〔4月9日の韓国市場〕KOSPIは3130.93-12.33 ウォンは1120.05+2.88で終了
4月9日の韓国市場はSQ日であったがそこまで盛り上がってはいない。KOSPIは3130.93-12.33。最大値は3156．04、最安値は3125.4。最初は高かったのだが期間や外国人の売りに個人が負けた感じか。ウォンは1120.05+2.88。最大値は1113.83、最安値は1120.65となった。1120ウォン台には乗ったが、適正レートは1100～1150なのでウォン安というわけでもない。今週は材料がないのであまり動きがない1週間となった。
■ウォンとKOSPI
■売買動向
（締め切り）コスダック個人158億売り越し
（締め切り）コスダック機関351億売り越し
（締め切り）コスダック外国人524億買い越し
（締め切り）プログラム4722億売り越し
（締め切り）コスピ個人7260億買い越し
（締め切り）コスピ機関4112億売り越し
（締め切り）コスピ外国人3249億売り越し
【コスピ] 11.38p（0.36％）下げた3,131.88（場終了）
[コスダック] 7.37p（0.75％）上がった989.39（場終了）
【外国為替】ウォン/ドル為替レート4.0ウォン上がった1,121.2ウォン（締め切り）
売買動向は個人は買い越し。期間と外国人は売り越しとなった。ウォンは外国人配当の逆送金での警戒感があり、下がっている。外国人投資家が多いサムスン電子によるドルの配当金も原因のようだ。
■サムスン電子
サムスン電子の株価はKOSPIと似た動きをしている。最初は84900と高値を付けていたら、その後は売りの展開に83400で切り返したが、その後、上がったのは200程度。最後は83600ｰ1100となった。今日は特にサムスン電子の株価に影響しそうなニュースはない。
昨日、サムスン電子は7日、今年1－3月の売上高が65兆ウォン（約6兆3800億円）、営業利益が9兆3000億ウォンに達したとする速報値のニュースはあったが、それは昨日の株価の話だ。
小ネタ！！
韓国銀行の「2021年3月の国際金融・為替市場の動向」より、外国人投資家の資金動向！！
2021年03月
株式：-25.8億ドル（約-2,821億円）
債券：83.6億ドル（約9,140億円）
小計：57.7億ドル（約6,308億円）
株式市場では「25.8億ドルの純流失」、債券市場計では「57.7億ドルの純流入」です。韓国銀行のプレスリリースでは「債券は2月に続き公的資金を中心に大幅流入」で、外国からの借金が増加し、公的資金なので政府などの公債による借金が増加している事になります。
2021年01～03月
韓国債券市場・外国人投資家動向（収支）
01月：13.2億ドル
02月：89.9億ドル
03月：83.5億ドル
小計：186.6億ドル
2020年は通年で（外国からの）「217.1億ドルの資金流入」（約2兆3,735億円の流入）で、2021年はわずか3カ月で前年の「86.0％」まできました。主に公的機関で外国からの借金をすごい勢いで増やしていると考えられる！！
さすが文大統領、誰も経験した事のない国造りに邁進中ですね。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆