韓国証券市場 まず、時間外ではヘッジファンドの猛攻で1244ウォンまで下降した。その後、少し上げるが開幕は1242ウォンとなった。もう、後がない韓銀はスーパー韓銀砲を撃って戻すのか。注目だ。
では、チャートをどうぞ。
開幕は1242ウォンで始まったわけだが、その後は揉み合いが続く。今日は1240攻防戦なのか。なんとか、1240に上げたい動きだが、昼頃にヘッジファンドが容赦ないハゲタカ砲を放つ。どーん。ついに。1245.02と年内最安値をお昼に更新してしまった。
つまり、第2のマジノ線である1250ウォンまで、残り5ウォンとなった。さすがに1245防衛はするようで、その後は少し上げている。
それでは終値までを見ていく。
さすがに1245ウォンは余りにも危険。韓銀も必死に抵抗してくる。だから、午後は韓銀のターンである。どう見ても介入で、韓銀砲の連続照射で、じりじりとウォンを上げていく展開。これには愛犬のジョニーも大喜びだ。
12時から14時の2時間で1245から1238まで上げる。これが韓銀の底力だ。そして、結果は1239.1と、昨日より0.1ウォン安である。凄いぞ。韓銀、年内最安値更新したのに良く戻したな。
次に時間外である。
当然、介入しなくなればウォンは下がる。終値を1240防衛して安心したのか。ウォンは急落していく。気がつけば17時半過ぎに1241ウォンだ。
■2022年、4月22日の韓国証券市場の結果
コスダック指数 6.90ポイント▼ 922.78(終値)
総合株価指数 23.50ポイント▼ 2704.71(終値)
ウォン・ドル相場 0.1ウォン安 1239.1(終値)
■投資主体別売買動向
22.04.22 | 8,373 | -1,557 | -6,981 |
個人が8373億で、買い。外国人が1557億で、売り。機関が6981億で、売りとなった。個人はなぜか大量に買っているが、これだけのウォン安なのに強気だよな。
ハゲタカさん、容赦ないですね。完全に遊ばれているような気が。
従前から言っているように、為替介入は「タダ」ではないので、そのお金どっから持ってきたの?に着目したいところです。
韓国という国が「そのツケ」としてどんな悲鳴を上げるような事態になるのか、ゆっくり見物しましょう。