韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1321.76→徐々に売られていくウォンは連日ワロス曲線を描く【動画】

韓国証券市場 米消費者物価指数発表前なのに、日銀の植田新総裁が規制緩和を継続することもあり、円も133円まで下がったわけだが、そもそも、もう市場は米利上げ0.25％を織り込み始めている。こちらも0.25％だと思うのでそこは予想通りに行けばいいと思う。

問題は韓国銀行が１１日の定例の金融通貨委員会で、政策金利を年３．５０％で据え置いたことだ。つまり、韓銀は金利を凍結した。これで次回のFOMCで0.25％ほど差が拡大する可能性が出てきた。そういう意味でウォンが売られている可能性が高い。

だから、今の1320付近がヘッジファンドが想定するレートとなっているかもしれない。だから、CPI発表後も特別版作るような動きはないと思われる。まあ、実際、どうなるかはわからないが。では、今日のウォンレートを見ていこう。

スタート値は1321.76。時間外で1320突破されていたと。

では、チャートをどうぞ。

開幕は1321。ここからウォンは徐々に上げていく展開とおもいきや、11時半過ぎにウォンは下げた後、ついに韓銀砲が発射されるという中々、忙しい展開だ。

12時頃からウォンはあがりだし、1318ウォンまで上昇。しかし、韓銀砲が止まると、またウォンは売られていく。そして、気がつくと1320まで押し戻される。結局、今日もワロス曲線を描くという。いやあ、おもしろいですね。

結果は1322.2。2.5ウォン安。1320防衛することは出来ずに韓銀大敗北である。

■4月11日の韓国証券市場

コスダック指数 11.16ポイント▲ 898.94(終値)
総合株価指数 35.78ポイント▲ 2547.86(終値)
ウォン・ドル相場 2.5ウォン安 1322.2(終値)

■投資主体別売買動向

個人が4916億で、売り。外国人が1835億で、買い。機関が2948億で、買い。

個人が売り。外国人と機関が買いとなった。

■韓国債と社債の利回り

韓国債と社債の金利は上昇している。まあ、金利据え置いたからな。これ以上下げるのも難しいだろうな。

■日経平均とTOPIX

日経平均は27,923円37銭。TOPIXは1,991.85。プラス15.32ポイント。

28000円回復は行かなかったが円安効果もあり良い感じに上がっている。

■ドル円

朝の7時は133.568。そこから9時半には133.248まであがるも、すぐに下げるという展開。まあ、円安の流れは変わらないとおもったら、18時には133.013まで上がっている。ただ、132円～133円はキープしそうだな。

■気になるニュース

今回は、米機密文書で出てきた米情報機関の韓国の盗聴についての続報だ。どうやら40年間続いてるハンギョレ新聞に書かれている。まあ、これは日本もそうだが、世界の国々は裏ではあらゆるスパイや道具を使って情報を秘密裏に収集している。007の世界が毎日、起きていたりするのだ。日本でもスパイファミリーが大ヒットしているよな。

それで米機密文書について韓国は「情報の相当数が偽造されたものだ」と述べている。では、記事を引用しよう。

　【ソウル共同】米当局が韓国政府の通信を傍受したことを示す米国防総省の文書が流出したと報じられた問題で、韓国大統領府の金泰孝・国家安保室第1次長は11日「（流出した）情報の相当数が偽造されたものだ」と主張した。韓国国防省によると、オースティン米国防長官は同日、李鐘燮国防相と電話会談し「韓国政府と緊密に意思疎通し、全面的に協力する」と述べた。

　米メディアによると、文書にはロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する米国に、韓国が砲弾を売却することに関する韓国政府高官らの発言が記されている。金氏は、事実ではない情報が含まれているとの見解で米韓が一致しているとした。

https://www.47news.jp/world/9181793.html

なるほど。最後のロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する米国に、韓国が砲弾を売却することに関する韓国政府高官らの発言。これは、わりとあり得そうだよな。でも、これを事実と認めるわけにはいかないよな。だから相当数が偽造ということにしたと。

相当数なら全てではない。本物の情報もあるてことだ。でも、実際、韓国はウクライナ戦争で漁夫の利を得ていることは明らかだ。防衛産業が潤っているものな。