韓国証券市場 気がつくと今日で11月27日だ。つまり、月末だ。例のアンケートを作成する時期となった。まあ、今回は簡単だ。ボーナスタイムといっていい。何しろ、何の金融イベントを挟まない。12月になれば最後のFOMCがあるが、12月12日~13日なので影響は無風だ。
つまり、今回のウォンレート予想は韓銀とヘッジファンドがどこにウォンレートを置きたいかが焦点となる。最初の目安になるのは1300。ソロウォン攻防戦であることはよくわかるだろう。だから予想レートは、実質、二択、三択に絞られるはずだ。まだアンケート作ってないけどな。
では、日経平均を見ていこう。
日経平均は33,447円67銭。マイナス177円86銭。TOPIXは2381.76。マイナス9.18ポイント。
日経平均は少し下がっている。ただドル円は149円台だ。
といったところでウォン動向を見ていこうか。
開幕は1304.75。
では、チャートをどうぞ。
開幕は1304。さすがに月末も近づいてるので、韓銀も1300を突破したいのか。韓銀砲だ。どーん。これによって10時半頃には1301ウォンまで上昇。だが、1300突破の壁は頑丈のようで、そんなへなちょこ韓銀砲でびくともしない。しかも、逆にヘッジファンドがハゲタカ砲で応戦だ。ずどーん。
一気にウォンは下がっていく。これには愛犬のジョニーも満足げだ。
12時頃には1306ウォンまで下降。おいおい、月末なのにもうドル不足か。まだまだこれからだぞといわんばかりのウォン売り。12時半頃、1308ウォンまで下降。その後、少しは盛り返すがどう見ても負けである。
結果は1303.8。なんと、チャートで確認出来ないがどうやら最後に韓銀砲を撃ったようだ。それで、2.6ウォン高と。
■2023年11月27日の韓国証券市場
コスダック指数 4.75ポイント、下降、 810.25、(終値)
総合株価指数 0.97ポイント、下降、 2495.66、(終値)
ウォン・ドル相場 2.6ウォン高 1303.8、(終値)
■投資主体別売買動向
17:31 | -1,411 | -1,077 | 2,521 |
個人が1411億で、売り。外国人が1077億で、売り。機関が2521億で、買い。
個人と外国人が売り。機関が買い。
■韓国債と社債の利回り
金利は少し上がってるな。
■ドル円
朝の7時は149.407。それから少し下がるも、反発して17時半頃には149.045となっている。
■気になるニュース
中国がまたとんでもないことをしだした。なんと、上場企業の大株主による株式売却を阻止する新方針だ。つまり、事実上、大株主は株式を売れなくなった。おいおい、売りボタンを無くす行為とかわらないじゃないか。
では、引用しよう。
[上海/北京 27日 ロイター] – 北京証券取引所は、上場企業の大株主による株式売却を阻止する新方針を事実上導入した。こうした大規模な売りが上昇基調に冷や水となることを懸念した。事情に詳しい関係筋3人が明らかにした。中国の証取規則によると、「大株主」は5%以上を保有する株主を指し、株式を売却するには該当する証取に申請する必要がある。北京証取はこうした申請の受付を拒否しており、この新方針がいつまで続くかは今のところ不明という。
北京証取も中国証券監督管理委員会もコメントの要請に応じていない。
北京証取に上場する株式は景気支援策を好感して急騰している。北京証券取引所50指数は先週の21%急騰に続き、27日午前には約10%上昇した。
https://jp.reuters.com/markets/japan/23DONW2O5BLPTJ35LZTKGOCMOE-2023-11-27/
中国の証取規則によると、「大株主」は5%以上を保有する株主を指し、株式を売却するには該当する証取に申請する必要がある。北京証取はこうした申請の受付を拒否しており、この新方針がいつまで続くかは今のところ不明という。
しかし、韓国は空売り禁止を突然、宣言して。中国は大株主に株を売るなという。もはや、自由取引とは何かを疑いたくなる。まあ、中国に投資すればこうなるてことだ。大株主はどれだけ株価が下がろうが、売ることもできずに損失をすべて被ると。投資のリスクがありすぎだろうに!
国庫債券(1年) 3.716 プラス0.009
国庫債券(3年) 3.689 プラス0.012
国庫債券(5年) 3.722 プラス0.001
国庫債券(10年) 3.767 マイナス0.012
会社債(AA-、無保証3年) 4.448 プラス0.005
会社債(BBB-、無保証3年) 10.879 プラス0.007
CD(91日) 3.840 0
CP(91日) 4.310 0
国民住宅1種(5年) 3.996 プラス0.010