韓国証券市場 昨日、2月の米消費者物価指数が1月を超えて、7.9%を発表されたことで、せっかくの韓銀砲での怒濤の介入も、1224まで上げた後、すぐに1227ウォンまで降下。その後も、何度も韓銀砲を連射してウォン安を食い止めようとするが、無理。6時過ぎには1229ウォンである。
それでも、後がない韓銀は必死に介入を繰り返すが、今日の開幕は1228.36となった。
では、チャートをどうぞ。
https://jp.tradingview.com/chart/LQDHHGcr/?symbol=FX_IDC%3AUSDKRW
このように時間外での激しい攻防戦が展開された。そして、一度は1225防衛に成功したが、それもすぐに突き崩された。しかも、市場が開けたら怒濤の昇龍拳が待っていた。
気がつくと10時過ぎには1232ウォンである。あれ?韓国さん、1230防衛はどうしたんですか?しかも、今日は週末ですよ!週末に1230はやばいんじゃないですかね。
お昼の動向を見ていく。
1232まで下がったウォンは、その後、何度か韓銀砲で撃ち返すが、やはり、米消費者物価指数が急騰しているニュースもあり、劣勢が続く。1233、1234、1234.81とあっという間に下がっていく。韓銀も防衛ラインを1235に敷き直したようで、そこからは反発しているが、お昼過ぎは1234ウォンってところだ。
では、市場の終わりまではどうか。
1234まで下がったウォンはここから韓銀砲で反撃に出る。しかし、ヘッジファンドもハゲタカ砲で応戦。1230に防衛ラインを押し戻そうとするが、1231.85辺りで止まる。そこからウォンは下げられて、最後は1232ウォンで終了した。結局、週末は1230防衛もできずに、韓銀の敗北は決定した。
次に時間外を見ていく。時間外でも韓銀砲を撃ち込んで、ウォンを上げようとする韓銀だが、ウォンを投げ売りする速度や量はそれ以上のようで劣勢状態。1233、1234、1235と気がつけば、昨日と変わらない数値にまで下げられた。
昨日から今日にかけての1220~1230の攻防戦はなかったことにされた。でも、さすがに1235の防衛ラインは死守したいようで、なんとか韓銀砲を撃って抑えようとしている。18時前には1234ウォンである。
■2022年、3月11日韓国証券市場
ウォン・ドル相場 3.7ウォン安 1232.0(終値)
総合株価指数 19.04ポイント▼ 2661.28(終値)
コスダック指数 2.63ポイント▲ 891.71(終値)
■投資主体別売買動向
15:52 | 10,338 | -6,806 | -3,811 |
個人が10338億で、買い。外国人が6806億で、売り。機関が3811億で、売り。このようになっている。KOSPIを必至に買い支える個人投資家が多いのに、外国人と機関は売り続けると。特に今週は、外国人は全部投げ売りじゃないか。
基軸通貨だし、先進国なんだし、まったくもって心配いらないでしょう。
(※注意)世界中が認めたわけではなく、あくまでも彼らの自称ではありますがw