韓国経済 今日も記事にしたい韓国経済記事にしたいニュースがたくさんあるのだが、とりあえず、韓国政府の現状認識が余りにも楽観論過ぎて開いた口が塞がらない。韓国メディアですら、ウォンが1300超えて、コスピが2300目前となって、既に手遅れだが韓国経済危機であることを認識した。
それなのに韓国政府のあまりにも荒唐無稽な楽観論に管理人はただ呆れるばかりだ。1300ウォンを超えたのは韓国の歴史においてわずか3回なのだ。だから誰が見てもそれは危機であるのにこの文章を読んで欲しい。
また、今回の記事は韓国政府の楽観論を書いている中央日報と、危機感を持った「毎日経済」の記事の2つを紹介していく。まずは中央日報から。
下落するウォン相場をめぐり、過去のように韓国経済に警告音が鳴り始めたという懸念が大きくなっている。これに対し1ドル=1300ウォンは米国の「スーパー緊縮」にともなう「ニューノーマル」という解釈も出ている。
前者は韓国経済危機だという認識。でも、後者は「ニューノーマル」である。よくわからないがおそらく、新基準という意味の解釈だろう。次が興味深い。
ウォンの下落は危機の前兆かもしれないとの懸念にひとまず韓国政府は「過去とは違う」として線を引いている。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相は26日、KBSの時事番組で、「通貨危機の時は韓国経済に根本的な問題があったが、いまは米国が高物価を抑えようと金利を急騰させ、それにともなう安全資産選好現象でドル高が現れたもの」と話した。
なんと経済副首相にいわせると韓国経済に根本的な問題がないらしいぞ。アメリカのせいだからニューノーマルだ。はあ?韓国さん。なんで韓国ウォンは売られているんですか?
本当にこれが経済の副首相の認識なのか。で、安全資産選好現象でドル高が現れたものなのに、どうして必死に介入しているんですか?先週の金曜日と昨日でどれだけ韓銀砲を撃ったんですか。1307→1280まで上げたのはどうしてなんですか?
本当、経済副首相は何も知らされてないんじゃないか。韓国経済に根本的な問題があるから、あれだけ金利を上げても、ウォンは下がって、コスピも下がっているんですよ。過去とは違う?そうだぞ。なんぜ、日米の通貨スワップ協定がない。日本と米国の後ろ盾がない。確かに過去とは違うぞ。あと、1900兆ウォンに迫る世界一の家計債務とか。全然、過去とは違うような。
秋副首相は「大きな流れで周辺国と差があるわけではないため、(1ドル=)1300ウォン自体を経済危機状況の証拠とみるには難しい」と付け加えた。
そうですか。周辺国と差がない?韓国だけが高い上昇をどう説明するんですか?それと、世界1位と2位の「株価下落率」をどう説明するんですか?韓国メディア「毎日経済」の記事が実に興味深い。
26日韓国取引所と連合インポマックスによるとコスダック指数は先月末893.36で最近の取引日である今月24日750.30で16.01%下落した。同期間のコスピは2,685.90から2,366.60に11.89%下がった。全世界代表株価指数40のうち、コスダックとコスピ下落率はそれぞれ1位と2位を記録した。
大きな流れは周辺国とは差がない?そうなんですか。では、なんで世界一株価が下落したんですか?
しかも、記事の続きには、5月基準物価上昇率が昨年同月比60.7%に達し、今月中旬基準金利を52%で3%ポイント上げたアルゼンチンより韓国の証券収益率が低調だったとある。
韓国さん。物価上昇率60%、基準金利52%のアルゼンチンより、酷い状況ですよ。アルゼンチンも2度目のデフォルトして、経済を立て直し中だが、コロナで中々、思うように行かない。それよりも韓国さんは下ですよ。そして、ようやく管理人の認識が出てきた。
最近では、特に米国基準金利が韓国基準金利より高くなる金利逆転の可能性に外国人売り税を刺激する材料と言われている。外国人は今月に入って有価証券市場とコスダック市場で計5兆3千760億ウォンを純売り渡し株価を引き下げた。
最近では言われている?あの~。それを管理人は米利上げが0.5%の可能性になった数ヶ月前から、米韓金利差逆転を「最悪なシナリオ」と述べていたのですが。今頃になってこの認識。
キム・ヨンファンNH投資証券研究員は「韓国は他の株式市場に比べてより大きな衝撃を受けているが、これは景気後退時の輸出鈍化の懸念、外国系資金流出持続、個人投資心理萎縮による買収主体失踪などが作用するため」と分析した。
この分析は正しい。でも、経済副首相は「大きな流れで周辺国と差がない」とか述べているわけだ。でも、世界中の投資家は韓国市場で世界一の投げ売りを行った。毎日経済は韓国経済危機を甘いながらも認識しているが、中央日報はニューノーマルだからな。さらに研究員はこう続ける。
また「ヨンジュンが7月にも金利75bp引き上げを予告しただけに7月に韓米基準金利の逆転が避けられない」とし「これはウォン/ドル為替レートの上昇と外国系資金の韓国資本市場離脱の懸念につながるという点で投資心理を不安にする要因」と診断した。
これもその通りだ。だから、ウォンは1300を突破して、コスピは2300割れ目前まで落ちた。さて、ここからは中央日報の楽観論に戻ろう。
SK証券のアン・ヨンジン研究員は「ドルが1300ウォン台にとどまった2009年に80ポイント台半ばだったドル指数が100をすでに超えた。(高まる)ドルの価値と比較してみると、ウォンの価値が1ドル=1300ウォン水準まで落ちたのは危機や非理性的な水準ではなくニューノーマルとして定着するかもしれない」と話した。
このようにウォンが1300水準でも、危機や非理性的な水準ではなくニューノーマルらしい。別にニューノーマルでも構わないが、必死に為替介入して1300から上げてるのはどうしてなんですかね?言っていることと、やっていることが矛盾していませんか?
実際に経済の基礎体力を示す指標は悪くない。韓国の対外支払い能力を示す純対外金融資産規模は3月末基準で6960億ドルだった。対外資産より負債が多かった金融危機当時の2007年7-9月期のマイナス2166億ドルとは格差が大きい。
なるほど。9月末の外債償還、ロールオーバーに対しては支払い能力を基礎体力を示す指標は悪くないと述べているのか。対外資産はリーマン時より多いと。管理人もデフォルトする理由が外債償還から起こるとは考えてない。
もっとも、その対外資産が本当に額面通り存在するならという「条件」が付くが。外貨準備高の4500億ドルあるのに、すでに米国債を3月の時点で売って為替介入している時点で、使える外貨準備高はほとんどないと見ていい。それなのに金融資産が6960億ドルといわれて誰が信用するんだ。それで、1300ウォンをどう見るのか。
だが1ドル=1300ウォンは韓国経済に負担になるほかはない。ウォン安にともなう輸出競争力確保も容易ではない上に原材料価格急騰からウォン安で輸入物価が急騰しかねないためだ。
現代経済研究院のチュ・ウォン室長は「為替相場は相対的なためユーロはウォンと似た水準で、円はさらに落ちた状況で韓国の輸出企業には役に立ちにくい。むしろ原材料や機械資本財輸入の費用が上がり企業の困難だけ加重される状況」と話した。
これもその通りだ。既に韓国企業が耐えられる理想の為替レートである「1100~1150」を大きく逸脱している。1200が第1次のマジノ線という意味は、これ以上のウォン安は韓国企業に不利益をもたらすレートであるということ。ウォンニャス速報が1200で始まるとはそういうことなのだ。しかし、問題は1300がこれからも続くかもしれないと。
さらに大きな問題は「1ドル=1300ウォン時代」が相当期間続きかねないということだ。ウォン相場が1ドル=1300ウォンを超えて1350ウォンまで進むのではないかとの懸念も出ている。
第5のマジノ戦が1350か。1300から50ウォンも余裕があるので、しばらくは抜かれる心配はない。ただ、米韓金利差が逆転すれば管理人は1350は突破すると見ている。
延世(ヨンセ)大学経済学部の成太胤(ソン・テユン)教授は「韓米の金利逆転が起きかねない点とともに輸出と景気鈍化など実体経済の後退まで重なった状況。現在の為替相場の状況を深刻に受け止めなければならない」と警告した。
これもその通りだ。後は韓銀がどこまで政策金利を上げるかでウォンレートが決まる。しかし、韓国政府は経済危機ではないとか、どこまでお花畑なんだろうな。その認識の甘さが対応をどんどん遅らせていることにまだ気づかないらしい。
韓国輸出低迷、物価上昇だって、もっと危機感があれば、速めに対応できただろうに。未だに、一部の韓国メディアが経済危機と気づいたぐらいの認識とは恐れ入った。
ただ、傍観者である管理人からすれば、もう、手遅れなことに気づかない方がまだ幸せなのかも知れない。ほら、経済危機じゃないといっておけば、慌てずに済むだろう?まわりの家が火事でどんどん燃えていても、自分の家は「防災完備」だから大丈夫と思い込めば、足下に火が回るまでは幸せでいられるだろう。
でも、まわりの家が燃えている時点で逃げ場なんてないんだぞ。四方八方が炎で囲まれてしまえば、例え、火で焼かれなくても、酸素不足で倒れてしまう。もう、今の韓国経済はそういう状況だ。だから、気づかない方が幸せかもしれない。
過去「1ドル=1300ウォン」は危機を呼ぶ公式とされた。ウォンが1ドル=1300ウォンを超える安値となったのは3回だけだった。
1997~98年の通貨危機、2001~2002年のドットコムバブル崩壊、2008~2009年の金融危機と、いずれも対内外危機の時にウォンは自由落下した。
23日のウォン相場は12年11カ月ぶりに1ドル=1303.50ウォンを記録し市場に緊張感が流れている。下落するウォン相場をめぐり、過去のように韓国経済に警告音が鳴り始めたという懸念が大きくなっている。これに対し1ドル=1300ウォンは米国の「スーパー緊縮」にともなう「ニューノーマル」という解釈も出ている。
ウォンの下落は危機の前兆かもしれないとの懸念にひとまず韓国政府は「過去とは違う」として線を引いている。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相は26日、KBSの時事番組で、「通貨危機の時は韓国経済に根本的な問題があったが、いまは米国が高物価を抑えようと金利を急騰させ、それにともなう安全資産選好現象でドル高が現れたもの」と話した。
秋副首相は「大きな流れで周辺国と差があるわけではないため、(1ドル=)1300ウォン自体を経済危機状況の証拠とみるには難しい」と付け加えた。
市場専門家らは過去と違うドル指数水準に注目する。ドル指数はユーロと円など主要6カ国の通貨に対するドルの価値を示す。
ドル指数が高いほど他の通貨に比べドルの価値が高いという意味だ。24日基準のドル指数は104.12だ。
SK証券のアン・ヨンジン研究員は「ドルが1300ウォン台にとどまった2009年に80ポイント台半ばだったドル指数が100をすでに超えた。(高まる)ドルの価値と比較してみると、ウォンの価値が1ドル=1300ウォン水準まで落ちたのは危機や非理性的な水準ではなくニューノーマルとして定着するかもしれない」と話した。
実際に経済の基礎体力を示す指標は悪くない。韓国の対外支払い能力を示す純対外金融資産規模は3月末基準で6960億ドルだった。対外資産より負債が多かった金融危機当時の2007年7-9月期のマイナス2166億ドルとは格差が大きい。
他の通貨と比較してもウォンの下落は深刻な水準ではない。ウォン相場は今年に入り24日までで8.4%下落した。同じ期間に14.6%下落した日本円、9.0%下落した英国ポンドなどよりは下落率は低く、4.8%下落の人民元、6.9%下落の台湾ドルよりは高かった。
だが1ドル=1300ウォンは韓国経済に負担になるほかはない。ウォン安にともなう輸出競争力確保も容易ではない上に原材料価格急騰からウォン安で輸入物価が急騰しかねないためだ。現代経済研究院のチュ・ウォン室長は「為替相場は相対的なためユーロはウォンと似た水準で、円はさらに落ちた状況で韓国の輸出企業には役に立ちにくい。むしろ原材料や機械資本財輸入の費用が上がり企業の困難だけ加重される状況」と話した。
さらに大きな問題は「1ドル=1300ウォン時代」が相当期間続きかねないということだ。ウォン相場が1ドル=1300ウォンを超えて1350ウォンまで進むのではないかとの懸念も出ている。
延世(ヨンセ)大学経済学部の成太胤(ソン・テユン)教授は「韓米の金利逆転が起きかねない点とともに輸出と景気鈍化など実体経済の後退まで重なった状況。現在の為替相場の状況を深刻に受け止めなければならない」と警告した。
https://japanese.joins.com/JArticle/292536
深まる景気低迷の懸念に全世界証券市場が伴う弱気の流れを見せているが、有毒韓国証券市場の不振が目立つ。
今月に入ってグローバル株式市場代表指数のうちコスダック下落率は1位、コスピ下落率は2位だった。
◇’物価上昇率60%・基準金利52%’アルゼンチンより収益率低調
26日韓国取引所と連合インポマックスによるとコスダック指数は先月末893.36で最近の取引日である今月24日750.30で16.01%下落した。同期間のコスピは2,685.90から2,366.60に11.89%下がった。
全世界代表株価指数40のうち、コスダックとコスピ下落率はそれぞれ1位と2位を記録した。
国内業種別に見ると、指数の流れを主導する半導体株が業況の懸念に急落し、市場全体に打撃を与えた。
コスピ・コスダック主要種目を編入したKRX業種指数基準で半導体指数は6月に入ってだけ19.57%下落した。また、鉄鋼(-18.99%)、建設(-17.21%)、景気消費財(-14.95%)、輸送(-14.58%)など景気敏感業種の弱さが目立った。
6月に入って韓国株式市場の収益率はスウェーデンOMXストックホルム30(-11.73%)、ブラジル・ボヴェスパ(-11.39%)、オーストリアATX(-10.78%)、アルゼンチンマーバル(-10.49%)などを抜いて世界最下位だった。
5月基準物価上昇率が昨年同月比60.7%に達し、今月中旬基準金利を52%で3%ポイント上げたアルゼンチンより韓国の証券収益率が低調だった。
グローバル証券市場の動きを率いるニューヨーク証券市場では今月、スタンダード&プアーズ(S&P)500指数が5.33%下落し、ダウ指数とナスダック指数がそれぞれ4.51%、3.92%下がった。
特に6月に相対的に先方を絞ったアジア周辺国証券市場と比較すると、韓国証券市場の落幅がさらに顕著になる。
今月に入って中国上海総合指数と宣伝総合指数はそれぞれ5.13%、9.25%上がった。香港のハンセン指数も1.42%上昇し、日本の日経225指数は2.89%下落した。
韓国証券市場のように半導体種目の比重が大きい台湾の家権指数が8.95%下がり、落幅が大きい方だったが、コスピナやコスダックよりは下落した。
この期間の収益率1位はロシア証券市場で先月末より17.12%上昇した。
◇景気低迷の懸念拡大… 「韓国証券市場、より大きな衝撃を受けて」
米国連邦準備制度(Fed・連준)が古物価をつかむために基準金利を一度に75bp(1bp=0.01%ポイント)上げ、主要国中央銀行も高強度緊縮行列に参加している。
これに景気低迷恐怖がグローバル金融市場を揺るがすと米国証券市場が弱世場に進入し、主要国証券市場も続々と下り坂を歩いた。
その中でも韓国証券市場が有毒不振な理由としては、輸出鈍化、ウォン安と韓米金利逆転懸念による外国人売り税、反対売買出会などが挙げられる。
韓国輸出は6月に入って20日まで1年前より3.4%減少した。また、貿易赤字の持続により、上半期の累積貿易赤字規模が半期最大を記録する可能性が高まった。
国内経済の輸出依存度が高いだけに、世界景気低迷による輸出鈍化は企業実績と株価にも悪材になることがある。
最近では、特に米国基準金利が韓国基準金利より高くなる金利逆転の可能性に外国人売り税を刺激する材料と言われている。外国人は今月に入って有価証券市場とコスダック市場で計5兆3千760億ウォンを純売り渡し株価を引き下げた。
キム・ヨンファンNH投資証券[005940]研究員は「韓国は他の株式市場に比べてより大きな衝撃を受けているが、これは景気後退時の輸出鈍化の懸念、外国系資金流出持続、個人投資心理萎縮による買収主体失踪などが作用するため」と分析した。
また「ヨンジュンが7月にも金利75bp引き上げを予告しただけに7月に韓米基準金利の逆転が避けられない」とし「これはウォン/ドル為替レートの上昇と外国系資金の韓国資本市場離脱の懸念につながるという点で投資心理を不安にする要因」と診断した。
また、株価急落で外国人差額決済取引(CFD)と個人信用取引などに対する反対売買物量があふれ、証券市場に下方圧力を加えたと推定される。
イ・ギョンミン大臣証券研究員は「国内証券市場の相対的急落税は対外変数よりは国内変数の影響で見なければならないだろう」とし「しかし、国内ファンダメンタル、産業、企業実績面でその原因を見つけるのが難しいのが事実」と説明した。 。
続いて「国内需給変数の中でも信用売買、CFD、株式担保ローン(ストックン)などによる反対売買とこれを積極的に活用する外国人先物売買パターンの影響が大きいとみている」とし「個人投資家の反対売買と失望売物も大挙出会なった」と付け加えた。
https://www.mk.co.kr/news/economy/view/2022/06/557283/
早ければ、9月か11月に、米韓の金利差が1%になる可能性すらあるのに、自分たちを(超)過大評価しているのには笑わせられる。まあ、大韓民国の成立をパリ講和会議で中ゴキ人に扮して「独立宣言書」を提出したからだとしている(1カ国も承認していない)時点で、客観的事実が理解できていない。ニューノーマルとは、ウォンが1300以上でも企業が利益を出せ、成長できる体質に変化することなのに、1200でも利益が出せない現状、例えば、韓国がシェアトップを誇る造船は、体質改善しているのかな?韓国は、日本の技術を朴り、安い人件費と電気料金を原動力にし、薄利多売と政府の補助金で成長してきたが、そのようなビジネスモデルはもう通じない。日本を超えたと自慢しているペロブスカイトも日本の技術の朴りであり、酸化ガリウムを用いたパワー半導体も補助金を出して必死に朴ろうとしている。結局、韓国の体質は何も変わっていないのだから、マーケは逃げ出しているだけ。