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韓国物価 韓国輸入物価30%急騰、膨らむインフレへの懸念-原油価格が、1バレル=120~150ドルまで急騰予測

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韓国物価 1月の韓国の消費者物価が3.6%と高く上昇していたことは既に取り上げたが、どうやら、1月の輸入物価は30%ほど急騰していたことがわかった。膨らむインフレへ懸念というか。スタグフ傾向なのであるが、記事を整理していこう。

■記事の要点

1.韓国1月の輸入物価が30%ほど急騰してインフレ懸念。原因は国際原油価格の急騰

2.輸入物価指数は132.27で、昨年1月と比べて30.1%上昇。前月は29.6%。11ヶ月連続の上昇。輸入物価は前月比では4.1%上昇。

3.先月の国際原油価格が平均1バレル当たり83.47ドルで、昨年1月より52.3%上昇。前月は73.21ドル。

4.品目別では、中間財のうち石炭·石油製品(54.1%)、第1次金属製品(37.3%)、化学製品(29.9%)など。 ジェット油(88.8%)、ナフサ(58.9%)、アルミニウム精錬品(47.4%)、トウモロコシ(32.1%)なども目立って上昇した。

5.14日(現地時間)の3月物のウエスト·テキサス·インターミディエート(WTI)価格は、前日より2.5%高の1バレル=95.46ドルと、14年9月3日以降最高値を記録した。 ロシアが、ウクライナに侵攻するかどうかによって、国際原油価格が、1バレル=120~150ドルまで急騰しかねないという見通しも出ている。

6.ウォン·ドル為替レートが、1200ウォン前後で推移しているのも輸入物価の上昇圧力として作用

7.今年は年間消費者物価が3%台を記録するだろうという見方が説得力を得ている。

以上の7つだ。順番に見ていこう。1月の輸入物価が30%急騰した。主な原因は原油価格と。2はそれを補完する内容。輸入物価指数は11ヶ月連続で上昇。3は原油価格が1バレル83.47ドルまで上がった。4については、石炭・石油製品の価格上昇が大きい。気になるのはトウモロコシだな。

次に5だが、原油価格が95.46ドルまできていると。しかも、ロシアがウクライナ侵攻すれば、国際原油価格が、1バレル=120~150ドルまで急騰しかねないという見通しも出ている。

6はウォンニャス動向だ。今日もウォンニャス速報を用意する。そして、7は年間消費者物価が3%台を記録する。韓国さん、年間3%のインフレですか。ものの値段がどんどんあがりますね。

国際原油価格が急騰し、1月、韓国輸入製品の物価が30%ほど急騰した。 輸入品物価は、時差を置いて消費者物価に反映されるだけに、インフレ(持続的な物価上昇)への懸念も高まっている。

●11か月連続上昇

中央銀行の韓国銀行(韓銀)は15日、今年1月の輸入物価指数(2015年を100とする)が132.27で、昨年1月と比べて30.1%上昇したと発表した。輸入物価の上昇率は前月(29.6%)より小幅に上昇した。11か月連続での上昇だ。 輸入物価は、前月比では4.1%上昇した。 前月比の輸入物価は、昨年11月(-1.0%)と12月(-2.0%)に下がったものの、1月は再び上がった。

●国際原油価格が要因

急騰している国際原油価格が、輸入物価を押し上げた。 ドバイ油は先月、平均1バレル当たり83.47ドルで、昨年1月より52.3%値上がりした。 前月(73.21ドル)と比べると14.0%上昇した。

品目別には、中間財のうち石炭·石油製品(54.1%)、第1次金属製品(37.3%)、化学製品(29.9%)などが1年前と比べて大きく跳ね上がった。 ジェット油(88.8%)、ナフサ(58.9%)、アルミニウム精錬品(47.4%)、トウモロコシ(32.1%)なども目立って上昇した。 輸出物価も大幅に上昇した。

1月の輸出物価指数は、116.01となり、昨年1月比22.3%上昇するなど、12ヵ月連続の上昇を続けた。 前月比1.4%上昇し、3ヵ月ぶりに上昇に転じた。 最近、ウクライナ危機を受け、国際原油価格が値上がりを続けているだけに、輸入物価の高騰は続くだろうという見方も出ている。

14日(現地時間)の3月物のウエスト·テキサス·インターミディエート(WTI)価格は、前日より2.5%高の1バレル=95.46ドルと、14年9月3日以降最高値を記録した。 ロシアが、ウクライナに侵攻するかどうかによって、国際原油価格が、1バレル=120~150ドルまで急騰しかねないという見通しも出ている。

国際原油価格をはじめとする各種原材料価格が上昇する中、ウォン·ドル為替レートが、1200ウォン前後で推移しているのも輸入物価の上昇圧力として作用している。海外から輸入する原材料のウォン換算価格が上昇するためだ。さらに、国内消費者物価の上昇圧力もさらに大きくなる見通しだ。

企業が上昇した原材料購入費用を時差を置いて製品価格に転嫁したからだ。 韓国の消費者物価上昇率は1月、3.6%を記録するなど、4か月連続で3%台を続けている。上昇圧力が増大する輸入物価などの影響を受け、今年は年間消費者物価が3%台を記録するだろうという見方が説得力を得ている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9cff406f25b50e1f0c3c58a9aaa480798f8ea205

■ネットの反応

資源争奪戦は悪化するし、地域通貨のウォンの価値はまだ下がるし、まだ輸入品の価格は続くと思います。なるべく内製化して頑張ってください!

→うむ。がんばれ。

インフレよりスタグフレーションじゃない。

→ですよね。

お札をいっぱい刷れば良い

→ですよね。

このままいけばデフォルトになると思いますね。

→3年以内かな。

30%多くウォンを印刷すれば解決!
印刷しても近い将来、紙くずになるのだから問題なし!

先進国なんだから問題ないでしょう。
ヲンを基軸通貨にと経済界も言っているし。
アメリカの金利変動でもろに大波を被りそうですが、IMFもアメリカも日本も頼らずに
トリコリラとスワップしながら頑張って下さい。

→おう、頑張って看取らせていただく。

■管理人の感想

原油価格の動向が恐ろしいな。なんだよ。1バレルが平均150ドルって。さすがにそうなると、もはや、3%のインフレどころでは済まなくなるぞ。

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