韓国証券市場 今日、雨が降っているので昨日より、暑さは多少、ましなのだが、暑いことに変わりはない。くれぐれも水分補給を忘れないようにして、楽しくウォンウォッチを続けてほしい。昨日、時間外でウォンはソロウォンを離脱したが、そもそもウォンを上げる理由がない。ドル円を見ればわかるが、1300ウォンなんて高すぎるレベルだ。
それだけ必死に介入しているようだが、その介入資金も日韓通貨スワップで得た100億ドルだろうか。何にせよ。100億ドル程度ならそう長くは続かない。もっとも、韓国銀行に誤算なのは日韓通貨スワップがウォン高要因になってないことだろうが。さらに切り札を失った。この先、通貨危機でスワップ効果を出すのは難しい。
では、開幕から見ていこうか。
スタートは1296.59。
それではチャートをどうぞ。

開幕は1296。そこからウォンはフルボッコだ。1時間も経たずにソロウォンへと帰還すると、その後もお昼前までに一気に1306ウォンまで急降下。明らかにこれが本来の動きだ。弾を補充した韓銀はここから韓銀砲だ。どーん。
12時頃には1304ウォン。徐々にウォンをあげていく。ソロウォンからなんとか抜けだそうと必死のようで、チャート見れば右肩下がりである。結構、押さえつけられている感じだ。
結果は1298.6。2.8ウォン高。なんとかソロウォン離脱には成功と。
■2023年7月5日の韓国証券市場
コスダック指数 1.18ポイント▲ 891.18(終値
総合株価指数 14.31ポイント▼ 2579.00(終値)
ウォン・ドル相場 2.8ウォン高 1298.6(終値)
■投資主体別売買動向
23.07.05 | 3,250 | 2,569 | -6,144 |
個人が3250億で、買い。外国人が2569億で、買い。機関が6144億で、売り。
個人と外国人が売って、機関が売り。
■韓国債と社債の利回り
今回は韓国債の金利は上がっているが、会社債の利回りは少し下げている。
■日経平均とTOPIX
日経平均は33338.70。マイナス83円82銭。TOPIXは2306.03。マイナス0.34
■ドル円
パナソニックが中国の工場から撤退して、国内回帰を始めたというニュースを以前に紹介したが、円安になれば日本企業は日本に戻ってくるようになる。だが、逆に海外労働者は円安になれば日本で出稼ぎにきてもかせげなくて帰国していくというのが今回の記事だ。まあ、そりゃそうだよなと。記事を引用しよう。
朝の7時は144.450。それから徐々に下げていき、143.770まで落ちると急反転。145円が怖い心理が働いている。17時頃には144.320だ。
■気になるニュース
2023年7月3日、台湾メディアETtodayは、日本の物価上昇と円安で収入が大きく減少した在日ベトナム人労働者が続々と帰国していると報じた。
記事は、ベトナムの英字メディアVNエクスプレスの6月27日付報道を引用。円安と物価の上昇によって収入が激減したため帰国を計画している大阪在住のベトナム人エンジニア・ゴックさんの話を紹介した。
記事によれば、日本でここ数か月の間に食料品から電気代に至るまであらゆるものの値段が高騰し、ゴックさんは野菜や卵、インスタントラーメンで食いつなぐしかなくなったとのこと。「以前は週1万円で生活していたが、今は1万5000円払わなければやっていけない」と語るとともに、例年は月2万円だった冬場の電気代が、今年はその2倍支払わなければならなくなったと明かしたという。
また、物価の高騰に加えて円がユーロやドルに対して急落したことでゴックさんをはじめとする外国人労働者の収入が相対的に減少しており、ゴックさんは「以前は2900万ドン(約18万円)に相当した給料が、今は700万ドン(約4万3000円)分目減りした。ベトナム人駐在員や学生にとって、日本は以前ほど魅力的ではない」と語っている。
グエンさんが日本に旅立つ際に2億ドン(約120万円)を貸してくれた両親は、グエンさんからの仕送りの少なさに不満を抱いており「ほぼ1年間日本で働いたのに、なぜ借金を返済できないのか」と聞いてくるという。「知人10人のうち8人はすでに帰国した」と明かすグエンさん自身も両親からの借金を返し終え次第ベトナムに帰国することを決めたようだ。
記事は、ベトナムの人材仲介企業TQCの責任者が「円安により、ベトナム人にとって日本の魅力は低下した。今は韓国やヨーロッパで働くことを考えるベトナム人が増えている」と語ったことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
https://www.recordchina.co.jp/b916674-s25-c30-d0193.html
このように円安が外国人労働者を減らす。これはこれでいいんじゃないか。外国人が増えると悪質な事件が多くなる。だから、日本が円安になればなるほど平和になるてことだ。