韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1312.96→クレディ・スイス危機で狭い範囲で殴り合い!(動画)

韓国証券市場 今朝、ウォンニャス速報の特別版でクレディ・スイスに引き起こされた危機を特集したわけだが、幸いなことにスイス中銀が早めに動いて、クレディ・スイスに流動性供給を発表したことで混乱はある程度収まった。日経平均が26000円を割れる事態は回避された。そして27000円に戻している。

ただ、この金融不安はどの国でも起こりえることであって、FOMCが金利を上げていけば第二、第三の米シリコンバレーバンクのような経営破綻が起きる。その辺りが全く解決されてないため、市場としてはFOMCに注目度がより増しただろう。

今回のFOMCはどんな結果であれ、本編でも必須の内容になることはいうまでもない。韓国経済にも大きく影響する。といったところで今日の開幕から見ていこうか。

スタート値は1312.96。

では、チャートをどうぞ。

今回も録画したチャートを貼るわよ。

開幕は1313。最初は揉み合い。徐々にウォンが売られていくと韓銀が仕掛けた。韓銀砲だ。どーん。10時頃には一気に1310を突破して1308ウォンまで上昇。これは今日は1310防衛線といったところか。そこからウォンは狭い範囲での撃ち合いとなる。ただ、劣勢が続く。

12時頃には1312ウォン付近。1310防衛したいのにそれができない状況。14時半頃には1310を突破するも最後は押し戻されてしまう。

結果は1313.0。9.3ウォン安。結局、1310防衛失敗した。韓銀の敗北である。

■2023年3月16日の韓国証券市場

コスダック指数 0.81ポイント、上昇、 781.98、(終値)
総合株価指数 1.81ポイント、下降、 2377.91、(終値)
ウォン・ドル相場 9.3ウォン安 1313.0、(終値)

■投資主体別売買動向

3.03.16691-866-38

個人が691億で、買い。外国人が866億で、売り。機関が38億で、売りとなった。

個人が買い。外国人と機関が売り。まあ、規模も少ないので様子見てところだよな。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.385マイナス0.084
国庫債券(3年)3.400マイナス0.073
国庫債券(5年)3.364マイナス0.060
国庫債券(10年)3.394マイナス0.024
会社債(AA-、無保証3年)4.098マイナス0.071
会社債(BBB-、無保証3年)10.521マイナス0.074
CD(91日)3.620プラス0.010
CP(91日)4.0200

■日経平均とTOPIX

日経平均は27,010円61銭。マイナス218円67銭。TOPIXは1937.10。-23.02ポイント。

日経平均はなんとか27000円われを回避できたと。

■ドル円

朝の7時には133.296。それから9時半には132円まであがったが、また一気に133円に戻るという。17時過ぎには133.146辺り。

■気になるニュース

さっき速報で流れたのだが、日本の経済産業省が半導体などの製造に必要なフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト(感光材、フォトレジスト)の3品目について対韓輸出規制の解除を決定したと発表したという。それで、韓国政府は日本の輸出規制措置に対する世界貿易機関(WTO)への提訴を取り下げることを決めたという内容だ。

ええ?フッ化水素の行方もわからないのに日本の経済産業省は輸出規制解除したのか?と思ったかもしれない。最初にこちらも不思議に思ったのだ。

ただ、落ち着いて欲しい。そもそも、日本は韓国に輸出規制なんてしていない。輸出管理措置の厳格化である。正しく読むとその厳格化が解除されたわけだが、経済産業省は3年ぐらい様子を見ると述べていたので、日本の輸出管理に必要な書類や人材などを用意したてことを経済産業省が確認出来たこと。それで韓国がWTO提訴を取り下げる条件で輸出管理措置の厳格化を解除した。

こんな感じだろう?そして、韓国が求めているのはこれじゃないよな?そう、ホワイト国への復帰だ。実は別ソースでホワイト国は解除されてない。そもそも輸出管理措置の厳格化とホワイト国への復帰は別問題であるてことだ。

ホワイト国というのは日本が優遇した国「グループA」の復帰であり、現在、韓国はグループBである。つまり軍事転用可能な物資はこれまで通り個別に審査がいることにかわりない。

グループAとグループBの違いは、キャッチオール規制を受けるか、受けないかの話になるんだが、これを解除するにはパプリックコメントを経済産業省は国民に求めるわけだ。だから、そう簡単に協議したから優遇国に戻すなんてことはできない。

つまり、輸出管理の厳格化措置を解除しようが、しまいがたいした違いはないてことだ。ホワイト国にも度してないからな。まず、ここを抑えておいて欲しい。こういうニュースは冷静に内容を読んで判断しないと単なる日本が韓国に屈したような話になる。

だから、読売新聞の記事にも、韓国を輸出手続きを簡略にする優遇措置の対象国「グループA(ホワイト国)」から外した措置については、今後も両国で協議を継続するとある。

つまり、実際、何も変わってないということだ。では、後は経済産業省のソースを引用しておく。

日韓輸出管理政策対話を実施しました

これまで3日間にわたり、日韓輸出管理政策対話を実施しました。政策対話では、3品目※1について、韓国側の輸出管理当局の体制・運用、制度の措置状況を含めた輸出管理の実効性について確認しました。

韓国側の輸出管理当局の体制・運用の拡充、制度の措置状況等について検証した
結果、その取組や実効性の改善が認められました。

韓国側からは、我が国の輸出管理に関するWTOへの申立てを取り下げる旨の発表
がなされることを確認しました。

このため、3品目に係る輸出管理の運用見直し※2を行うこととしました。あわせて、関連する国内事業者に対し、改めて、自主的な最終需要者の確認等を徹底するよう、周知・注意喚起を行うこととしました。

なお、双方の国カテゴリーの取扱いについては、対話を継続します。

https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230316004/20230316004.html

※1 フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト

※2 2019年7月以前のように、特別一般包括許可(貨物・技術の機微度に応じて、一定の仕向地・品目の組合せの輸出をまとめて(原則3年間)許可する制度)を適用すること。

つまり、ユン氏への努力評価で3品目の厳格化は解除されたと。でも、ホワイト国への復帰は韓国の対応次第てことだ。だから、そこまで騒ぐような話ではない。反射神経的には騒ぎたくなる気持ちもわからでもないがな。

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ライダイハン
2023年3月16日 18:23

市場が開くとともに、超韓銀砲を放ち、その後、激し殴り合いが続いたが、結局、1310を切ることができない。マーケは、ポチ雄君とは違って、韓国の嘘に騙されることはない。
経産省も、韓国が正式に提訴を取り下げたことを確認し、さらに行方不明になったフッ化水素の行き先の報告が提出されるまで、決して、先に変更すべきでない(ホワイト国に戻すなど論外)。あとは、記事に通貨スワップのスの字もでなかったことには、少し安堵した。韓国の問題を最終的かつ不可逆的に解決する方法は、ただ一つ、絶滅種にするしかない。後は、半島を核廃棄物の最終処分場として活用し、名前を超汚染半島に改めればよい。

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