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韓国物価 1月の消費者物価3.6%上昇 4カ月連続で3%台-景気停滞時の悪いインフレでスタグフ傾向

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韓国物価 今月、一番注目なのは2月10日22時半にある米消費者物価指数の発表であるのだが、その前に韓国の1月の消費者物価が出てきた。前年同月比より3.6%上昇しており、4ヶ月連続で3%台となった。つまり、3ヶ月間を超えて、韓国物価は上昇していることになる。

まず、物価上昇率は10月が3.2%、11月が3.8%、12月が3.7%に続いて1月も3.6%上昇。 品目別では、工業製品が前年同月比4.2%、農畜水産物が6.3%、それぞれ上昇した。電気・水道・ガスは2.9%上がった。

統計庁の担当者は「需要側の上昇要因もあるが、エネルギー価格の上昇や世界的な供給網の混乱など、海外の供給面での上昇圧力も強かった」と説明。しばらく高止まりが続く可能性があると。

なるほど。後、外食など個人サービスの物価も大幅に上がった。これは輸入物価が上昇しているからか。原油価格が既に90ドルだからな。1月の貿易赤字も過去最大の49億ドル。おまけに高いインフレも継続。

本来のインフレなら政策金利を引き上げるのが常道だが、韓国の場合は金利引き上げは借金の利息を増やす。ただでさえ、国中が借金漬けなので利息を上げられるときついだろう。しかも、政策金利は1.25%にあげたばかりだ。

どう見ても、スタグフ傾向なので、逆に金利を下げるという選択肢すら存在する。もっとも、それは米利上げが取り沙汰されてる以上は無理だ。すると、どうなるのか。物の値段が上がると消費者が萎縮してしまう。財布のヒモが固くなれば、ますます売上げが減る。しかも、オミクロン株で3万人の新規感染者がでている。

【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が4日発表した消費者物価動向によると、1月の消費者物価指数は前年同月比3.6%上昇した。4カ月連続で3%を超える上昇率となった。石油類をはじめとする工業製品と農畜水産物の値上がりが続いていることに加え、外食など個人サービスの物価も大幅に上がった。

物価上昇率は昨年4月から9月まで2%台が続いた後、10月に3.2%と9年8カ月ぶりに3%台に拡大した。11月の3.8%、12月の3.7%に続き、今年1月も3%台後半となっている。

 1月の物価指数を品目別にみると、工業製品が前年同月比4.2%、農畜水産物が6.3%、それぞれ上昇した。電気・水道・ガスは2.9%上がった。

 サービスも同じく2.9%の上昇で、中でも外食(5.5%)など個人サービス(3.9%)の上昇率が大きい。

 生活実感に近い生活物価指数は4.1%上昇した。

 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は3.0%上がり、12年1月(3.1%)以来10年ぶりに3%台の上昇率を記録した。

 統計庁の担当者は「需要側の上昇要因もあるが、エネルギー価格の上昇や世界的な供給網の混乱など、海外の供給面での上昇圧力も強かった」と説明。しばらく高止まりが続く可能性があるとした。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220204000900882?section=economy/index

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