韓国証券市場 昨日、時間外でウォンは1350を超えてウォンザムが再登場した。しかし、23時過ぎにウォンザムの拡散メガ粒子砲でウォンは急上昇して1342ウォンまで押し戻す。しかし材料も乏しく、ダウも小幅で動かないため、韓銀はすかさず介入してウォンを上げていく。
朝7時頃には1342ウォンまで上がっている。今日は1345防衛から始まるようだ。
開幕は1342.96。
それではチャートをどうぞ。
開幕は1342。先に仕掛けたのは韓銀だ。超韓銀砲を発射。どーん。なんと、1時間で1344から1336まで上昇させる。さすが超韓銀砲の威力だ。今日は韓銀の圧勝か。そう思った矢先、ヘッジファンドがハゲタカ砲でカウンターだ。チャートは歪なV字を描き、ウォンは10時50分頃に1342ウォンまで急降下。おお、今日はどちらもやる気十分だ。
愛犬のジョニーも好勝負に期待して喜んでいる。さらに、ここから激しい撃ち合い。すかさな、韓銀が反撃して1340を奪還。しかし、ヘッジファンドも跳ね返す。何度も何度も小規模戦闘が繰り返される。昼過ぎには1342ウォンだが、韓銀はまだ諦めてない。そういえば、今日は週末か。なんとか1340防衛したいてことか。
13時頃に超韓銀砲で1337ウォンまで押し上げる。しかし、ヘッジファンドも諦めない。すぐにウォン売りをして1340を突破させる。そして、韓銀は終了直前にまた超韓銀砲だ。
結果は1340.3。1.2ウォン安となった。残念ながらわずかに1340防衛にならずに韓銀の敗北だ。そして、チャートは伝説のワロス曲線を描いていた。
それでは時間外はどうだ。
時間外も1340ウォン台で推移。ただ、17時前に再び介入。17時頃には1337ウォンまで上げている。
■2022年11月18日の韓国証券市場
総合株価指数 1.58ポイント▲ 2444.48(終値)
ウォン・ドル相場 1.2ウォン安 1340.3(終値)
コスダック指数 5.62ポイント▼ 731.92(終値)
■投資主体別売買動向
22.11.18 | -1,504 | 1,997 | -775 |
個人が1504億で、売り。外国人が1997億で、買い。機関が775億で、売り。
個人と機関が売り。外国人が買い。ただ全体的に材料がないので小規模の商いである。
■韓国債と社債の利回り
韓国の債券利回りは減少しているが、会社債は上がっている。特にAAーが5.429%ということはサムスン電子クラスの社債がこの金利で購入できるてことだ。もっとも、韓電債の大規模発行のせいでこれでも売れないんだが。
■日経平均とTOPIX
日経平均は27,899円77銭。マイナス30円80銭。TOPIXは1,967.03。プラス0.75ポイント。
■気になる経済ニュース
今回のニュースは韓国の米国債について。なんと、9月までに韓国は米国債が127億ドル売却していたことがわかった。
今日は米国債の売却をまとめていく。
■韓国の米国債売却の推移
2022年1月に1244億ドルあった米国債が段々と売られていき、2月には1224億ドル。3月に1193億ドルと減少。さらに、4月は1178億ドル。5月に1157億ドルである。そして、6月には1123億ドル。8月に1180億ドルになぜか増えたが、9月には1053億ドルとなっている。
これは10月に1000億ドルをついに切るのか。中々、興味深いデータとなっている。米国債だけなら、あと、1053億ドルの介入資金があるわけだが、さすがに全部売ることはないだろう。
韓銀が、何とか1340を切ろうと足掻いているのを見ると面白い。マーケの予想では、11月24日に韓国は、政策金利を引き上げないとなっている。もし、政策金利を上げなければ、アメリカは0.5%の利上げが確実なので(アメリカの1年債の利回りは、ついに4.72%となった⇒次回のFOMC前後には5%を突破するのか?⇒そうすると、韓国国債は、全く売れなくなる)、ウォンは1400は軽く超えてくることになる。
日本みたいに、ヘッジファンドが逃げるくらいの介入しないとだめなんすよね。
1400ウォン台に下げられるのも、時間の問題でしょう。
現在1355ウォン。
やっぱり負けてしまうんですよねー、ヘッジファンドに。