外貨準備高 韓国の2月末の外貨準備高が発表された。韓国銀行が4日に発表した2月末の外貨準備高は4617億7000万ドル（約53兆4400億円）、前月末に比べて2億4000万ドル増加したそうだ。増加したり理由はドル以外の外貨建て資産のドル換算額や、運用収益が増えたためと説明。では、ここから外貨準備高の項目別に見ていく。
有価証券が前月末より１７億７０００万ドル多い４１０８億４０００万ドル、国際通貨基金（ＩＭＦ）特別引き出し権（ＳＤＲ）は３０００万ドル増の１５３億１０００万ドル、ＩＭＦリザーブポジションが１０００万ドル増の４６億１０００万ドル。
預金は１５億６０００万ドル減の２６２億ドルとなった。金保有は４７億９０００万ドルで、２０１３年２月から変動がない。
どうやら、今回は有価証券は換金してないようだ。そして、気になるのは預金が15億6000万ドル減っていること。どう見ても介入資金で使ったとしか思えない。そもそも、預金ってそれ以外に何に使うんだよ。しかし、まだ262億ドルもあれば楽勝だろう。
それなのに、なんで4日は介入しないんだ？10時半過ぎに介入して1209ウォンに戻した後、それからは介入らしきものは見当たらない。おまけに時間外では1214ウォンまで下がっている。まあ、韓国銀行の発表だから額面通りに受け止めるなんてことはあり得ないが、預金が減った理由も書いてないのが不思議だよな。
単なる作戦会議中なのか。もう、1215を防衛ラインにしているのか。このままでは1200がどんどん遠くなるぞ。
しかも、韓国さんに悪いニュースがある。もう、原油価格が120ドルにまで迫っている。また、ロシア産原油の買い手が見つからない。このロシア産原油の混乱が続いた場合、北海原油代表油種のブレント相場は年末に１バレル＝185ドルに達する可能性があるとJPモルガンは述べている。ただ、これはイラン産原油の供給がすぐ戻らないことを仮定しているようだ。
イランの核合意がまとまらない場合は、原油価格の高騰は止まらないと。
それと、もう一つ気になるのは韓国のコロナだ。なんと、今日で1日の新規感染者が26万6853人、歴代最多… 重症797人・死亡186人となっている。さすが、世界一のK防疫。感染者増加も世界一とは誉れ高い。
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が４日発表した２月末の外貨準備高は４６１７億７０００万ドル（約５３兆４４００億円）で、前月末に比べ２億４０００万ドル増加した。
外貨準備高は昨年１０月末に過去最高の４６９２億１０００万ドルを記録。その後、１月末まで３カ月連続で減少した。韓国銀行は増加の要因について、ドル以外の外貨建て資産のドル換算額や、運用収益が増えたためと説明した。
項目別では有価証券が前月末より１７億７０００万ドル多い４１０８億４０００万ドル、国際通貨基金（ＩＭＦ）特別引き出し権（ＳＤＲ）は３０００万ドル増の１５３億１０００万ドル、ＩＭＦリザーブポジションが１０００万ドル増の４６億１０００万ドルとなった。
預金は１５億６０００万ドル減の２６２億ドルとなった。金保有は４７億９０００万ドルで、２０１３年２月から変動がない。
韓国の外貨準備高は１月末現在、世界８番目の規模。１位は中国（３兆２２１６億ドル）、２位は日本（１兆３８５９億ドル）、３位はスイス（１兆９２６億ドル）だった。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/04/2022030480003.html
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