韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1340.14→週明けからウォンが息してない!超フルボッコで1358ウォンだと

韓国証券市場 気がつくと早いもので今日で11月21日。つまり、11月も下旬である。もうすぐ月末ということは当然、月末のウォンレート予想が待っている。今回は出血大サービスで25日の金曜日のウォンニャス速報の後にアンケートを作成する予定だ。

それまで何が起こるかわからないウォン動向に注目して欲しい。では、今日も開幕から見ていこう。スタート値は1340.14。

それではチャートをどうぞ。

開幕は1340。そして、そこから最初の昇龍拳でウォンが吹き飛ぶ。9時半頃には1347ウォンまで下降。ええ?もうすぐ1350.つまり、ウォンザムの再出撃が迫っている。だが、今日のウォンはまるで階段を登るようにひたすら下がっていく。

まず、11時前に1350ウォン突破でウォンザムが出撃。やらせはせんぞ!と勢いよくソロウォン内部から攻撃を仕掛けるも、ヘッジファンドの猛攻に苦戦中。これは一端、ソロウォンから離脱するしかない。

それで、12時頃には1356ウォンだ。だが、そこからなんとかウォンを押し上げようと抵抗する。ここから最後まで狭い範囲での撃ち合いとなった。

結果は1354.7。14.4ウォン安。いきなり波乱の週明けとなった。

■2022年11月21日の韓国証券市場

コスダック指数 13.35ポイント▼ 718.57(終値)
総合株価指数 24.98ポイント▼ 2419.50(終値)
ウォン・ドル相場 14.4ウォン安 1354.7(終値)

■投資主体別売買動向

22.11.21661-1,630797

個人が661億で 買い。外国人が1630億で、売り。機関が797億で、買いとなった。

個人と機関が買い。外国人が売り。先週、2500目前だったコスピが気がつくと2419と、2400割れが見えている。実際、今の韓国経済の実力では2400ですら高いものな。

■韓国債と社債

国庫債券(1年)3.834プラス0.003
国庫債券(3年)3.837プラス0.050
国庫債券(5年)3.863プラス0.013
国庫債券(10年)3.764マイナス0.037
会社債(AA-、無保証3年)5.492プラス0.063
会社債(BBB-、無保証3年)11.333プラス0.061

国債10年はマイナスとなったが、後は全部上がっている。会社債の利回りも増えていると。

■日経平均とTOPIX

日経平均は27,944円79銭。プラス45.02。TOPIXは1,972.57プラス5.54ポイント。

ドル円は141.235だと。おいおい、先週から2円も上がってるじゃないか。ああ、なるほど。ニュースを見たらそういうことか。今日のウォン動向にも関わるので、この後、見ていこう。

■気になる経済ニュース

それではウォンがいきなり14ウォン落ちて、円が1円ほど下がっている理由について見ていく。どうやら米利上げの長期観測がでてきたようだ。まずは引用しておこう。

米ボストン連銀のコリンズ総裁は18日、米CNBCのインタビューで「0.75%(の利上げ)の選択肢もまだある」との認識を示した。17日には米セントルイス連銀のブラード総裁が米政策金利は「まだ十分に制限的な水準に達していない」とも述べたなど、FRB高官から改めて金融引き締めを続ける意向が示され、円売り・ドル買いにつながった。

https://www.nikkei.com/article/DGXZASS0IMF06_R21C22A1000000/

おいおい、12月の利上げで0.75%の選択肢があるのか。ジンボルトは普通に0.5%だと思っていたのに、これはわからなくなってきたな。今、11月21日だ。それでこの発言なので、仮に0.75%上がるなら、5週連続の0.75%利上げか。4.50~4.75%だ。ヤバいぞ。色々と。

しかし、仮にこうなるとアメリカは来年の金利が5%台になるのか。これは円安を止めるのは難しいだろうな。ええ?ウォンはどうなるって?もちろん、フルボッコさ。なぜなら、韓銀が利上げ出来ても、0.5%が限界だからな。

さて、次のニュースは本編でやるかもしれないが、韓国の11月1日~20日までの貿易統計が発表された。もちろん、想定内の大幅貿易赤字だ。そして、その原因はやはり、中国向けの半導体需要低迷だ。

 韓国税関当局が21日発表した11月1─20日の輸出額は前年同期比16.7%減少した。中国の半導体需要低迷が押し下げた。輸入は5.5%減で、貿易収支は44億2000万ドルの赤字となった。8カ月連続の赤字になる見通しとなった。輸出先別では中国向けが28.3%減少、米国向けは11.0%増、欧州連合(EU)向けは1.5%減少した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/650ec156ba4c2cb826c704fb6309d12ab45cbf94

なんと、中国向けが28.3%減少と。韓国は中国に売るものは半導体しかないので、これがダメになるとどうしようもなくなる。その原因が中国経済の失速。韓国の半導体よりも、台湾の半導体輸入を増やしてることにあげられる。つまり、売る場所がなくなってきていると。

さあ、韓国さんは。2023年の下半期に半導体需要回復する予測があるが、その時、本当に中国が買ってくれるんですかね?ジンボルトはそうは考えてない。

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ライダイハン
2022年11月21日 18:32

韓銀は、介入できるドルをついに使い果たしたのか、この勢いでは、今週中に1400に逆戻りしそう。しかし、この状況で、国債の利回りが大して上昇していないのが不思議でならない。そういえば、韓国政府は、政策金利を引き上げておきながら、住宅ローン返済が困難になっている現状から、銀行に住宅ローンの金利を引き上げないように要請したらしい。これはまさに、「自分が何をやっているか理解してないし、自分が何をやったか覚えていない」典型的な馬鹿が取る行動パターンである。そうなると、次回の政策金利を上げない可能性が高いと考えられ、一気にウォンニャスの進行が加速することになる。

LeGrind
2022年11月22日 05:52

韓銀はがんばって押し返しているようですが、「ええい、パワー不足だと」とばかり、
資金不足が感じられますね。このまま押されていくんだろうなと予想。

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