韓国証券市場 日本はスポーツの日ということでお休みとなっている。しかも、韓国も実は、今日はハングルの日で市場はお休みだった。ということで、今日も休みでいいかと思ったのだが、ウォンが面白い動きをしているのでこれは作っておいた方がいい。チャートを見たら笑ってしまうからだ。
さて、今回は日経平均も何もないので早速、ウォンチャートを眺めていこう。
それではチャートをどうぞ。
このように開幕は1344ウォンだが、それからいきなりウォンが飛んでいる。10時頃から始まる動きには驚いた。まさに超ハゲタカ砲で焼き払われたのか。いきなりウォン・ザム出撃まで時間を早送りさせたのだ。それもわずか30分足らずだ。
いくら韓国がハングルの日で休みだからと、韓銀の中の人はサボっていたのか。慌てて1352ウォンまでいって、韓銀砲でも撃ったのか。だが、それも無意味だ。すぐに跳ね返される。
12時頃には1352ウォン。結局、ここから韓銀が1355ウォンは阻止したいと頑張るが、ここ数日、必死に介入して外貨準備高を減らしたのに、まさか30分で1350に戻されるとは思わなかった。時間外だが面白い動きでした。
それで15時半ごろには1351ウォンとなっている。後はドル円と気になるニュースだ。
■ドル円
朝の7時には149円付近。それから今日は小幅な動きである。韓国みたいに10ウォンも一気に落ちるような動きはない。17時半ごろには149.147。でも、円安の危険水準である。150円超えたら日銀砲だが。
■気になるニュース
今回の記事は韓国映画が何故失敗して、日本のアニメは大成功したのかという記事だ。ただ、長文なので重要そうなところを抜き出す。
2023年の韓国映画の興行収入の半期の結果をめぐり、韓国映画の危機説が再点火している。ほんの数年前まで、韓国映画の地位はワールドクラスを論じる段階だった。映画『パラサイト』のアカデミー賞受賞や、ネットフリックスのオリジナルシリーズ『イカゲーム』の世界的なヒットなど、映画界には意気揚々としていた。そのように勢いに乗っていた韓国映画は、2023年に入ってから苦戦を免れなくなっている。(省略)
最大の要因は映画館を訪れる観客にみられる。映画経験がまったく違う世代が主な消費世代として浮上したのだ。それによって、劇場映画に対して優先される消費価値が、コンテンツの内容よりも映画館で得られる空間的な経験の価値に左右される傾向を示すようになった。上半期の韓国の興行収入を強打した日本アニメの成功も、そうした新しい観客心理に触発されて生じたことがきっかけだった。
2023年3月に公開された新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』は観客500万人を突破し、これまで韓国で公開された日本映画としては最高の興行作品になった。新海監督の前回の作品『君の名は。』が高い興行成績を記録したため、次回作に対する期待からある程度の成功は予想されていたが、観客500万人突破という新記録を打ち立てると予想した人はそれほど多くなかった。韓国映画が最悪の成績表を得ている間、2023年初めに公開された『THE FIRST SLAM DUNK』を合わせれば、日本アニメの興行だけで観客1000万人を超えたわけだ。
日本アニメ映画の成功は、韓国映画が現在直面している限界をそのまま示している。なぜ韓国の観客は、韓国映画の代わりに日本アニメを選択したのだろうか。多くの理由があるだろうが、2つの映画はともに「映画館で見たい映画」という共通点がある。『THE FIRST SLAM DUNK』の迫力感あふれるバスケの試合シーンと『すずめの戸締まり』の新海監督特有の映像美は、携帯電話やTV画面では満足できない。2023年8月に公開されたクリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』が、相対的に料金の高いIMAX映画館で先に売り切れた現象だけをみても理解できる。観客はすでに映画館で見る映画と見ない映画を区別し始めた。映画館で見る映画の最大の選択条件は、まさにTVやモバイル画面以上の視覚と聴覚的な快感だ。(省略)
韓国映画の危機の主な原因の一つは、まさにマンネリズムに陥ったプロダクション運用方式だ。相変わらず、1つヒットすれば亜流作品が大量にあふれるコピー市場に、観客が魅力を感じるわけがない。テレビの映画紹介番組やユーチューブのレビューをみるだけで映画1本をまるごとみたように感じるのに、わざわざ映画館に行く必要はないということだ。
おいしいものでも食べすぎると飽きてしまうということだ。韓国映画も、時代の流れに合わせて変化しなければならない。新しいアイデアを発掘し、新人登用にも積極的になる必要がある。投資会社や配給会社も、恐れることなく自主制作作品などに目を向け、新しい俳優や監督などの人材を育成する必要がある。ある程度の冒険を受け入れた投資がなされるのであれば、新しいジャンルが発掘され続け、その過程でヒットが出てこれまでの損益を一挙に挽回することもありうる。現在のウェブトゥーンやウェブ小説ように、絶えずコピーばかりが制作され続けるのであれば、結局は人々から見放されるだろう。現在のようなエンターテインメント要素があふれる世の中では、映画市場が萎びるのは一瞬だ。
https://japan.hani.co.kr/arti/economy/48019.html
だらだら文章を続けているが、言いたいことは韓国映画がマンネリ化していて、韓国人からも呆れられたてことだ。ほら、イカゲーム2を制作中なんだろう?最近、その話を聞きもしないが。