずストライキを継続する」とし、「今回の全面ストの結果がどうなろうと、貨物労働者が人間らしく暮らし、そばにいる家族や仲間の市民の安全を守るための旅は絶対にやめない」と述べた。また、組合員が命令の送達を受け次第、裁判所に業務開始命令の取り消しと執行停止を求める訴訟を起こすとともに、違憲法律審判も申請する方針だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d7b397a05c9c91df308b4cf405441fdea819d0

これはあれだな。きっと貨物労働者以外が「人間らしく暮らすこと」については興味ないんだろうな。家族や仲間の市民の安全を守るため旅は絶対に止めないとか。しかも、判所に業務開始命令の取り消しと執行停止を求める訴訟を起こすとか。

いやあ、おもしろくなってきましたね。そもそもストをこしてるのは民間企業だよな？どうして国が仕事をしろと命令できるんだ？もう、これはわけわからないな。

何で韓国のストライキの話題を追っていると民主主義とは何かを考えさせられるのだろう。因みに彼らは福祉向上とか書いてあるが、本当はユン氏の政権打倒が目的である。つまり、彼らの動きは極めて政治的なのだ。

だからこそ業務開始命令を出そうがストライキを継続すると。これで強行すればユン氏はますます相手の行動をエスカレートさせると。なぜなら、まだストは始まって6日目である。他にも続々とストライキを予告しているからな。