韓国証券市場 弱い。弱すぎる。皆、韓銀に期待しているんだ。月末なんだから、ここから1250まで一気に上げる超韓銀砲を。米国債を売ったドルが生み出す超威力でヘッジファンドを吹き飛ばしていくのを。
それなのに現実はどうだ。1285防衛で必死。1280奪還しようとして超韓銀砲を撃っても跳ね返されるという。では開幕から見ていこう。
スタート値は1286.44である。
それではチャートをどうぞ。
さて、韓銀はスタートから一気に勝負にでる。なんと、1時間も経たずに韓銀砲で1281ウォンだ。しかし、1280奪還はできない。つまり、第3のマジノ戦を取り返せないのだ。
するとどうなるか。ヘッジファンドは勢いが弱いと知ると途端にウォン売りに切り替える。愛犬のジョニーは激しい撃ち合いに尻尾を振っている。
韓銀砲の連射が切れたら1286ウォンまでフルボッコ。しかし、韓銀は1285防衛だけはなんとかしたい。そこで必死に介入しながら、時間は過ぎていく。ドルが尽きたのか。まだ温存なのか。よくわからないがへなちょこの介入ではただの餌にしかならない。
結局、最後は1283.4。3.1ウォン高。1285防衛を成功しても、これではすぐに1290まで持って行かれる。せめて1280は防衛しろよ。だから、時間外では突破されるのだ。
時間外では1286ウォンまで下落。そこから超韓銀砲で、1281ウォンまで上げるも、すぐに戻されて17時前は1286ウォンだ。
■2022年、6月28日の韓国証券市場
コスダック指数 1.09ポイント▼ 769.51(終値)
総合株価指数 20.17ポイント▲ 2422.09(終値)
ウォン・ドル相場 3.1ウォン高 1283.4(終値)
■投資主体別売買動向
22.06.28 | 1,060 | -376 | -886 |
個人が1060億で、買い。外国人が376億で、売り。機関が886億で、売りとなった。
個人が買い。外国人、機関が売りと。しかし、個人も懲りないよな。また株価が上がる、今が底だとでも思っているのか。
個人は、とにかく取引で差益が得られるなら、もうしばらくはチャレンジするのでは?それにしても、最近は、外国人が大量に売却したときを除いて、全体の取引額の減少が目立つようになってきた。株よりも国債のほうが利益が得られると判断したのだろうか、韓国国債の利回りが低下している。でも、アメリカが利上げをすれば、また金利も跳ね上げるだろうけど。
今度こそ逝く。韓国経済が逝く。国がなくなるわけではなく1997年IMF危機のような状態になるだけだが、今回は米国の支援も日本の支援もないと思われる。
逝く時は逝く。さあ逝く時を享受すべき。