中国 サムスン電子とTSMCに追いつく最先端の半導体メーカーを作るために巨額投資→すべて失敗という無残な結果【動画】

中国 数年前、中国が半導体製造に力を入れて、中国内で新工場を建設してサムスン電子に追いつくだろうとい見方があった。管理人も、そのうち中国が韓国の半導体を追いつくだろうと考えていた。ところが、コロナ禍でも最先端の半導体競争で圧勝したのは台湾のTSMCとサムスン電子だった。

しかも、WSJが報じたところによれば、中国が、過去3年間に少なくとも6つの新しい大規模半導体製造プロジェクトが失敗したと報道した。しかも、 最先端の半導体メーカーを造るために、 少なくとも23億ドル(約2兆7692億ウォン) の金額が使われたそうだ。それなのに、 一部の企業はたった一つの半導体さえ作れなかったという。

23億ドルかけても半導体1つも作れない。しかし、中国はちょっと舐めすぎだと思う。むしろ、23億ドルですら、最先端半導体メーカーを作るなんていうのが無理だったわけだ。そりゃそうだよな。台湾のTSMCとサムスン電子は毎年、半導体にどれだけ投資していると思っているんだ。23億ドル程度なら、数年分ぐらいじゃないのか。

それで、青写真が凄い。 武漢福新半導体製造(HSMC)と就安新集積回路(QXIC) は、 数年以内に7ナノメートル超微細プロセス製品まで作るという青写真を提示していたようだ。 特にHSMCは、元台湾の TSMCの上級経営陣の一人を会社最高責任者に任命するなどヘッドハンティングを行ったようだが、さすがにその程度では無理だろう。そして、昨年の6月に閉鎖という。

最先端の半導体技術なんて、中国に半導体技術の土台がないのだから、風呂敷を広げすぎたようだ。それで、記事を読んでいくと、 中国は2014年から2回にわたり、いわゆる「ビッグファンド」と呼ばれる総520億ドル(約62兆6000億ウォン)の半導体産業支援金を投資してきた。

WSJはしかし、この支援金を手にするために、食食業、セメントメーカーを含む数万企業が半導体関連会社であるかのように登録したと指摘した。

つまり、この支援金は半導体関連会社でもないのに、別の数万企業が登録していたと。中々、杜撰なばらまきだよな。そりゃ、食業や、セメントメーカーに半導体なんて生産できるわけないだろう。ただ、こうなってくると、半導体競争でサムスン電子はまだまだ優勢ってことか。

しかも、日本人にとって、喜ぶべきなのか。悲しむべきなのか。かなり、判断が分かれそうである。中国の半導体生産が上手くいかないのは朗報だが、サムスン電子が強いままなら、メモリー価格の高騰は維持されたまま。どちらにせよ。半導体がこの先も必須産業である以上、日本も対応していかないと。

中国がサムスン電子と台湾のTSMCに追いつく最先端の半導体メーカーを作るために巨額を注ぎ込んだが、すべて失敗に戻ることが分かった。

9日(現地時間)ウォールストリートジャーナル(WSJ)企業発表と中国管営媒体報道、地方政府文件などを分析した結果、中国で過去3年間に少なくとも6つの新しい大規模半導体製造プロジェクトが失敗したと集計されたと報道した。

これらのプロジェクトに投入された金額は、少なくとも23億ドル(約2兆7692億ウォン)だ。このうちのほとんどは政府が支援した金額だが、一部の企業はたった一つの半導体さえ作れなかったと新聞はひねった。

WSJは武漢福新半導体製造(HSMC)と就安新集積回路(QXIC)の失敗を代表的な事例に挙げた。両社はサムスン電子と台湾TSMCが先導している14ナノメートル(nm=10億分の1m)以下の回路を持つ半導体チップを作る目標から始めた。

先にHSMCとQXICは、数年以内に7ナノメートル超微細プロセス製品まで作るという青写真を提示した。特にHSMCは、元台湾TSMCの上級経営陣の一人を会社最高責任者に任命するなど、高級人材に会社を発展させようとした。しかし、結局、商業用半導体チップの一つを生産することができず、昨年6月に閉鎖した。

QXICも半導体チップ製造技術の知識を備えたエンジニアを採用したが、技術を統合する能力が不足していると元職員が説明した。QXICも現在営業を中断した状態だ。

結論として地方政府の莫大な支援をアップして出発したが、これまで単一のチップも商業用に生産できなかったのだ。ここに莫大な投資金もすべて飛ばした。最先端の半導体の量産まで少なくとも数十億ドルの費用が入るという点を遅れて悟ったとWSJが伝えた。

中国半導体会社の生産量は自国内需要の17%水準だ。WSJはこのため、半導体製造能力の拡大は中国政府の最優先事項と診断した。現在、中国は米国の制裁でスマートフォンとコンピュータプロセッサに入る最先端のチップ開発能力が劣った状態だ。

このため、中国は2014年から2回にわたり、いわゆる「ビッグファンド」と呼ばれる総520億ドル(約62兆6000億ウォン)の半導体産業支援金を投資してきた。WSJはしかし、この支援金を手にするために、食食業、セメントメーカーを含む数万企業が半導体関連会社であるかのように登録したと指摘した。

一方、市場調査会社トレンドフォースによると、昨年第3四半期基準のグローバルファウンドリシェア(売上基準)1位は、TSMCが53.1%で1位を占めた。サムスン電子は17.1%で2位に上がり、台湾のUMC(7.3%)、米国グローバルファウンドレス(6.1%)、中国SMIC(5.0%)が続いた。

https://www.mk.co.kr/news/world/view/2022/01/26030/

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LeGrind
2022年1月11日 01:01

あんまり日本も笑っていられませんね。「もう追いつけない」というのが大方の見方です。

 ただ、朝鮮人が作れるくらいですから、チャイナ得意の人海戦術、大量ヘッドハンティングしてキャッチアップすれば、5年後には中国が台頭してくる未来も予想できます。だって韓国ができるんですから、チャイナにできないはずない。記事が韓国から出ているので、この記事から真の予想は読み解けないかと。

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