韓国証券市場 月曜となり、今週も韓国証券市場が開いたわけだが、それよりも日経平均が凄すぎる。ダウが700ドル上がったと思ったら、今度は日経平均が693円も上がった。嘘だろう。嘘じゃないんだ。普通にチャートを見てて信じられない気持ちでいっぱいだが、今日の終値は32,217円43銭。何、この異常な上がり方。コロナ禍ですらこんな上がり方みたことないぞ。
日経平均も爆上がり、ならKOSPIも5％ぐらい上がったのか。そう思ってチャートを確認したら、0.5％上昇だった。まあ、明らかに今の日経平均とコスピに差がある。ありすぎる。日本の日経平均がスポーツカーだとすれば、韓国のコスピは猫車ぐらいの差は余裕である。圧倒的な勢い。どうなるんだよ。日経平均は。
とか思いながらも、ウォン市場を開幕から見ていこうか。
スタート値は1306.19。
では、チャートをどうぞ。
開幕が1306。これはソロウォン脱出も見えてきたウォンレートだが、そうはさせないとばかりに開幕から仕掛けてきた。昇龍拳だ。1306ウォンから垂直上がりに1310ウォンまで落ちた。
因みに韓国は5月の外貨準備高は57億ドル減少したそうだ。韓銀の関係者は「その他通貨の外貨資産の米ドル換算額が減ったうえ、為替市場変動性緩和措置などがあったため」とか述べているので、為替介入に使ったと言ってるようなものだ。それで、５月末基準で外貨準備高は４２０９億８０００万ドルだそうだ。でも、それより重要なのは米国債である。介入に使っているなら減っているはずだ。
このように5月のおかしな動きも為替介入だったことが正式に判明。なら、1310ウォンからの上昇も介入していると思われる。12時頃には1308ウォンで推移。さらにここから介入のギアをあげてきた。13時前には1307ウォン付近。本当、押し切るつもりなのか。
結果は1308.1。2.4ウォン安。
■2023年6月5日の韓国証券市場
ウォン・ドル相場 2.4ウォン安 1308.1、(終値)
コスダック指数 2.22ポイント、上昇、 870.28、(終値)
総合株価指数 14.05ポイント、上昇、 2615.41、(終値)
■投資主体別売買動向
| 23.06.05 | -4,339 | -232 | 4,528 |
個人が4339億で、売り。外国人が232億で、売り。機関が4528億で、買い。
■韓国債と社債の金利
ウォンとは違って、やはり、金利は上がってるな。
■ドル円
朝の7時は140円。そこからずっと下がっていく展開。一度、140円はつけたが、それでもすぐ跳ね返されて17時45分頃には140.240と。円安加速である。そろそろ日銀砲スタンバイか。でも、株価絶好調だしな。
■気になるニュース
今回のニュースは凄いお得なようにサムスン電子のキャンペーンだ。サムスン電子が６月１日から７月３１日まで「サムスンＴＶに変えて補償をもらおう」という者。でも、記事を読めばわかるが、在庫たたき売りキャンペーンである。つまり、ここまでサムスンは追い詰められているのだ。売れないからともう一台プレゼントした現代自動車と同じだよな。では、引用しておこう。
サムスン電子が６月１日から７月３１日まで「サムスンＴＶに変えて補償をもらおう」キャンペーンを韓国で行う。自社の有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ＴＶや、量子ドット液晶のＱＬＥＤテレビへの買い替えを促すためのプロモーション戦略の一環とみられる。
韓国全土の店舗を中心に行われる今回のイベントでは、消費者が、これまで使用していた旧型テレビを返却する場合、最大１００万ポイント［１］相当の補償特典［２］を追加贈呈し、購入モデル［３］は１８９ｃｍ（７５型）以上のＮｅｏ ＱＬＥＤとＯＬＥＤ、２４７ｃｍ（９８型）ＱＬＥＤを対象とする。
注目すべきは、ブランドや年式・モデル・サイズの制限なく、どのテレビを返却しても追加補償の恩恵を受けることができる点だ。
オンラインでも、サムスンドットコムなどで下取り記念特価政策を展開し、様々な消費者参加イベントを行うという。
今回の下取りキャンペーン期間中、消費者は、指定映像や応募などを行うことで、最大１８９ｃｍ（７５型）Ｎｅｏ ＱＬＥＤテレビやワイン用品ギフトパッケージなどを得ることができるとのこと。
今回のキャンペーンでは、補償特典以外にも様々な特典を提供する。プロモーション期間中、サムスン．ｃｏｍおよびサムスンストアでは、１３８ｃｍ（５５型） ＱＬＥＤ（５５ＱＢ６７）を２０００台限定・９９万ウォン（約１０万６千円）で販売し、節電家電フェスティバルの一環として、一部モデルに２０万ウォン（約２万２千円）相当の追加割引特典をプレゼントする。
https://korea-economics.jp/posts/23060401/
でも、購入モデルは75型と書いてあるな。これは大きな部屋がないと厳しいじゃないか。在庫のたたき売りだと思うが、これで金持ちを騙せるのか。
韓国の外貨準備高が、当然のように4266.8億ドルから4209.8億ドルに減少した。まあ、あれだけ介入を続ければ、当然のこと。国債は、アメリカでの利上げに引きずられて上昇し、なぜかKOSPIも上昇した。
韓国側の報道を見ると、「（双方は）再発防止対策を立てることに重点を置き、実務協議から始め解決していくことにした」とまるで、あたかも日本も問題を起こしたような書き方をしている。何も問題が可決していないのに、協力関係を進めるとは、今の政府は国民を舐めているとしか思えない。これでは、韓国のグループAへの復帰についても、たとえパブコメで99％以上が反対だとコメントしたとしても、ほぼ、確実に復帰するだろうね。また、日韓通貨スワップを締結される可能性も高まった（ような気がする）。それに、韓国が要求している宇宙、量子、人工知能（ＡＩ）、デジタルバイオ、未来の素材など先端科学技術分野での共同研究と言う名の技術供与にも、ホイホイと応じるような気がする。まあ、トヨタのようなまともな企業は、応じることはないと思うが。本当に、広島は、宮沢喜一を代表に、無能を遥かに通り越して、自らの成果を得るために、国益に損害を与える政治家の一大産地だね。