韓国証券市場 ウォン安ドル高、13年前の金融危機レベルまで急騰


韓国証券市場 今回の記事は管理人が半年前に予測したことを今更、書いているレベルの記事なので、そこまで目新しいものではないのだが、韓国メディアとエコノミストが現在の韓国経済危機、通貨危機の状況をどう捉えているかは知っておいた方がいいだろう。

では、記事を整理していく。

■記事の要点

1.ウォン・ドル為替レートが12日、1ドル1290ウォンに肉迫し、世界金融危機の水準に戻った。米国の高強度緊縮と中国経済下降憂慮など対外悪材料が重なったためだ。

2.NH先物のキム・スンヒョクエコノミストは「4月の消費者物価上昇幅は3月(8.5%)に比べ鈍化したが、市場で予想した8.1%を上回りインフレ憂慮が大きくなった」として「米中央銀行(Fed)が緊縮速度を制御しないだろうという予想に力が入り為替レートが急上昇した」と説明した。

3.今年に入ってウォン・ドル為替レートは1月3日1193ウォン10銭で始まった以後、90ウォン以上上がった。この1か月間だけで50ウォン以上値上がりした。

4.韓国銀行が発表した「4月以後の国際金融・外国為替市場動向」によると、ドル対比ウォン価値は10日基準で5.0%下落した。人民元(-5.7%)よりは切り下げ率が低かった。しかし、新興国通貨の切り下げ率(-3.8%)よりは切り下げ幅が大きかった。

5.イ・チャンヨン韓国銀行総裁は4月25日、「(ウォンは)他のエマージングマーケットやユーロ、他の貨幣に比べて大きく切り下げられた状況ではない」と述べた。

6.だが、わずか1か月間に「中国ショック」が浮上し状況が変わった。 ウォン相場がこの1か月間、5.0%下落する間、ユーロは4.9%下がった。

以上の6つだ。順番に見ていこう。

まず1であるのだが、これは韓国経済のファンダメンタルズの弱さを露呈している。韓国は貿易で利益を上げて国が成り立っている。これは韓国国内、いわゆる内需では韓国人が食べていけない。だから、韓国は外需、世界中に商品を輸出している。そのため、世界経済や歴史的なイベントに良い意味でも、悪い意味でも大きく影響を受けてしまう。

因みに1997年のアジア通貨危機で韓国がデフォルトした後、IMFはこの経済構造を変えて、内需を高めようとずっと警告してきた、しかし、未だに韓国の内需は雀の涙である。実はこれが10年に一度の経済危機を引き起こす「根源」だったりするのだ。

そして、今回の韓国経済危機も米利上げや、ウクライナ戦争、中国経済の失速など、韓国以外の原因が大きい。だから、いつも韓国はアメリカガー、ウクライナガー、チュウゴクガーと他人のせいにする。でも、危機になるような経済構造を続けているのは韓国自身だ。でも、サムスン電子など一部の財閥が儲けるためには輸出が中心でなければならない。

ただ、この経済構造が韓国にメリットがないわけではない。実際、韓国はこの経済構造で一時期、GDPで10位圏内に入ったのだ。だから、内需を捨てて、輸出を伸ばすことに専念した判断が必ずしも間違ってはいない。問題は上に上げたように外部衝撃に余りにも弱いのだ。

最近、日本の円も128円とかに下落しているので、ウォンより円が下がっているだろうと、突っ込みが来るが、日本と韓国の置かれている状況は全く違う。なぜなら、日本は円安だからと為替介入しているわけでもない。韓国は毎日、為替防衛しても1290ウォンだ。しかも、自ら4月は66億ドル使用して為替介入したことを韓銀が暴露している。

だから、日銀総裁が円安を危惧して、何かの行動を示唆すれば、円は一気に急浮上する可能性が高い。今のところ、円安歓迎ムードであるが、日本はノーガードってところだ。でも、韓国は為替防衛しても1300ウォン間近までいった。って、1だけで時間取り過ぎたな。では、次にいこう。

この2については予想が甘い。そもそも、管理人はウォン安が進むことを想定していた。理由は簡単だ。5月の3日、4日に開催されたFOMCで0.5%の利上げが行われたのだ。つまり、0.25%ではない。なら、高インフレが持続しているなんて、発表を見る前から想定できる。それが消費者物価が市場予測よりも上回ったからウォン売りしている分析。

違う違う。今、市場で起きているのは、米韓金利差の「最悪なシナリオ」が現実化の可能性が高まったからだ。金利差が逆転して韓国に外資が投資するはずないからだ。

3についてはそのままだが、韓国語ではなぜか、上がったと、下がったが逆になる。そこは注意してほしい。上がったのではなく、下がったのだ。

4については、韓国ウォンが他の新興国よりも売られている。これは簡単だ。中国経済の失速は、そのまま韓国経済も巻き込む。例のアレだ。中国が風邪引けば、韓国は凍死するてやつだ。ええ?そんな表現は初めて?多少、管理人がオリジナルをアレンジした。

そして、5だ。新しい韓銀総裁ってやり手なんだよな。「(ウォンは)他のエマージングマーケットやユーロ、他の貨幣に比べて大きく切り下げられた状況ではない」と述べた。おいおい、毎日、為替防衛して、そう見えるだけで他の貨幣と比較しているとか。本当にやり手なのか?それとも、ムン君と同じ、逆神の韓銀総裁か。

そして、6では韓銀総裁の予想と真逆。ウォン相場がこの1か月間、5.0%下落する間、ユーロは4.9%下がったと。つまり、ウォンはユーロより下がった。これ、円のレートについて意図的に触れてないので、円よりもウォンは下がったんだろうな。

では、次は専門家の意見を見ていこう。

現代経済研究院のチュ・ウォン経済研究室長は「中国がCOVID-19再拡散で上海など主要都市を封鎖し、中国経済に対する危機感が大きくなっている」として「中国依存度が大きい韓国としては他の国よりさらに直撃弾を受けるほかはない」と話した。

これはその通りだ。だから、管理人はいち早く、中国のオミクロン株流行について数ヶ月前に取り上げた。新しい変数としてな。韓国経済を視る上で中国経済の動向はかかせない。オミクロン株による主要都市封鎖は物流がストップして、部品が韓国企業に届かないので、そもそも生産ストップまで追い込まれる。もちろん、中国への輸出も減ったことも確認できた。次は今後のウォン動向だ。

一部では、1ドル1300ウォンを突破するとの展望も出ている。1300ウォン越えは、金融危機直後の2009年7月13日(1315ウォン)が最後だった。これに伴い、政府と通貨当局の特段の対策を要求する声も出ている。 一部では韓銀が先制的な金利引き上げに乗り出すべきだという指摘もある。

これも管理人が今の絶望的な韓国経済の状況を救う3つの方法の1つとしてあげたもの。1つは日米スワップ。2つ目は政策金利の大幅引き上げ。3つめは大増税。

だが、何度も指摘するが金利の大幅引き上げは借金の利息を増やす。1900兆ウォンに迫る家計債務。企業債務・自営業債務などが凄まじい勢いで上昇する。仮にアメリカに合わせて0.5%ずつあげていくなら、例のコロナ禍で特例措置である自営業などの利払い凍結が解除される9月末以降が恐ろしいことになる。仮にこうなれば、今のところ、1割程度の低い予測であるが、年内の韓国経済破綻もあり得ると。

もちろん、政策金利の大幅引き上げは景気をますます後退させる。韓国企業は融資を受けるに利息が高くなる。でも、それをしないとウォン安は止まらない。1300までいってしまう。

しかし、専門家の管理人の見解として、自営業なんて無視して、さっさと金利を引き上げるべきだと提案する。破産した自営業は後で救えばいい。今はウォン安をすぐに止めないと、後で救うという方法すら採れなくなり、全滅コースだ。外貨準備高のドルがいつまで持つのか。管理人は使えるのは1000億ドル程度だと考えている。

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が13日、マクロ金融状況点検会議を緊急招集したのも、このような危機意識を反映したものと分析される。淑明女子大学経済学科のシン・セドン教授は「ウォン・ドル為替レートが今まで善戦したのは昨年8月から徐々に基準金利を上げてきたため」とし「急騰する為替レートにまともに対応できなければ、大事をひきおこしかねない」と警告した。

それで、今頃になって騒いでると。しかも、数日前に韓国政府は3つの楽観論を述べていたよな。もう一度、出そうか。

特に政府は▼低い株価水準▼肯定的な成長見通し▼高い信用格付けおよび外貨準備高--の3つを自信の背景に挙げた。

荒唐無稽と管理人は一蹴したが、数日でそれを証明するとか。さすがですね。韓国政府は既にリーマンレベルの韓国経済危機だともう少し認識を改めたほうがいい。でも、リーマンと違うのは米韓や日韓スワップがないてことだ。

因みにアメリカはウクライナの支援に400億ドルを大規模な予算を可決したそうだ。日本円で5兆円以上。もちろん、韓国に支援なんてない。でも、もうすぐバイデン氏が訪韓するよな。ほら、土産を用意するんだ。米韓通貨スワップで助けてもらうためにな。

ちょっと中国を激怒させるかもしれないが、このままではデフォルト一直線だろ?今のウォン売りを止めるには米韓通貨スワップと日韓通貨スワップがないと厳しい。それはリーマン時で証明されてるからな。しかし、日韓関係、米韓関係、それをムン君の5年間で全てぶっ壊したわけだ。やはり、「レジェンド」だよな。

本当、韓国人は凄い指導者に誰も見たことがない国へと導いてもらったよな。100年に一度の人材だったことは間違いない。

ウォン・ドル為替レートが12日、1ドル1290ウォンに肉迫し、世界金融危機の水準に戻った。米国の高強度緊縮と中国経済下降憂慮など対外悪材料が重なったためだ。特に、中国発の危機で韓国経済に対する不確実性が続くと、ウォン高ドル安が進むという懸念まで出ている。

ウォン・ドル為替レートはこの日、ソウル外国為替市場で取引中1ドル1291ウォン50銭まで上がった。ウォン・ドル為替レートが1290ウォン台を越えたのは、コロナが広がり始めた2020年3月以後26か月ぶりだ。為替レートは前日より7ウォン20銭急騰した1282ウォン50銭で取引を開始した。取引終了前の午後3時頃、1291ウォン50銭を記録するなど、下落傾向を見せた。その後、30分間下落して取引され、辛うじて1288ウォン60銭で取引を終えた。 終値基準では約13年ぶりの最高値だった。

為替レートが急騰したのは昨夜、米国4月の消費者物価指数が前年同月比8.3%上昇したというニュースが伝えられたからだ。NH先物のキム・スンヒョクエコノミストは「4月の消費者物価上昇幅は3月(8.5%)に比べ鈍化したが、市場で予想した8.1%を上回りインフレ憂慮が大きくなった」として「米中央銀行(Fed)が緊縮速度を制御しないだろうという予想に力が入り為替レートが急上昇した」と説明した。

ウォン・ドルレートの上昇傾向(ウォン安)は最近、さらに激しくなっている。今年に入ってウォン・ドル為替レートは1月3日1193ウォン10銭で始まった以後、90ウォン以上上がった。この1か月間だけで50ウォン以上値上がりした。

韓国銀行が発表した「4月以後の国際金融・外国為替市場動向」によると、ドル対比ウォン価値は10日基準で5.0%下落した。人民元(-5.7%)よりは切り下げ率が低かった。しかし、新興国通貨の切り下げ率(-3.8%)よりは切り下げ幅が大きかった。

4月初めまでは、ウォン安ドル高は相対的に少なかった。例えば、4月のドルに対するユーロ貨(10日現在)は、2月より3.0%下がったが、ウォン相場は2.5%下がった。これを根拠に通貨当局では、ウォン・ドル為替レート上昇(ウォン切り下げ)速度が急激に速くないと診断した。イ・チャンヨン韓国銀行総裁は4月25日、「(ウォンは)他のエマージングマーケットやユーロ、他の貨幣に比べて大きく切り下げられた状況ではない」と述べた。

だが、わずか1か月間に「中国ショック」が浮上し状況が変わった。 ウォン相場がこの1か月間、5.0%下落する間、ユーロは4.9%下がった。 現代経済研究院のチュ・ウォン経済研究室長は「中国がCOVID-19再拡散で上海など主要都市を封鎖し、中国経済に対する危機感が大きくなっている」として「中国依存度が大きい韓国としては他の国よりさらに直撃弾を受けるほかはない」と話した。

一部では、1ドル1300ウォンを突破するとの展望も出ている。1300ウォン越えは、金融危機直後の2009年7月13日(1315ウォン)が最後だった。これに伴い、政府と通貨当局の特段の対策を要求する声も出ている。 一部では韓銀が先制的な金利引き上げに乗り出すべきだという指摘もある。

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が13日、マクロ金融状況点検会議を緊急招集したのも、このような危機意識を反映したものと分析される。淑明女子大学経済学科のシン・セドン教授は「ウォン・ドル為替レートが今まで善戦したのは昨年8月から徐々に基準金利を上げてきたため」とし「急騰する為替レートにまともに対応できなければ、大事をひきおこしかねない」と警告した。

https://www.kedglobal.com/jp/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%B3%E5%AE%89%E3%83%89%E3%83%AB%E9%AB%98-%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%8D%B1%E6%A9%9F/newsView/ked202205130003
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ライダイハン
2022年5月14日 16:19

どうも、韓国は現代自動車の「ジョージア州電気自動車工場」の建設表明で米韓通貨スワップができると信じているよう(そういえば、サムスンの半導体工場はどうなった?)。これまで、いざとなったら日米が助けてくれると無謀な投資を繰り返して成長し、有史以来初めて30年もの繁栄を築いてきたが、自称先進国となった今では、日米とも手を差し出すことはないとの認識すらない。大金を支払って確保した国債の格付けも、財政状況が悪化すればBに転落することになる。いっそのこと、ウォンを捨て、属国宣言して、元を自国通貨にしたほうがまだ生き延びられるかも。

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