韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1430.52→月末に向けて韓銀無双が始まるのか超韓銀砲で1421ウォンまで上昇！

韓国証券市場 昨日、1434ウォンまで落ちたので多くの視聴者さんはこれは1450行くのではないかと思ったかもしれない。しかし、管理人が例の月末のアンケートで出したウォンレートというのはしっかり考えて作成してある。1430以上が難しいと考えているから5番目に設定してあるのだ。

難しい理由は簡単だ。月末というのはその月のウォンレートが決まる重要な日。しかも、9月末は外債償還のウォンレートを決まる日でもある。少しでもウォンを上げて外債償還で失うドルを減らしたい韓銀の思惑と、9月末に少しでも外債償還の利益を上げたいヘッジファンドの思惑が激突する。もちろん、どちらも一歩も譲らない。好勝負が期待できる。

だから、今日が韓銀無双で1420ウォンまであげたとしても、明日、どうなるかわからないのだ。それだけ月末には何が起こるかを正確に当てるのは難しい。

それでは今日のチャートを見ていこう。開幕は1430.52である。

開幕は1430と危機的な数値だが、そこから超韓銀砲だ。どーん。まずは開始1時間で1428ウォンまで上げる。しかし、今日の韓銀はひたすら介入するつもりのようで、11時前にも超韓銀砲を発射。どーん。なんと1425ウォンまで押し戻す。しかし、その後は反発されてしまう。

お昼には1426から1428と狭い範囲で撃ち合いが続く。それが14時半頃まで続くも、また超韓銀砲を発射。今日の韓銀は本気だ。どれだけドルを溶かしてもいい。ありったけのドルでウォンを守るという意気込みが伝わってくる。

結果は1421.5。9.8ウォン高となった。そして、コスピは一時2200割れもあったが、なんとか最後は2223.86である。これはコスピも年金で買い支えたんじゃないか。22ウォン下げた後に10ウォン上げても12ウォンほどマイナスであるが、まだ月末までは時間がある。これからの韓銀の活躍に期待しよう。

それでは時間外はどうだ。

時間外でも韓銀砲で1420を奪還するも、その後は再び1420に押し戻された。これが17時20分ぐらいである。

■2022年9月27日の韓国証券市場

コスダック指数 5.74ポイント▲ 698.11(終値)
総合株価指数 2.92ポイント▲ 2223.86(終値)
ウォン・ドル相場 9.8ウォン高 1421.5(終値)

■投資主体別売買動向

個人が-166億で、売り。外国人が2463億で、売り。機関が2459億で、買いとなった。

個人と外国人が売り。機関が買いと。

■気になる韓国経済ニュース

最初のニュースは第二のアジア通貨危機が起こるかも知れないというもの。人民元と円の下落が進めば進むほど、アジアから資本流出の恐れがあるという。そして、その影響で韓国が大ピンチなのは言うまでもない。そこを引用しておこう。

ブルームバーグはアジア通貨危機に脆弱で貿易状況が良くない国を挙げた。マッコーリー・キャピタルのトラン・トゥイ・レ氏は「韓国のウォン、フィリピンのペソ、タイのバーツなど経常収支赤字状態にある国の通貨が最も脆弱だろう」と話した。

韓国銀行が発表した７月の韓国の経常収支は１０億９０００万ドルの黒字だったが、経常収支の核心である商品収支は１１億８０００万ドルの赤字で、２０１２年４月以降で初めて赤字を記録した。韓国銀行経済統計局のキム・ヨンファン金融統計部長は「８月の経常収支が赤字転落する可能性がある」と話した。

https://japanese.joins.com/JArticle/295941?servcode=300&sectcode=310

これは見ての通りだ。ウォンがここまで売られている原因の1つ。ヘッジファンドはウォンの脆弱性を十分、理解している。しかし、韓国。自称先進国なのに、比べられたのはフィリピンとタイだぞ。アジア通貨危機が韓国で起きるかは不明だが、少なくともウォンは高くなる理由が思いつかない。介入して1400を奪還しても、それが何になるんだ。

8月の経常収支はおそらく赤字だと思われる。そして、それこそ韓国経済が綱渡りだと世界中に知らしめるのだ。それでも、年内は持つはずなのだ。そう予測しているのだからちゃんと持ってくれよ。まさか、第二のアジア通貨危機がに巻き込まれて経済破綻するのか？別にアジア通貨危機を再現しなくていいぞ。