韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1318.55→予想された1320防衛戦は韓銀の勝利!

韓国証券市場 昨日、時間外で韓国ウォンは1322まで下げていたので、気がつくとミネバ様脱出イベントが始まっていた。先週、1298ウォンとか嘘みたいだが、もう、いつもの数値に戻ってきた。ソロウォンに返ってくるのは速いと思ったら、もう定位置にたどり着いている。

つまり、今日から1320防衛戦が始まるのだ。韓銀が阻止したいこのラインは先月でも話題になった。利上げ凍結観測からの大規模介入でソロウォン離脱させた手腕は見事だったが、いつまでもそれが通じるはずもない。しかも、やはり、利上げするんじゃないかという市場の気まぐれ予測も出てきており、ウォンはその狭間で揺れ動く。

といった興味深い情勢となっているので、早速開幕から見ていこうか。

開幕は1318.55.

では、チャートをどうぞ。

スタートは1318。しかし、いきなりの昇龍拳だ。ここで一気に1320到達。しかし、韓銀はこの手を読んでいた。ここからすぐさま韓銀砲で1320を奪還だ。だが、ヘッジファンドも反撃して1320へ.こんな激戦が2時間近く展開した。

だが、韓銀は諦めない。1320防衛しようと韓銀砲を発射。お昼には1318ウォンまで押し上げる。その後、カウンターも食らうも1320に蓋をして、無理矢理、封じ込めて終了。

結果は1318.6。7.5ウォン安。1320防衛は成功したが、時間外ですぐ突破されそうだな。

■2023年4月18日の韓国証券市場

コスダック指数 0.48ポイント、下降、 909.02、(終値)
総合株価指数 4.82ポイント、下降、 2571.09、(終値)
ウォン・ドル相場 7.5ウォン安 1318.6(、終値)

■投資主体別売買動向

23.04.183,6353,448-6,639

個人が3635億で、買い。外国人が3448億で、買い。機関が6639億で、売り。

個人と外国人が買い。機関が売りと。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.228マイナス0.014
国庫債券(3年)3.294プラス0.007
国庫債券(5年)3.288プラス0.004
国庫債券(10年)3.352プラス0.003
会社債(AA-、無保証3年)4.101プラス0.009
会社債(BBB-、無保証3年)10.490プラス0.007
CD(91日)3.440プラス0.010
CP(91日)3.9700

韓国債と社債の金利は少し上がっている。

■日経平均とTOPIX

日経平均は28,658円83銭。2,040.89。プラス13.92ポイント。

■ドル円

朝の7時は134.457。それから134.690まで10時半頃に下げるも、そこから反転。17時半頃、134.206。

■気になるニュース

今回の記事は韓国がそろそろ中国と台湾に負けそうだというもの。しかも、半導体も中国と台湾に追撃されてるそうだ。では、記事を引用しよう。

2023年4月17日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の過去10年間の輸出額増加率は中国の約半分、台湾の5分の1水準にとどまり、世界市場における『メイド・イン・コリア』の地位が揺らいでいる」と伝えた。

全国経済人連合会が韓国、中国、日本、台湾の輸出競争力を比較・分析した結果、過去10年間で韓国の輸出額は5479億ドル(約73兆6194億円)から6836億ドルに増加し、増加率は24.3%となったが、中国は2兆501億ドルから3兆6045億ドルに75.8%増加、台湾が2167億ドルから4779億ドルに120.5%増加しており、増加率は韓国を大きく上回った。

とりわけ韓国の輸出を支える半導体が、中国と台湾に追撃されている。10年間で韓国の半導体輸出は164.6%増加したが、中国と台湾は191.1%と330.7%の増加率を記録している。韓国は輸出シェアも0.2ポイント下落し2.8%となったが、中国は3.3ポイント上昇の14.6%、台湾は0.7ポイント上昇の1.9%を記録している。比較した4カ国・地域内でシェアを下げたのは日本と韓国だけだという。

韓国の輸出で最も大きな割合を占める電子機器(半導体含む)の場合、輸出シェアは0.4ポイント上昇の5.9%となっている。一方、中国は4.0ポイント上昇の26.6%、台湾は3.2ポイント上昇の6.5%だった。

専門家は「韓国輸出の競争力低下が続いている」「これまで半導体業況の良さに隠れていた問題が今、浮き彫りになっただけ」だと指摘する。人件費の上昇などを考慮すると、韓国は中国に比べ価格競争力が弱い。技術競争力でも台湾に追い上げられ、難しい状況に置かれているとしている。

韓国と中国の技術力格差も急速に狭まっている。韓国貿易協会が 2011~21年の産業競争関係の変化を分析した結果、中国より「相対的競争優位」にあった韓国の先端産業および中・高等技術水準産業の競争力が、最近は「競合」水準まで落ちていると確認されたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「結局、人件費の差だよ。韓国は技術力で日本に追いついたが、結局、中国・台湾に追いつかれてしまった。技術が同等なら、人件費、税金の差で競争力を失う」「チャイナマネーで国を売る人間が増えた。技術流出で捕まえても罰則が軽い。国の技術力はどんどん下がり、意欲も落ちていく。産業スパイを厳罰にするしか道はないと思う」「技術を盗んだ中国のスパイと技術を売り渡した韓国人による合作だ」「中国で最も人気のある学科が科学で、若者の夢は起業だそうだ。一方、韓国は医者や公務員。これで国が発展すると思うか?」「随分前から予見されていたことだよ」などのコメントが寄せられている。

また、「大企業いじめ、北朝鮮に資金提供、人件費を上げて生産も就職もできなくする。これが前政権のしたことだ」「前政権の5年間でこの国は完全に駄目になった」など、文在寅(ムン・ジェイン)政権への批判の声も多く見られた。

https://www.recordchina.co.jp/b912652-s39-c20-d0195.html

これを見る限り、もう、韓国輸出はピークコリアだな。

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ライダイハン
2023年4月18日 21:50

本日の攻防戦は、実に見ごたえがあった。これだけ、あからさまに介入すれば、アメリカも見逃してはくれない。
サムスンが、スマホの検索エンジンをMS bingに変更するとの噂で「サムスンがMSのビング採用を検討し、グーグルがパニックに陥った」などと言っている。どうも、グーグルを完全に怒らせると、サムスン製スマホにアンドロイドを使わせない可能性もあるということまで考えが及んでいない。グーグルも自社のスマホを売るために、サムスン製スマホを駆逐できれば好都合でしかない。ここは、グーグル(アップルも)が、韓国から完全撤退する日も近いかも。

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