韓国経済、〔法則が発動ニダ〕野村とCS、アルケゴス問題で時価総額合計90億ドル喪失

韓国経済、〔法則が発動ニダ〕野村とCS、アルケゴス問題で時価総額合計90億ドル喪失

記事要約:韓国系投資家のビル・ファン(ファン・ソングク)氏が運営するアルケゴスキャピタルが大規模投資損失を出したことで、ビッグな韓国経済ネタがまた一つ増えたわけだが、どうやら野村とCSは時価総額合計90億ドル喪失したようだ。野村が20億ドル(2200億円)。クレディ・スイスは50億ドル(5500億円)の損失に達する可能性があるという。まあ、証券会社は株バブルの手数料収入で設けているのでこの程度の損実なら倒産はしないだろうが、さすがに痛いだろうな。

>レバレッジを効かせた取引で損失を出したアルケゴスに対し、クレディ・スイスと野村ホールディングスはエクスポージャーの縮小で他社に遅れをとった。この日の取引でクレディ・スイス株は約4%下落。週初からの下落率は約20%に達した。時価総額は255億7000万スイスフラン(271億2000万ドル)と、26日から50億スイスフラン減少した。

韓国人投資家なんて信じるからこういうことになる。法則からは誰にも逃げられないという。

>格付け会社ムーディーズは野村ホールディングスについて、リスクマネジメントに問題がある恐れがあるとして、格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ。フィッチ・レーティングスは損失の恐れを理由に、存続性(viability)格付けを「ネガティブ・ウオッチ」に指定した。

野村ホールディングスはネガティブに格付け変更か。2200億円の損失を出したのだから当然か。

>クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でも債務保証コストが上昇。IHSマークイットによると、クレディ・スイスの5年物CDSは73ベーシスポイント(bp)と、26日から17bp上昇し、約1年ぶりの高水準を付けた。野村ホールディングスのCDSも52bpと、26日の41bpから上昇した。

確かにCDS市場で債務保証コストが急上昇しているが、まあ、これぐらいなら大丈夫かなと。CDSについては韓国経済危機で何度も取り上げた経済用語なのだが、解説すると長くなるが以前に書いた記事がある。知っている人は読み飛ばしていい。

CDSとは

CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)とは、貸付債権や社債の信用リスクを売買するオプション取引のことをいう。この説明だけでわかれば、相当、経済通だと思うのだが、管理人もわからない。簡単な例を出そう。

1億円の負債があったA企業が倒産するとしよう。

この企業に1億を貸していたAという銀行は当然、そのお金をなんとか回収したいわけだ。しかし、お金がなくて倒産したのだから、普通は回収できない。このままでは銀行は貸し付け損になってしまう。

そこで、銀行はこのリスクを避けるために、CDS契約をする。CDS契約には「買い手」と「売り手」の2種類が登場する。

CDSの買い手は一定の契約料を支払うことで、債務不履行や、経営破綻などのクレジットイベントが起きた場合にのみ、金利や元本に相当するお金を受けとることになる権利(オプション)を売り手から買い取る。

この条件で、もし、A企業が倒産すれば、この企業にお金を貸していた銀行は、CDSの売り手に金利や元本を支払うことになるわけだ。

何だ、銀行は損しているのではないかと思うかも知れない。だが、銀行はCDS契約をしたときある一定の契約料を手に入れている。仮に、1000万の契約料だとすれば、実際の損失は9000万円の損害になるわけだ。

そう考えれば、CDS契約を結ぶことで銀行はリスク回避をしていることになる。CDSには「債務保証」の役割もあるといえるだろう。しかし、これはCDSの一つの側面にしか過ぎない。

問題はここからだ。CDSは金融の債権・債務のリスクとは無関係に、権利(オプション)だけを売買する。債務不履行が起こると、債権・債務の有無に関係なくCDS契約に基づく支払いが成立する。

これは誰でも良いのだ。契約料を支払い、その権利を売買するのは何も銀行だけではない。自由に取引できるため、市場が成立している。つまり、投機的商品なのだ。

「これはどこどこの企業CDSですよ。契約料は5000万です。誰も良いから購入して下さい。倒産した場合は、この企業に貸した10億円をお支払いします」

世界的な投資家で有名なウォーレン・ヴァレット氏はCDSを「金融大量破壊兵器」と呼んでいる。そして、リーマン・ブラザーズ以降、CDSはもう一つ「核に匹敵するボタン」だともいわれている。

以上。しかし、欧州危機でもCDSプレミアムが急上昇したが、結局、爆弾は発動していない。そして、クレディ・スイスの73bpも、7.3%ほどなので100すら超えてないので倒産はないと。しかし、韓国に関わるとろくなことがないな。でも、失った金は返ってくることはないのが投資の世界だ。証券会社なのだからそのリスクは常に抱えている。ゲームストップ株でもそうだが、レバレッジかけての取引は怖いという。信用買い、信用売りは特に注意しないと資産ゼロどころか。マイナスすらあり得るから。

韓国経済、〔法則が発動ニダ〕野村とCS、アルケゴス問題で時価総額合計90億ドル喪失

[ロンドン 31日 ロイター] – 米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの損失問題を巡り、31日の取引でクレディ・スイスと野村ホールディングスの株価がさらに下落し、週初から合わせて90億ドルの時価総額が失われた。

レバレッジを効かせた取引で損失を出したアルケゴスに対し、クレディ・スイスと野村ホールディングスはエクスポージャーの縮小で他社に遅れをとった。この日の取引でクレディ・スイス株は約4%下落。週初からの下落率は約20%に達した。時価総額は255億7000万スイスフラン(271億2000万ドル)と、26日から50億スイスフラン減少した。

関係筋はクレディ・スイスの損失は50億ドルに達する可能性があると指摘。クレディ・スイスはこの件に関してコメントを控えている。

野村ホールディングスはアルケゴス問題による影響は20億ドルに達する可能性があると警告。この日の東京証券取引所の取引で株価は2.9%下落。リフィニティブのデータによると、時価総額は26日の2兆3000億円(208億1000万ドル)から、1兆8800億円に減少した。

格付け会社ムーディーズは野村ホールディングスについて、リスクマネジメントに問題がある恐れがあるとして、格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ。フィッチ・レーティングスは損失の恐れを理由に、存続性(viability)格付けを「ネガティブ・ウオッチ」に指定した。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でも債務保証コストが上昇。IHSマークイットによると、クレディ・スイスの5年物CDSは73ベーシスポイント(bp)と、26日から17bp上昇し、約1年ぶりの高水準を付けた。野村ホールディングスのCDSも52bpと、26日の41bpから上昇した。

https://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN2BN2SU

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