今週も、ウォンは先週と同じく1300を超えて、ソロウォン攻防戦が展開された。当然、こんな面白いチャートの今週を振り返らないなんて、生粋のウォンウォッチャーとしてはあってはならない。ということで、7月4日~9日までウォン市場を見ていこう。
それではチャートをどうぞ。
7月4日の9時は1296ウォンで始まり、そこから1日ほど1300ウォンから遠ざかっていたのだが、7月5日から一気にソロウォン宙域へと戻ってきた。しかも、時間外では1315ウォンまでハゲタカ砲で持って行かれる。これには愛犬のジョニーも泣くしかなかった。
しかし、1315ウォンまで落ちて、韓銀砲を撃ち返す。そこからはウォンが急上昇だ。一体、どれだけドルを使ったのかは知らないが、1300ウォン奪還に成功。このまま勢いに乗るかと思えば、7月8日の13時頃に1300ウォンに戻されているという。
それで、最後は抵抗して1294ウォンで終わっている。でも、1300付近なので、来週もソロウォン攻防戦が三週連続で続く。ウォンは生き延びることができるか。ご期待ください。
13日(韓国とカナダの政策金利発表)から15日(韓国のアメリカ国債残高発表(たぶん))で、韓銀がどこまで無駄な抵抗を続けるのか?FRBの金利モニターツールで、7.6%が一気に1%の利上げを予想していることも気になる。もし、1%となれば、韓銀は白旗を上げるしかない。