韓国証券市場 昨日、1318からいきなり17ウォンほど下げて、1335まで急落したわけだが、一体､何があったのか。実はこれは人民元安も影響しているようだ。それについては明日の本編で詳しく取り上げるので、日経平均から見ていこう。
日経平均は33,241円02銭。プラス204円26銭。TOPIXは2392.53。プラス14.68ポイントだ。このように日経平均は8日連続で上昇中だ。凄いな。まさか、34000円とかもあるのか。
そんな上がる材料はなかったとおもうんだが、デフレ脱却の期待感が強いとか。海外勢が日本株に投資している。なら、コスピはどうなのか。今日は下がっているな。やはり、コスピは日本株より、中国株の影響を受けやすいとおもう。
では、ウォン動向を見ていこうか。
開幕は1332.48。
それではチャートをどうぞ。
開幕は1332。しかし、ウォン安の流れは止まらない。そこからウォンは急降下。ハンバーガーを食べている中尉にミライさんが駆けつける。イチャイチャに戻るのは意外と早かったな。そして、二人の幸せな時間は11時頃まで続けられる。その後、超韓銀砲が撃たれたのだ。どーん。
瞬く間にウォンが上がる。上がっていく。ミライさんは消え失せ､中尉がまた一人でハンバーガーを食べている。
12時頃には1331ウォン付近だ。さすがにあからさまな介入でヘッジファンドも様子見か。このまま1330ウォン付近でもみ合う。
結果は1330.5。0.1ウォン高。介入で1330ウォン近くまで戻したと。
■2023年9月6日の韓国証券市場
コスダック指数 3.53ポイント､下降、 917.95、(終値)
総合株価指数 18.84ポイント､下降、 2563.34、(終値)
ウォン・ドル相場 0.1ウォン高 1330.5、(終値)
■投資主体別売買動向
| 3.09.06 | 3,399 | -689 | -3,057 |
個人が3399億で、買い、外国人が689億で､売り。機関が3057億で､売り。
個人が買い。外国人と機関で売り。
■韓国債と社債の利回り
今回は微妙な動きすぎてなんとも言えないという。まあ、ほぼ影響はなさそうだ。
■ドル円
朝の7時は147.701。それから多少、上がるものの147円を越せない。15時には147.018まで迫るも、そこから反転だ。17時半には147.396だ。
■気になるニュース
以前､韓国経済よりもイギリス経済のほうがヤバいと何度か述べたが､今回はそれを象徴させるニュースが舞い込んできた。イギリスの第2の都市であるバームンガムが財政破綻を宣言した。つまり、日本でいえば、東京に次ぐ、大阪が破綻宣言したと同じレベルである。
ロンドン（ＣＮＮ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ） 英国第２の都市、バーミンガム市の議会が５日、事実上の財政破綻（はたん）を宣言した。賃金格差の是正請求に対する支払いで財政赤字が膨らんだ。
バーミンガム市議会は必要不可欠な公共サービスにかかるもの以外のすべての支出を停止する。賃金格差に起因する請求への対応に必要な額は６億５０００万～７億６０００万ポンド（約９６０億～１４１０億円）にのぼるとみられる。
バーミンガム市は現在、２０２３〜２４会計年度に８７００万ポンドの赤字を見込んでいる。
英メディアによると、バーミンガム市議会のシャロン・トンプソン副議長は５日、「同一賃金となるよう過去にさかのぼって賃金を支払う責任がある点など、長年の問題」に直面していると議員らに伝えた。
トンプソン氏はまた、バーミンガム市は「歴代の保守党政権によって１０億ポンドの資金が奪われた」と述べ、与党である保守党を非難。さらに「全国の議会と同様に、バーミンガムも成人社会福祉に対する需要の大幅な増加や事業税収の激減、激しいインフレの影響など、前例のない財政難に直面していることは明らかだ」などと窮状を訴えた。
一方、スナク首相の広報官は同日、記者団に対し、「地元で選出された議会が自分たちの予算を管理するのは明白」で、政府がこれまで自治体に関与し、懸念を伝えてきたことを強調した。
バーミンガム市は人口１００万人超えるイングランド中部最大の都市。
英バーミンガム市、事実上の財政破綻宣言 賃金格差の是正請求に最大１４００億円 (msn.com)
現実は酷いものだな。バーミンガム市議会は必要不可欠な公共サービスにかかるもの以外のすべての支出を停止する。もう、これで市民は大混乱じゃないか。賃金格差を是正に対応したら予算足りず、財政破綻とか。もはや、何がなんだかわからないな。