さて、今日は朝からとても忙しい。昨日の21時半に7月の米消費者物価指数が発表されたからだ。しかも、前年同月比で8.5%上昇である。
その時、ウォンはどう動いたかはウォンニャス速報を作成してきた。愛犬のジョニーが大喜びだ。まずは、リンクを張っておく。
今回は米消費者物価指数と、昨日、取り上げたチップ4同盟の最新情報を見ていく。なんと、韓国外相が中国を説得したそうだ。まじですか。しかも、なぜか韓国が内容を決めるような言い方だ。あの~。いつから韓国さんはチップ4同盟を主導する立場になったんですか?
そもそもチップ4同盟とか、そういう名称はないそうだぞ。勝手に韓国メディアが付けているだけらしい。まあ、管理人は韓国経済の専門家なので、正式名称が決まるまではチップ4同盟で統一するが。いきなり変えたらややこしいからな。
では、最初は米消費者物価指数だ。
さっきも述べた通り、7月の米消費者物価指数が前年同月比で8.5%上昇となった。先月が9.1%の上昇だったので、インフレそのものは鈍化したのだが、これは原油価格が下がっているので容易に予想できた。ただ、8.5%は記録的なインフレが持続していることを確認された。
ただ、原油価格が最近は値下がり傾向にあることから前の月と比べると7.7%下落しています。
このように書いてあるが、現在の原油価格はWTIで91.50ドルとなっている。確かに100ドル以下にはなっているが、90ドル以上ということで原油価格動向が改善されたとは言いにくい。では、何が値上がりしているのか。
また「電気代」が前の年の同じ月と比べて15.2%、「食品」が10.9%、それぞれ上昇しました。このうち食品の上げ幅は1979年5月以来、およそ43年ぶりの水準となります。
電気代と食品がそれぞれ上昇。しかも、食品は43年ぶりの水準。
また、労働市場で深刻となっている人手不足を背景にした賃金の上昇傾向も物価を押し上げる要因になっています。
これは供給側のサイドの問題で起きているコスト・プッシュ・インフレの持続である。既に用語について何度も解説したので省略しておく。重要な点は供給側の問題で起きるインフレは、中央銀行の政策金利の引き上げ効果が影響しにくいてことだ。だから、4月からアメリカは7月末で2.5%まで利上げをしたが、このインフレはすぐに収まらないわけだ。
今回だって原油価格が前月のように100ドルを超えていたらどうなっていたか。9%台もあったかもしれないてことだ。さて、米消費者物価指数は高いインフレが維持。市場予想を少し下回る動きでダウは530ドルほど上昇。円は2円ほど上げる。ウォンはソロウォン離脱。
次に問題となるのが9月のFOMCで0.5%なのか。それとも、075%になるのかだ。それで、5日に発表された雇用統計がエコノミストが予想を上回り、前月比で528000人増加、失業率3.5%と良かったので、0.75%の見方が多くなっていた。
そして、今日の米消費者物価指数が出てきたわけだ。残念ながら昨日、発表されたばかりなのでグーグル先生にきいても最新動向は出てこない。明日に回すことになる。ダウの上がり方を見れば、0.5%予想が増えるとは思うんだが。9月まで時間があるからな。
では、次は中韓関係で問題となっている韓国の「チップ4同盟」の参加についてみていこう。なんと、韓国外相は訪中して中国を説得できたそうだ。まずは概要からだ。
韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は9日に開かれた中国の王毅国務委員兼外相との会談で、米国が主導して4カ国・地域(米国、韓国、日本、台湾)の半導体協力強化を目指すいわゆる「チップ4(Chip4)」を巡り、中国の懸念を解消する役割を韓国が果たせると強調した。韓国外交部の高官が10日、記者団に明らかにした。
あの~。韓国は参加させて欲しい立場だよな?なんで中国の懸念を解消する役割を韓国が果たせるんですかね?また、相変わらずのデタラメな主張で中国を丸め込もうとしているのか。韓国さんが決める事なんて何一つないですよ。別に韓国が参加しようが、しまいが、誰も困らないので。アメリカはただの「踏み絵」だからな。
韓国が中国を蹴ってまで、米国に従うかどうかを判断している。これで参加しない場合は米韓同盟破棄、在韓米軍撤退にも繋がる恐れがあると。もう、朝鮮半島に兵を置く時代は過ぎているからな。でもな。韓国さんは中国の王外相は「5つの当然」を韓国に要求したぞ。ソースは違うが重要なので確認しておこう。
次の中韓の30年に向けて、両国関係は当然に(1)独立して自主的で、外部の干渉を受けるべきではない、(2)隣国との友好を堅持し、それぞれの重大な関心事項に配慮すべき、(3)開放とウィンウィンの関係を堅持し、産業チェーン・サプライチェーンの安定を維持すべき、(4)相互の平等・尊重と、内政不干渉を堅持すべき、(5)多国間主義を堅持し、国連憲章の趣旨と原則を順守すべきだという、「5つの当然」を提起した。
中国の5つの当然はどう見ても、韓国のチップ4同盟参加するなという警告である。特に3にその内容が含まれているだろう。後、4は台湾や中国の軍拡に口出しするなてことだろう。しかも、5は面白い。中国さん。いつ国連憲章を順守したんですか?管理人は存じてないな。ああ、別次元の話ですが。残念ですが別次元にお帰りください。
ロシアもそうだが、どうして日本周辺の国家はこうして守りもしない国連憲章とか持ち出すんだ。世界に突っ込んで欲しいのか。このように中国を到底、説得できたようには思えない。しかし、韓国の高官は次のように述べている。
同高官は「韓国は特定の国を排除する意図がまったくなく、韓中が密接に連携する経済通商構造を勘案すれば韓国が懸け橋の役割を果たせるという立場を説明した」と紹介。「朴長官は中国の懸念を理解しているとして、韓国がチップ4に加わるのは中国の立場から必ずしも悪いことではないということを伝えた」と述べた。また、「韓国の開放型経済、中国と緊密に結ばれた貿易構造を勘案すれば中国に排他的になることは現実的に難しいとも言及した」と伝えた。
なんと、韓国はチップ4同盟に参加しても、蝙蝠外交を続ける宣言である。でも、参加した時点で、韓国はアメリカの言いなりになるんだが。そこはいいのか。アメリカは中国がこれ以上、力を付けないように確実に中国への半導体輸出を制限してくるぞ。それはできないと韓国は突っぱねるのか。まあ、できるならやってくれよ。
朴氏の発言に対し、王氏は韓国が慎重に判断することを望むという意見を示したという。朴氏は王氏から韓国のインド太平洋戦略を問われ、「韓国と中国は戦略的なパートナー関係のため、韓中関係をそれ自体として重視し、今後発展させていきたい」と述べたという。この中で和而不同(和して同ぜず)の精神を改めて強調したという。
そして、最後が意味不明だ。韓国さんは和して同ぜずって事は、単に裏切る可能性を自ら示唆しているだけですよ?そんな韓国を他の国が快く受け入れると思うのか?いつ裏切るかもわからない韓国に次世代半導体技術に関わらせると思うか?当然、その辺はルールでしっかり縛るんだろうな。
あと、韓国の外相は例のTHAADにおける三不は合意でないと中国側に説明したそうだぞ。凄いよな。チップ4同盟は参加するけど、中国は排除しないよ。三不は約束ではないから守らないよ。いやあ、韓国さん。中国を相当、舐めてますよね?日本のように舐めていたら、そのうち経済制裁が飛んでくると思いますが。
あれ、でも、三不+1限から「5つの当然」が増えたので、韓国は9つを守らないと行けないのか。一気に増えたな。しかし、これを見れば日本は優しいよな。日本は約束を守れとしか言わないのだから。
会談ではペロシ米下院議長の台湾訪問で緊張が高まった米中関係についても意見交換が行われた。韓国の外交部高官は「朴長官は一つの中国という原則を尊重するという立場に変わりはなく、それと同時に台湾海峡の平和と安定の維持が朝鮮半島の平和と安定に極めて重要であり、域内の安全保障と繁栄のためにも欠かせないと言及した」と明らかにした。
これは本当か。韓国の外相がそんなこと中国に述べたとは到底思えない。ペロシを冷遇して、韓国は台湾問題に首を突っ込まない姿勢は見せたが、アメリカのナンバー3を怒らせたことはそのうち返ってくる。もう、韓国に2度と来ないかも知れないな。
中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、インフレ抑制のため9月の会合でも金融引き締めを継続するとの見方が市場で広がっています。
アメリカの7月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて8.5%の上昇となりました。
原油価格が値下がり傾向にあることなどから物価上昇の上げ幅は6月より縮小しましたが、依然として記録的な水準のインフレが続いています。アメリカ労働省が10日発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて8.5%の上昇となりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220810/k10013764751000.html
物価上昇の上げ幅は6月9.1%より縮小しましたがことし3月以降、毎月、8%以上となっていて記録的な水準のインフレが続いています。
7月の内訳はウクライナ情勢を背景に「ガソリン」が前の年の同じ月と比べて44%上昇しました。
ただ、原油価格が最近は値下がり傾向にあることから前の月と比べると7.7%下落しています。
また「電気代」が前の年の同じ月と比べて15.2%、「食品」が10.9%、それぞれ上昇しました。このうち食品の上げ幅は1979年5月以来、およそ43年ぶりの水準となります。
また、労働市場で深刻となっている人手不足を背景にした賃金の上昇傾向も物価を押し上げる要因になっています。
中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、インフレ抑制のため9月の会合でも金融引き締めを継続するとの見方が市場で広がっています。
【青島、ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は9日に開かれた中国の王毅国務委員兼外相との会談で、米国が主導して4カ国・地域(米国、韓国、日本、台湾)の半導体協力強化を目指すいわゆる「チップ4(Chip4)」を巡り、中国の懸念を解消する役割を韓国が果たせると強調した。韓国外交部の高官が10日、記者団に明らかにした。
同高官は「韓国は特定の国を排除する意図がまったくなく、韓中が密接に連携する経済通商構造を勘案すれば韓国が懸け橋の役割を果たせるという立場を説明した」と紹介。「朴長官は中国の懸念を理解しているとして、韓国がチップ4に加わるのは中国の立場から必ずしも悪いことではないということを伝えた」と述べた。また、「韓国の開放型経済、中国と緊密に結ばれた貿易構造を勘案すれば中国に排他的になることは現実的に難しいとも言及した」と伝えた。
朴氏の発言に対し、王氏は韓国が慎重に判断することを望むという意見を示したという。朴氏は王氏から韓国のインド太平洋戦略を問われ、「韓国と中国は戦略的なパートナー関係のため、韓中関係をそれ自体として重視し、今後発展させていきたい」と述べたという。この中で和而不同(和して同ぜず)の精神を改めて強調したという。
会談ではペロシ米下院議長の台湾訪問で緊張が高まった米中関係についても意見交換が行われた。韓国の外交部高官は「朴長官は一つの中国という原則を尊重するという立場に変わりはなく、それと同時に台湾海峡の平和と安定の維持が朝鮮半島の平和と安定に極めて重要であり、域内の安全保障と繁栄のためにも欠かせないと言及した」と明らかにした。
韓国の発言を聞いていると、知能の欠片もないと、ここまで自信が持てるものなのかとある意味うらやましい。偏差値が20もないのに、自分は東大に合格してみせると自信満々で、東大に正式に願書を提出したから、自分は東大生だと言っているようなもの(自称大韓民国も、パリ講和会議で独立宣言を提出したので成立したと主張しているが、どの参加国も独立を承認しなかったことと同じ図式)。まあ、韓国のような「寄生虫型」経済では、製造から販売のどこを止められても生きてゆけないが、とにかく、製造技術は日米から朴ったので、今は、売らなければ収入が得られないと考えて中ゴキに擦り寄るしかないと判断しいるのだろうけど。でも、寄生虫は騒ぎだせば、駆除される運命でしかない。
偏差値が20無いので、ノーベル症とるための塾に通っています。
しかしながら、その塾の先生も偏差値が20無いんです。
米国のインフレが止まりませんねぇ。ウクライナ危機で米大統領への支持率は回復しているようですが、中間選挙の最大の争点は国内問題。共和党主導の議会となったとき、米国の外交はどうなるのかな。反独裁の姿勢を貫いて欲しい、と願っていますが、さて。
チップ4、参加申込期限は8月末だったかな。まぁ、隣国以外は既に参加表明しているし、ペロシ議長への非礼で、早々に申込が締め切られ、隣国が火病する姿を見てみたい。