韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1280→クリスマス休暇中の市場も一波乱!?超韓銀砲でウォン安の流れ食い止める!

韓国証券市場 12月25日~27日は欧米ではクリスマス休暇となり、世界各国の主要な市場は交代でお休みである。だから韓国証券市場も値動きはあまりしないものだと思っていたのだが、どうやら韓銀にはクリススマス休暇はないようだ。介入しないとすぐソロウォンへと持って行かれるのが今の情勢だ。

また、今日は月末恒例のウォンレート予想の日である。ただ、31日の大晦日は土曜日となる。実際、31日の朝の6時のレートがおそらく年末のレートになると思われる。その辺りは予想するときに注意してもらいたい。

因みに1月1日の元旦はどこも休みなのでウォンニャス速報はお休み。新年の1月2日からとなる。韓国は旧暦なのでウォン市場は1月2日から開いてる。市場のカレンダー見ても休みとはないのでおそらく開いてるだろう。

それでは開幕から見ていこう。スタート値は1280だ。

では、チャートをどうぞ。

まず開幕は1280なのだが、そこから超韓銀砲を撃ち込んでいく。つまり、韓銀は先制の一撃で機先を制そうとする。どーん。しかし、ヘッジファンドは逆カウンターのハゲタカ砲で1280まで押し戻す。ずどーん。

休暇中なのにいきなり激しいバトル。これはどうなってしまうのか。なんと、ここからは狭い範囲で撃ち合い。だが、ウォンは徐々に売られていく。1282ウォンまで落とされて、焦った韓銀がまた超韓銀砲だ。参加者が少ないからと韓銀が暴れ回っている。

それで、1277ウォンまで一気にあげていく。そこからは蓋をするような動きで、1277ウォンから下がらない。何だろうな。韓銀に休みなんてない。しっかり防衛しろよというメッセージなのか。その後、何もしないのが笑える。

結果は1274.8。6.0ウォン高だ。

■2022年12月26日の韓国証券市場

コスダック指数 3.43ポイント、上昇、 694.68、(終値)
総合株価指数 3.45ポイント、上昇、2317.14、(終値)
ウォン・ドル相場 6.0ウォン高 1274.8(終値)

■投資主体別売買動向

22.12.26-6,141-4066,606

個人が6141億で、売り。外国人が406億で、売り。機関が6606億で、買い。

このようになった。何だ、個人と外国人が店じまいセールでもしているのか。機関が買い支えてかろうじてプラスとか。しかし、これで4日連続で個人と外国人がどちらも投げ売り。どう見ても良い雰囲気ではないな。

■韓国債と会社債の利回り

国庫債券(1年)3.794プラス0.025
国庫債券(3年)3.663プラス0.040
国庫債券(5年)3.636プラス0.069
国庫債券(10年)3.639プラス0.087
会社債(AA-、無保証3年)5.235プラス0.020
会社債(BBB-、無保証3年)11.143プラス0.028
CD(91日)4.030、0
CP(91日)5.350マイナス0.030

全体的に国債の金利が上がっている。会社債の金利もそうだ。CPだけは少し下がっている。

■日経平均とTOPIX

日経平均は26,405円87銭。プラス170円62銭。TOPIXは1,902.52。プラス4.58ポイント。

ドル円は132.625と。少し円安に戻っているな。

■気になるニュース

最初ニュースは日本が50年後には世界経済10位圏外になると韓国が報道いている。うん。50年後に日本が世界経済10位になる可能性は少子高齢化というのを考えればありそうな気はしないでもないが、お隣の韓国さん。50年後に存在しているんですか?それで日本に勝っているんですかね?記事を引用しよう。

2027年には日本が国内総生産(GDP)基準、世界経済大国順位で10位圏外に押し出されるだろうという見通しが出た。先進国の経済成長が鈍化する反面、新興国は高い成長傾向を続け、50余年後には版図が変わるという分析だ。

日本経済新聞は25日、ゴールドマンサックスが最近発刊した長期経済展望報告書を引用し、2075年、日本がGDP基準世界12位を記録するだろうと伝えた。

ゴールドマンサックスは2075年、GDP基準世界第1位の経済大国は中国(57兆ドル、約7570兆円)で、2位はインド(52兆5000億ドル、約6970兆円)、3位は米国(51兆5000億ドル、約6838兆円)がそれぞれ占めると予想した。

インドは2030年までに日本を抜き、2075年には米国を追い越すなど躍進するだろうとゴールドマンサックスは付け加えた。

JPモーガンも今後10年間、新興国の年平均成長率は4.2%で先進国(1.6%)に比べて格段に高いと予想した。2032年には世界経済で先進国が占める比重も50%以下に落ちるという診断だ。

https://www.wowkorea.jp/news/korea/2022/1225/10376998.html

そもそも、先進国と新興国の年平均成長が高くなるのは当たり前だ。なぜなら、先進国が新興国に投資をしていくからだ。アメリカを見ればわかるが、もう、人件費が高すぎるのだ。米国国内でアメリカ人1人雇う時給で、新興国なら数人は余裕で雇えるだろう。

企業は安い人件費を求めて海外に拠点を移していく。だから、50年後に日本が新興国に抜かされて入れても不思議でもない。ただ、落ちぶれるのは日本だけじゃないよな?他の先進国も落ちていくはずだ。

でも、韓国さんは50年後どころか、来年が大ピンチですよ。50年後の日本経済を気にしている場合なんですかね。だいたい、この記事には韓国の50年後が書いてないものな。

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ライダイハン
2022年12月26日 23:27

ゴールドマンサックスが発表した長期経済展望報告書で、日本のGDPが2050年には6位に、2075年には12位に落ちると、韓国が喜んでいる。しかし、韓国のGDPは、2025年には20位圏内から外れる方が、確実のような気がする(当然ながら、2050年の予想では韓国は15位以内入っていない;メキシコ、エジプト、ナイジェリアよりも下)。ゴールドマンサックスの予測では、韓国は、2060年代からマイナス成長が予測されているが、現実には、もっと早くマイナス成長に入るように思われる。この予測では、2050年、2075年のGDPのトップは中ゴキになっているし、単純なコブ=ダグラスモデルによる予測なので、現実味はない。

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