韓国証券市場 今日もかなり蒸し暑いのだが、今月は金融イベントが目白押しなので、あまり、脱線している時間はないのだが、とりあえず、昨日の夜に8月の米CPIが発表された。
そして、インフレが抑制は確認できたものの、コアCPIは4．3％と高い水準を維持。利上げ懸念が再び出てきた。総合CPIは0.6％と市場予想と一致したが、これは原油価格が下がってきていた時期と考えれば、今の原油価格だときついんじゃないか。
9月のFOMCはどうなるかはわからないが、とりあえず、日経は爆上げである。さっそく見ていこう。
日経平均は33,168円10銭。プラス461円58銭。TOPIXは2405.57。プラス26.93ポイント。
このように日経平均株価は33000円台を回復。これは米CPI発表を受けて米ハイテク株が買われたことが要因。日本でもハイテク株中心に買いが入ったようだ。まあ、こちらは日経平均が上がれば文句ないスタンス。
アメリカが利上げだろうが、凍結だろうが、気にしない。ただ、ハイテク株は買われたが、ダウは－70ドルほど下がっているんだよな。それを見ればそこまでお祭り騒ぎになるとは思えないが。
それではウォン動向を見ていく。
開幕は1328.64。
では、チャートをどうぞ。
スタートは1328。米CPIがまちまちだっただったのでどちらに動きやすいのかはかなり難しい。そのために最初は1328ウォン付近で殴り合い。ところが10時頃に韓銀砲だ。どーん。一気に1325ウォンを奪還。今回は韓銀はウォンを上げるチャンスだとみたようだ。
しかし、そこからウォンは投げ売りされる。1328ウォンまで押し戻される。しかし、お昼過ぎにまた韓銀砲だ。どーん。12時頃には1327ウォンだったが、ここからどんどんあげていく。なんと最終的には1323ウォンまで押し上げる。だが、ここから反発を受けて結果はどうなのか。
結果は1325.7。4.3ウォン高。1325防衛は失敗か。
■2023年9月14日の韓国証券市場
総合株価指数 38.19ポイント、上昇、 2572.89、(終値)
コスダック指数 16.75ポイント、上昇、 899.47、(終値)
ウォン・ドル相場 4.3ウォン高 1325.7、(終値)
■投資主体別売買動向
| 3.09.14 | -7,090 | -5,196 | 12,194 |
個人が7090億で，売り。外国人が5196億で、売り。機関が12194億で、買い。
個人と外国人が売って。機関が買い。おいおい、機関が買い支えただけじゃないか。しかも、内訳は金融投資が9889億ウォンである。
■韓国債と社債の利回り
昨日より、金利は少し下がったが全体的に高いままだ。しかし、社債の金利が高すぎませんかね。
■ドル円
朝の7時には147.346。それから147円近くまで上がるも跳ね返される。結局、17時43分には147.323と下げている。
■気になるニュース
韓国ではまたストライキが発生しているようだ。韓国の全国鉄道労働組合（鉄道労組）が４日間の全面ストライキに突入して、いきなり列車が突然運休になったりと、市民が当惑している。本当、こいつら利用客を無視するよな。
【ソウル聯合ニュース】韓国の全国鉄道労働組合（鉄道労組）が４日間の全面ストライキに突入した１４日、大きな混乱はなかったものの、列車の運行本数減少で乗客は不便を被り、物流は滞った。鉄道労組は公共鉄道の拡大や４組２交代勤務制の全面実施などを求めており、各地で集会を続ける。
この日、通勤客らの間からは「列車が突然運休になった」と当惑する声が聞かれた。北東部の江原道・春川から特急列車で首都圏（ソウル市、京畿道、仁川市）に向かう人々は、出勤と帰宅の足を心配せねばならない状況に不便を訴えた。
南東部の大邱駅では、休暇を取った兵士が「やっとのことで切符を手に入れた列車が運休になった」と困った様子だった。
南部・慶尚南道の昌原中央駅で、ある乗客は「仕事で昌原に来たが、ストが始まると聞いて慌てて再度列車を予約した」と状況を語った。
南東部の蔚山駅でも、ある市民が「ストをしているとは知らなくて駅に来たが、列車が時刻表通りに来ない」と困り顔を見せた。
列車の利用客は不便を被っているものの、全国の大半の鉄道駅は普段と変わらない静かな様子だった。
韓国鉄道公社（コレール）の関係者は「利用客の多い通勤時間帯は運転経験のある職員らを投入して列車の運行本数をできるだけ確保する。徹底した非常輸送対策を実行し、国民の不便を最小限に抑えて安全に運行できるよう全力を尽くす」と話している。
◇貨物輸送量が急減 スト長期化の可能性に警戒感も
首都圏の物流拠点、京畿道・義王の内陸コンテナ基地は、スト初日に鉄道輸送量が普段の半分程度に落ち込んだ。南東部の釜山新港駅から義王の五峯駅まで１日に１３本運行していた貨物列車も５本に減った。ただ、景気低迷のあおりで物流量が減り、最近は積載率が６０～７０％程度にとどまっているため、実際の貨物量の減少は大きくないと予想される。
スト突入にセメント業界でも警戒が広がる。江原道のセメントメーカーの関係者は、今のところ納品に問題はないとしながらも、「（期間の決まった）警告的なストが実際のストに移行して長期化すれば、支障は避けられないだろう」と話した。鉄道で製品を運べない場合は、コストがかかっても陸上運送などの代案を講じるという。
◇鉄道労組「列車の安全と便益を守る闘争」
鉄道労組はストについて、列車の安全と市民の便益を守るための闘争だと説明している。ストには鉄道の維持に必要な約９０００人を除く組合員約１万３０００人が参加する。労組は要求に対する国土交通部とコレール側の立場を見極めた上で今後のスト実施の有無を決定する予定だ。
同労組はこの日午前、全国で支部ごとに集会を開いた。午後にもソウル、釜山、大田など全国５カ所の拠点で集会を続ける。
列車運休に乗客ため息 貨物輸送は急減＝韓国鉄道スト初日 | 聯合ニュース (yna.co.kr)
ストライキするのは権利かもしれないが、それがなんで乗客が迷惑を被るんだよ。しかも、列車の安全と市民の便益を守るための闘争らしいぞ。その市民の便益がストで守られてないんだが。