韓国証券市場 FOMCが0.25%利上げで29ウォン上がって一気に1280ウォン台。これには中々驚かされたが、次の日は16ウォンほど下げる展開。しかも、時間外では1305ウォンまで下がり、朝には1295ウォンまで押し戻すも、週明けにはまた再びソロウォンへ帰還するのかといった情勢となった。
実際、安全圏内は1280ウォンより高い場合だ。そこを超えない場合、ソロウォンの引力に引きずり込まれる可能性が高い。そして、今回も例外ではなかった。ウォンの定着位置はまるで1300だと言わんばかりに帰還を果たす。
では、開幕から振り返ろう。
スタート値は1295.64。
それではチャートをどうぞ。
開幕は1295。しかし、そこから昇龍拳だ。1時間も経たずにウォンは1300へ舞い戻る。そこからお昼頃まで下げる展開だ。最安値は1302ウォンとなり、そこから反発するも、いきなりの韓銀砲だ。どーん。
これによってウォンは再びソロウォンから離脱。1295ウォン付近まで押し上げる。しかし、反撃もそこまで。14時前にウォンは再び売られていく。
結果は1301.5。7.2ウォン安。結局、1300から離脱できたのは二日間だけ。気がついたら1300だ。やはり、ニューノーマルなんだろうか。
■2023年3月27日の韓国証券市場
コスダック指数 3.58ポイント、上昇、 827.69、(終値)
総合株価指数 5.74ポイント、下降、 2409.22、(終値)
ウォン・ドル相場 7.2ウォン安 1301.5、(終値)
■投資主体別売買動向
23.03.27 | 434 | -1,040 | 700 |
個人が434億で、買い。外国人が1040億で、売り。機関が700億で、買いとなった。
■韓国債と社債の利回り
週明けで金利が上がっている。ただ、かなり下がってるのでたいしたことはないなと。会社債のほうは未だに金利が高いままだ。
■日経平均とTOPIX
日経平均は27,476円87銭。プラス91円62銭。TOPIXは1,961.84。プラス6.52。
■ドル円
朝の7時は130.686。それから下げていき131円を突破。16時23分には131.355。下がり気味である。
■気になる経済ニュース
今回はWBCでも大活躍した大谷選手の話題だ。実は彼が現代自動車のセダン「ソナタ」に乗っていたことは以前にも話題になっていたので、過去の動画で取りあげた記憶があるのだが、この記事とは彼がソナタに乗る経緯が少し異なっている気がするんだよな。取りあえず記事を引用しておこう。
野球の日本代表チームをワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に導いた大谷翔平(28)=ロサンゼルス・エンゼルス=が米国進出当初、現代自動車のセダン「ソナタ」に乗っていたことが26日、韓国のインターネット上で再び話題になった。
大谷は今回のWBCの試合で日本代表チームの投手兼打者という「二刀流」で活躍、人気が爆発している。大谷は実力・ルックス・人間性などあらゆる面で完ぺきだと評価されている。こうした中、大谷の質素な面が最近、韓国人ファンのハートをとらえたのだ。
日本の写真週刊誌FLASH(フラッシュ)は2018年5月1日、「大谷翔平『通勤カー』はたった200万円の韓国製セダン」という見出しの記事を掲載した。同誌はロサンゼルス・エンゼルス入団後、大谷の年俸は10年総額で数百億円になると言われているのにもかかわらず、「大谷の“ふだん”は変わらない」と伝えた。
そして、大谷が高級車ではなく200万円ほどの現代自動車製セダン(ソナタ)に乗っている、と紹介した。当時撮影された写真には、大谷がソナタの助手席に乗り降りする姿が写っている。
これは、大谷が直接リクエストして球団側から提供された車だという。この報道によると、当時の球団関係者は「もっといい車を」と提案したそうだが、大谷はこれを断ったとのことだ。大谷は2019年に運転免許を取るまでこの車を使っていたという。当時は免許がなかったため、運転は日本人通訳が担当し、大谷はいつも助手席に座っていた。その理由は、「後部座席でエラそうにするのがイヤだから」だという。
このようなエピソードを知った韓国のコミュニティー・サイトのネットユーザーたちは「質素でもあるなんて、短所がない」「年俸が高額なのにぜいたくをしない姿がカッコいい」「大谷にとっては『外車』を選んだのだから、本人なりにぜいたくをしたと思ったのかもしれない」「『みえ』がなさそうなので、見ていて気持ちがいい」などのコメントを寄せている。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/03/27/2023032780017.html
このように大谷選手らしいエピソードが韓国人にも受けいれられている。ただ、こちらが調べたときに大谷選手がソナタに乗っていたのは当時、免許も持ってなくて日本人通訳に運転を任せきりだった。
そして、ソナタは日本人通訳がリクエストしたからそうなったという話だった。いつのまにか、大谷が直接リクエストして球団側から提供された車とかにすり替わってるが、こちらが調べたときはそんな経緯だった。その後、免許とってテスラの車に乗り換えたと。
どちらにせよ。大谷選手があれからさらに活躍するようになったのは素晴らしいことだ。
結局、1300を抜け出すことができない。まあ、現状を考えれば当然で、韓国に投資するだけの意味がない。米韓または日韓通貨スワップでも締結されない限り、ウォンニャスが続くことになる。
KOREA WAVEの記事から、韓電の赤字を解消するための電気料金の1/4だけしか値上げしなかったらしい。今の電気料金を1.8倍に引き上げて、ようやくトントンになるだけで、利益を出して赤字を解消してゆくためには、最低でも現在の1.9(利益が売上の5%)~2.2(利益20%)倍にする必要がある。天然ガスの価格も調べてみたら、2022年12月時点で日本が19.47ドル/mmbtuに対して、韓国は27.28ドル/mmbtuで1.4倍高いことが分かった(2022年1月では日本の1.78倍;ちなみにヨーロッパは、日本とほぼ同じ20.18ドルで、アメリカは何と3.27ドル)。それで、日本よりも電気料金が半分などあり得ない。やはり、韓国製品には、補助金相殺関税を掛ける必要がある(薄利多売の要因)。