IPEF 米国が主導するインド太平洋経済枠組み(IPEF)への韓国の参加に中国の反発必至ー米韓首脳会談は21日に開催決定!

IPEF 今日の韓国経済ニュースについて取り上げたいことが3つぐらいあるのだが、まずは米国が主導するインド太平洋経済枠組み(IPEF)について見ていこう。これは昨年、バイデン氏がTPPに代わる新しい経済協定を作るという話を覚えていれば、その延長のやつだとわかる。

まずは、IPEFとは何なのか。FNNプライムオンラインから。

IPEFは、TPP(環太平洋経済連携協定)への復帰に否定的な姿勢のアメリカが主導する新たな枠組みで、半導体の供給網の強化や脱炭素への取り組みなど、4つの柱で連携を強化し、中国に対抗する狙いがある。

ポイントは反中国経済協定といったところだ。そして、参加国として有力なのは、アメリカ、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、フィリピンの8か国となっている。

今回は韓国も参加するので、韓国経済の新しい動きとして取り上げているわけだ。ただ、最初のポイント見ればわかるが、「反中国経済協定」なんだ。韓国がここに参加すれば、当然、中国は快く思わない。それが2つ目に取り上げたい話題となる。

それで、韓国はIPEFに参加するに当たって中国排斥ではないとか説明している。

金氏は「IPEFは新たな通商問題を中心に新しい経済通商協力体を構築するもので、中国を排斥するものではない」と強調した。IPEFが特定の国を排除しない「開かれた協力体」である点を強調し、韓国の参加が韓中の新たなあつれきの原因になるのを防ぐための発言と受け止められる。

うーん。苦しい言い訳だよな。半導体供給網の強化や脱炭素などの4つの柱で連携を強化する。韓国がこれに参加すれば対中国包囲網に加わることになる。しかも、IPEFに中国が入るのはアメリカが最初から拒否しており、難しいことはわかっているのに開かれた協力体とか言いだす。

しかも、中国とは自由貿易協定(FTA)の後続協定を協議中という。韓国は中国と何をするつもりなんだ?FTAの後続協定?何でもいいが、二兎追う者は一頭を得ずということわざがある。意味は、うさぎを二兎同時に追いかけても、結局両方とも捕らえることはできない。 つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるということ。

今回、韓国はアメリカに主導するIPEFに参加して、さらに中国との後続協定も協議中とか。どう見ても、両方とも上手くいくようには見えない。しかし、このような新経済協定の枠組でも蝙蝠なのか。ああ、後は韓国はTPPはどうするんだ?結局、ムン君の政権で参加申請すると決めただけで、正式な参加申請はしてないよな。

このようにIPEFに韓国が参加すると述べたことは事実だが、中国が黙っているかどうかは別問題だ。韓国THAAD配備以降、せっかくの限韓令の解除がどうなっていくのか。それは、バイデン氏の訪韓した時に開催される米韓首脳会談がキーとなる。因みに開催日が21日の午後と決まった。時間は90分間。

5月10日に新大統領に就任したユン氏の初の大きな外交となる。キーワードは「経済安全保障」と「安保」らしい。これってこの言葉だけでも、盛大な「踏み絵」が待ってそうだよな。でも、韓国は通貨危機の最中だからな。米韓通貨スワップ協定が手に取るように欲しいだろう。

しかも、時間外で1266ウォンまであげていたのに、今日はダウが一時1000ドルと大きく下落していることもあって、1266ウォンが既に1274ウォンまで押し戻されている。1275防衛しようと頑張ってるようだが、韓銀無双もこれまでなのか。

24日に日本で開かれる米国主導の新経済枠組み「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足を宣言する首脳会議には尹大統領がオンラインで参加するという。

それで、さっきのIPEFにも、ユン氏はオンラインで参加するそうだ。このように明らかに親米の外交を重視しようとしているが、一方で、中国に気を遣う。結局、ユン氏も蝙蝠路線で行くようだ。それが中国に通じるか、この先、わかるんじゃないか。

後、かまってちゃんの北朝鮮がバイデン氏の訪韓時に弾道ミサイルを発射する可能性が高い。ただ、核実験をする可能性は低い。コロナ禍で苦しむ北朝鮮が核実験をするのは厳しいだろうな。今はウクライナ戦争でアメリカはウクライナ支援に忙しいが、北朝鮮が挑発行為を繰り返すなら、当然、対応するし、韓国側にも要請するだろう。

ムン君は全く無視したが、ユン氏はどう対応していくのか。21日の米韓首脳会談は超重要イベントして盛りだくさんの内容となっている。もっとも、バイデン氏の訪韓はしっかり取り上げていく予定だ。

来週開催する日米首脳会談で、岸田首相は、アメリカが立ち上げる新たな経済連携「IPEF(インド太平洋経済枠組み)」への参加を表明する方向で調整を進めている。

IPEFは、TPP(環太平洋経済連携協定)への復帰に否定的な姿勢のアメリカが主導する新たな枠組みで、半導体の供給網の強化や脱炭素への取り組みなど、4つの柱で連携を強化し、中国に対抗する狙いがある。

政府関係者によると、バイデン大統領は23日の日米首脳会談で正式な発足を表明し、これに応じて、岸田首相が参加を伝える方向。

参加国はほかに、韓国・オーストラリアなど、少なくとも8カ国となる見通し。

https://www.fnn.jp/articles/-/361738

【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は18日、米国が主導するインド太平洋経済枠組み(IPEF)への韓国の参加が確実視されていることを巡り、中国への対抗を念頭にした同枠組みに加わることで、中国から反発を受け国益を損なうとの懸念に対し、IPEFは中国を排斥するものではなく、中国とは自由貿易協定(FTA)の後続協定を協議中と説明した。

金氏は「IPEFは新たな通商問題を中心に新しい経済通商協力体を構築するもので、中国を排斥するものではない」と強調した。IPEFが特定の国を排除しない「開かれた協力体」である点を強調し、韓国の参加が韓中の新たなあつれきの原因になるのを防ぐための発言と受け止められる。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/18/2022051881072.html

【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室は18日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とバイデン米大統領が21日午後、約90分間首脳会談を行うと明らかにした。会談はソウル市内の竜山にある新しい大統領執務室で行われる。

 金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長によると、バイデン大統領は20日午後、2泊3日の日程で韓国を訪れる。21日に国立墓地の国立ソウル顕忠院を訪れた後、首脳会談と共同記者会見を行い、公式夕食会に臨む。

 両首脳は「経済安全保障」と「安保」をキーワードとし、1日ずつ共同日程を行うという。

 金氏はバイデン大統領の訪韓期間中に北朝鮮が挑発行為を行う可能性について、「週末までに核実験を行う可能性は相対的に低い」としながらも、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射は迫っていると判断している」と述べた。バイデン氏の訪韓中、北朝鮮が挑発する場合は「プランB」で対応する準備を進めていると強調した。

 また、今回の訪韓は韓米同盟を包括的な戦略同盟に強化するきっかけになるとして、「軍事同盟、韓米自由貿易協定(FTA)を通じた経済同盟に続き、今回は技術同盟が追加されるのではないか思う」と述べた。

 24日に日本で開かれる米国主導の新経済枠組み「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足を宣言する首脳会議には尹大統領がオンラインで参加するという。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/18/2022051880794.html
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ライダイハン
2022年5月19日 11:57

日米から当然のごとくスワップを断られ(岸田が、いつものように自分だけ良い子になろうとする可能性は完全には否定できないが)、中ゴキの逆鱗にも触れて経済制裁を受ければ、韓国は、最後のドルの入手先であるチェンマイイニシアティブに手を出す可能性がある。そうなれば、ASEANからも反発をくらい、一層の孤立化と経済破たんへと突き進むことになる。

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