韓国経済危機 トリプルパンチ食らう韓国経済…企業「最悪のシナリオを想定」-今頃、気づいたんですか?

韓国経済危機 なんていうのか。あれですよね。管理人はちゃんと昨年から韓国経済は、レジェンド、経済の天才であるムン君の5年間が実績が徐々に出てきて興味深いことになると予測していたのに、韓国政府や韓国メディアはほとんど気づいてない。

もしくは気づかないふりをして、輸出が絶好調。過去最大の貿易額と自慢していた。平均賃金で日本に勝ったとか。世界10大貿易国とか。ウォンは基軸通貨とか。実質、G8とか。世界一のK防疫とか。サムスン電子などの半導体が最高とか。今まではまさにそんな感じだった。

でもな。その昨年から、足下に火は確実に回っていたのだ。そこに存在する「韓国経済危機」に韓国政府も、韓国メディアも気づかず、警鐘も鳴らすこともなく、今年はもうすぐ5ヶ月が過ぎようとしている。そして、ようやく自分らの取り巻かれている状況を理解しつつあるようだ。でも、既に燃え広がってから気づいても遅いと思わないか?

今回の記事はそこまで目新しいことはない。ただ、まとめには良いので記事を整理していく。しかし、今日も忙しいのだ。もちろん、理由はウォン動向である。当たり前だがウォンニャス速報を作成するしかない。例え、本編が間に合わなくてもな!

■記事の要点

1.世界的な信用格付け会社ムーディーズは21日、韓国の主権格付けの見通しを最上位圏の「Aa2」に据え置きながらも、「コロナ以降上昇した債務水準が高齢化で長期化しかねない」と指摘した。

2.20日に緊急社長団会議を開いた現代重工業グループの権五甲(クォン・オガプ)会長は「これからの危機はこれまで我々が経験した危機とは次元が異なる可能性がある。予測不能の不確定要素が登場し、それが一気に押し寄せれば本当に大変なことになる」と述べ、系列企業のCEOに危機感を持つよう強調した。

3.関税庁によると、今月1-20日の韓国の貿易収支は51億9900万ドルの赤字だった。1億1518億ドルの赤字だった先月に続き2カ月連続で貿易収支が赤字となる可能性が高まった。半導体、石油製品などを中心に輸出が前年同期比17%増えたが、サプライチェーンの混乱とロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格上昇で輸入が26%増え、赤字が拡大した。

4.原油などエネルギー価格の上昇が主導するインフレ圧力が徐々に高まっている。韓国銀行が集計した3月の生産者物価は前年同月比8.8%上昇した。前月比の上昇率は1.3%で3カ月連続の上昇となり、過去5年2カ月で最高を記録した。

5.2年前のコロナ拡大以降、景気減速を防ぐために低金利を維持してきた上、借金をしてまで投資を行うことがブームとなり、家計債務が1900兆ウォン(約196兆円)に迫る水準にまで膨らんでいるからだ。政策金利の引き上げで貸出金利が連鎖的に上昇すれば、金利負担が増え、困難に直面するローン利用者が増えかねない。

6.政策金利が上昇の兆しを見せていることで、無担保融資の金利は既に1年前(3.7%)に比べ1.6ポイント高い5.3%(2月現在)まで上昇している。

以上の6つだ。順番に見ていこう。

最初の1は世界大手格付け機関のムーディーズが、韓国の格付けは「Aa2」と据え置いた。いやあ。接待がちゃんと効いてますね。今の状況で「Aa2」とか。凄いですね。韓国さん。しかも、、「コロナ以降上昇した債務水準が高齢化で長期化しかねない」とか。実に優しい指摘だ。ムーディーズさん。いくら接待されたからと真実から目を背けていいんですか?

そんな素晴らしい格付けなのに、どうしてここまで韓国経済危機が深刻化しているんですか。そもそも債務水準だけの問題ではないでしょう?管理人は動画で様々な視点から韓国経済を分析したが、家計債務の問題なんて1つの原因にすぎないぞ。一番、困るのは米利上げによる外資撤退、キャピタルフライトと物価上昇なんだから。

次に2だが、韓国企業がやっと気づいた。あれ?これってリーマンレベル、もしくはそれ以上の危機では?とな。うん。気づいたのはいいが遅い。状況はもう、詰んでいるのだ。管理人は韓国経済のスペシャリストだがら、こうすれば持ち直すとか、解決策を考えるのだが、残念ながら数年前から存在しないんだ。何しろ、管理人の想像を遙かに上回る経済の大天才「ムン君」が出現するなんて、ノストラダムスでさえ、予言できなかっただろう。

アメリカの高インフレを抑えるため、米利上げが3年に渡って行われる。これがある時点で韓国経済はどうしようもない。対策の立てようがない。後はなんとか延命する方法しかない。でも、延命したところで韓国経済破綻は目に見えている。まだ、傷が浅いうち、2020年に一度、経済破綻しておけばこうはならなかったのにな。

次に3だが、4月も貿易赤字になりそうだなと。それなのに韓国政府は1月から貿易赤字は季節性だとか楽観視してきた。管理人は甘いと何度も述べた。結果はご覧の有様だ。未来は不確実なんだ。そして、大体、その未来は悪い方向に進む。

それで、4だが、物価上昇が続いてると。これはそのままだ。

次に5は、これが一番面白いよな。なんだよ。景気減速を防ぐために低金利を維持してきた上、借金をしてまで投資を行うことがブームって。管理人は韓国人の行動で一番予測できなかったのはこれである。

経済を扱いサイトなので、投資をするなとはいわないが、借金して投資するブームってなんだよ!管理人が適当に述べたわけでもなく、本当にこれだったんだ。そして、コスピは3000を超えて、3300ぐらいまで上がった。しかも、その異常性になぜか、韓国人は気づかない。

資金が一度に流入したわけだが、これが米金利の引き上げ観測によって、ドルキャリーの逆転現象が始まったと。だから、昨年が韓国証券市場のピークだったわけだ。これも何度も指摘した。借金して投資なんてしたら、待ってるのは身の破滅しかないと。

そして、最後は6だ。これは新情報だ。政策金利が上昇の兆しを見せていることで、無担保融資の金利は既に1年前(3.7%)に比べ1.6ポイント高い5.3%(2月現在)まで上昇している。

つまり、政策金利が上がってるので、もう、金を借りるのも金利が5.3%まで上がったと。そもそも無担保で金を貸すのか。金貸し企業は懲りてないな。

KB金融持株金融研究所のアナリスト、イ・スンフン氏は「物価が上昇し、家計の資金事情が悪化しているのに、金利が上昇すれば、不良債権が広がるリスクがある」と指摘した。

これもその通りだ。今のところ、韓国の金融リスクは経済危機の深刻度よりはかなり低い方だ。それだけは唯一の救いだな。ただ、今年、韓国経済破綻を予測するなら10月以降が危ういだろう。これは自営業者や中小企業の利払い凍結解除が9月末にあるからだ。

これも3月末にやっておけばある程度、吸収できたのに、先送りして、危機を深刻化させた。延長すればするほど借金は増えるしかないのにな。だから、9月末も延長する可能性が高い。しかし、いつまでこれをやるんだ?金融リスクを雪だるま式に増やすだけだぞ。なんせ、貸し倒れして不良債権リスクが加速化するからな。

世界的なインフレによる衝撃が広がる中、4月の貿易収支が先月に続き、2カ月連続の赤字に陥る可能性が高まり、韓国経済に危機感が高まっている。インフレ、世界的な景気低迷、貿易収支悪化など「警告灯」が相次いで点灯する状況だ。サプライチェーンの混乱、原材料価格の上昇を誘発する衝撃の震源地は大半が海外であり、対応が難しいことも問題だ。米国の利上げ加速、上海封鎖などによる中国の景気減速、ウクライナ戦争による国際的な原油価格、食料価格の上昇などが一度に押し寄せている。

 世界経済の不安でドル高ウォン安が進み、輸入物価が上昇。インフレを加速させている。ウォン・ドル相場は3月初めに21カ月ぶりに1ドル=1200ウォンを割り込むウォン安となって以降、ウォン安状態が続いている。

 世界的な信用格付け会社ムーディーズは21日、韓国の主権格付けの見通しを最上位圏の「Aa2」に据え置きながらも、「コロナ以降上昇した債務水準が高齢化で長期化しかねない」と指摘した。

■非常ベルを鳴らす企業

 主要企業は緊急戦略会議を開くなど、緊迫した様子だ。電気自動車向けバッテリー業者の調達担当社員らはほぼ全員が海外出張中だ。原材料価格が上昇する危機の中で海外の素材メーカーを訪れ、供給元に安定化を図るためだ。

 主な大企業の最高経営責任者(CEO)は最悪の状況を前提にしたシナリオとシミュレーションを作成し、対応策づくりを進めている。20日に緊急社長団会議を開いた現代重工業グループの権五甲(クォン・オガプ)会長は「これからの危機はこれまで我々が経験した危機とは次元が異なる可能性がある。予測不能の不確定要素が登場し、それが一気に押し寄せれば本当に大変なことになる」と述べ、系列企業のCEOに危機感を持つよう強調した。現代重工業グループは最近、原材料価格の高騰が造船産業に与える影響などについて、神経を尖らせている。サムスン、現代自、LGなど他の大企業の経営陣も頻繁に緊急戦略会議を開いている。あるCEOは「外部の不確実要素に対し、影響を防ぐこれといった策がなく、被害の軽減に集中している」と話した。

■貿易収支が連続赤字、生産者物価は急騰

 関税庁によると、今月1-20日の韓国の貿易収支は51億9900万ドルの赤字だった。1億1518億ドルの赤字だった先月に続き2カ月連続で貿易収支が赤字となる可能性が高まった。半導体、石油製品などを中心に輸出が前年同期比17%増えたが、サプライチェーンの混乱とロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格上昇で輸入が26%増え、赤字が拡大した。

 原油などエネルギー価格の上昇が主導するインフレ圧力が徐々に高まっている。韓国銀行が集計した3月の生産者物価は前年同月比8.8%上昇した。前月比の上昇率は1.3%で3カ月連続の上昇となり、過去5年2カ月で最高を記録した。生産者物価は消費者物価を刺激することになる。3月の消費者物価上昇率は前年同月比4.1%を記録し、10年ぶりの高水準にまで上昇した。

 ソウル大経済学科の李仁鎬(イ・インホ)教授は「インフレが深刻化すれば、コスト上昇に対処できない企業と低所得の消費者から危機に直面する。経済全般にインフレの悪影響が広がりかねない」と指摘した。

■利上げなど対応策が逆効果招くことも

 韓国経済に差し迫った危機をもたらす物価上昇を抑えるため、韓国銀行が政策金利を攻撃的に引き上げることもまた悩ましい状況だ。2年前のコロナ拡大以降、景気減速を防ぐために低金利を維持してきた上、借金をしてまで投資を行うことがブームとなり、家計債務が1900兆ウォン(約196兆円)に迫る水準にまで膨らんでいるからだ。政策金利の引き上げで貸出金利が連鎖的に上昇すれば、金利負担が増え、困難に直面するローン利用者が増えかねない。

 政策金利が上昇の兆しを見せていることで、無担保融資の金利は既に1年前(3.7%)に比べ1.6ポイント高い5.3%(2月現在)まで上昇している。KB金融持株金融研究所のアナリスト、イ・スンフン氏は「物価が上昇し、家計の資金事情が悪化しているのに、金利が上昇すれば、不良債権が広がるリスクがある」と指摘した。

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