韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1298.12→韓銀のターンは終わり、ヘッジファンドのウォン売りターン!

韓国証券市場 ここ数日、ウォンが異常に上がりだして1350ウォン台から、いきなり1300ウォン突破してソロウォンから離脱した。しかし、快進撃もここまでだったようで介入を止めた途端、ウォンが売られていく。また、韓国はいきなり空売り禁止という禁じ手に出たことで、コスピが5%急騰した。だが、今日はその半分ほどが売られている。

このように株価や通貨が一時的にあがったところで、それが長続きするとは限らない。実際、今日でソロウォンにあっさり帰還を果たしている。大規模介入して無理に上げたところで、安定しないなら結局、ドルを無駄に溶かしただけに過ぎない。

そして、韓国大好きだった世界3大投資家のジム・ロジャーズ氏が激怒している。それについては後で取り上げよう。

では、日経平均から見ていこうか。

日経平均は32271円82銭。-436円66銭。TOPIXは2332.91。マイナス27.55だ。このように日経平均株も昨日、700円ほど上げたので利確の動きが強い。

それではウォン動向を見ていく。

開幕は1298.12。

では、チャートをどうぞ。

スタートは1298.しかし、その数分後にウォンはソロウォンに再び到達。1日も1200台を維持できずに帰還である。それから1303ウォン付近でももみ合うも、介入をやめたことがばれると、後はヘッジファンドの独壇場だ。ここからウォンは急降下である。

12時頃には1306ウォン付近。午後からもウォンは下がっていき、なんとか1309ウォンで下げが止まる。このように50ウォン上げても、まだまだウォンニャス大戦は楽しめるてことだ。

結果は1307.9。10.6ウォン安。さて、ヘッジファンドのターンはどこまで続くか。

■2023年11月7日の韓国証券市場

コスダック指数 15.08ポイント、下降、824.37、(終値)
総合株価指数 58.41ポイント、下降、2443.96、(終値)
ウォン・ドル相場 10.6ウォン安、1307.9、(終値)

■投資主体別売買動向

23.11.074,593-991-3,929

個人が4593億で、買い。外国人が991億で、売り。機関が3929億で、売り。

空売り禁止で5.6%上がったコスピだが、次の日には外国人と機関が半分ほど売り。いったい、どうなってしまうのか。

■韓国債と社債の利回り

国庫債券(1年)3.722プラス0.029
国庫債券(3年)3.887プラス0.010
国庫債券(5年)3.961プラス0.007
国庫債券(10年)4.055マイナス0.001
会社債(AA-、無保証3年)4.731プラス0.010
会社債(BBB-、無保証3年)11.103プラス0.009
CD(91日)3.8300
CP(91日)4.3100
国民住宅1種(5年)4.321プラス0.005

このように韓国債と社債の金利は少し上がった程度だ。

■ドル円

朝の7時は150.069。それから今日はどんどんさげていく。これではまた151円コースか。

17時半付近で150.487だ。

■気になるニュース

それでは空売り禁止にした韓国についてのロジャーズ氏の突っ込みを見ていこうか。

韓国の金融当局が今月6日から来年6月末までの8カ月間、国内の株式市場に上場する全ての株式の空売りを禁止したことについて、海外の証券市場専門家の多くは「外国人投資家が韓国証券市場をもう信頼しなくなる可能性がある」と否定的な見方を示した。

 米エクソム資産運用のカン・ウォンモ・アナリストは6日、米ブルームバーグとのインタビューで、「特定銘柄の株価が過熱しているということを示す方法(空売り)がなくなったことにより、(韓国の)株式市場は世界の舞台で長期的な信頼性を失うだろう」と語った。株式市場リサーチ会社、スマート・カルマ・ホールディングスのブライアン・フレイタス・アナリストも「(韓国の)個人投資家たちが好む銘柄でバブルが形成されるだろう」と言った。空売りには一部銘柄の過熱現象を緩和し、「適正な株価」に向かわせるという順機能があるが、このような役割が不可能になるということだ。

 世界的な投資家であるロジャーズ・ホールディングスのジム・ロジャーズ会長も同日、報道機関とのインタビューで、「(韓国政府の)空売り禁止措置はミステイク(mistake)だ」「このようにばかげたことを続けているため、韓国はメジャーな国際金融の中心地にはなり得ない」と強く批判した。

 ブルームバーグはまた、空売り全面禁止措置が来年4月の総選挙を前に決定されたという点にも注目している。「空売りは外国人・機関投資家にだけ有利に働く」という個人投資家の不満を、韓国政府が選挙前に聞き入れたということだ。

 今回の空売り禁止が韓国証券市場のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)先進指数編入に否定的に作用するという指摘もある。ロイター通信は同日、「市場関係者らは、(韓国が)MSCI先進国指数に編入されるために取り除かなければならない要因の一つに、空売り規制に関する不確実性を挙げた」と報じた。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/11/07/2023110780011.html

こんなことしておいて、モルガンにモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)先進指数編入させろとかいってくるんだぜ。バカも休み休みに言えと。

国庫債券(1年) 3.722 プラス0.029
国庫債券(3年) 3.887 プラス0.010
国庫債券(5年) 3.961 プラス0.007
国庫債券(10年) 4.055 マイナス0.001
会社債(AA-、無保証3年) 4.731 プラス0.010
会社債(BBB-、無保証3年) 11.103 プラス0.009
CD(91日) 3.830 0
CP(91日) 4.310 0
国民住宅1種(5年) 4.321 プラス0.005

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