韓国証券市場 昨日、1380でソロウォン陥落だと知らせたら、今朝は1350ウォンまで上がっていた。もう、誰かポルナレフを呼んでこい状態だ。ただ、これは本編でも触れたが、アメリカの利上げ速度が緩和するかもしれない統計データが出てきたためだ。
それだけで円が6円も上がり140円に、ウォンが30ウォン上げて1450ウォン台になった。しかし、これは始まりに過ぎなかった。超韓銀無双は市場が開いてからだ。
ただ、これは円の動きとは全く違う。円は140円まであがってから、141円に下がっている。なのに、ウォンはそのまま1350から1315まで上げた。つまり、1日で60ウォン近く上げたのだ。もう、チャートがメチャクチャだよ。どうしてくれるんだよ。
それでは開幕から見ていこう。
開幕は1350.07だ。
では、チャートをどうぞ。
12時には1333ウォンまで上がり、もはや、実況とか、そういう問題ですらなくなってきている。一体、何が起きたんだよ。別に韓国経済に何か凄いことがあったわけでもないんだぞ。
そして、14時半頃には1326ウォンから1314ウォンまで上がるという。これは何なんだろうな。今年の3月終わりぐらいからウォンニャス速報を作成してきたが、ここまで困惑させられるチャートは初めてだわ。そんな凄い材料もないのにウォンが一気に上がった。ヘッジファンドは何考えているんだ。さすがにこれは介入だけの動きではないだろう。
弾補充にしてもあげすぎだよな。
それで結果は1318.4。59．1ウォン高である。コスピもかなり上がっていて2500目前じゃないか。凄いな。この謎の動き。
■11月11日の韓国証券市場
コスダック指数 23.44ポイント▲ 731.22(終値)
総合株価指数 80.93ポイント▲ 2483.16(終値)
ウォン・ドル相場 59.1ウォン高 1318.4(終値)
■投資主体別売買動向
| 22.11.11 | -16,628 | 6,914 | 9,915 |
個人が16628億で、売り。外国人が6914億で、買い。機関が9915億で、買いとなった。
個人が売り。外国人と機関が買い。今回は大商いとなった。実際、日経平均も上がっているので、世界的に株高の流れなのだろう。
■日経平均とTOPIX
日経平均は28,263円57銭。プラス817円47銭。TOPIXは1,977.76。プラス41.10である。
ドル円は141.197。昨日、146円だったのが嘘みたいな数値だよな。
■気になる経済ニュース
最初のニュースは米財務省が韓国を引き続き為替「監視対象」にしたようだ。 ただ、アメリカはドル高是正のために、韓国の介入は歓迎しているとか。そういう話がある。韓国がドルを使って、ドル高を食い止めてくれるなら歓迎という意味で、監視対象で済ませているのか。どう見ても為替操作しているのはバレバレなのにな。引用しておくか。
財務省は10日（現地時間）に外国為替報告書を公表し、韓国や日本、中国など7カ国・地域を通貨政策の「監視対象」に指定した。
同省は半期ごとに主要な貿易相手国の通貨政策を分析し、議会に提出している。対米貿易の黒字幅など三つの判断条件があり、このうち二つが該当するなどした場合に監視対象にする。
韓国は2016年4月以降、19年上半期を除いて毎回監視対象に指定されている。監視対象にはほかにドイツ、マレーシア、シンガポール、台湾が含まれた。前回の報告書で監視対象となっていた国のうち、インド、ベトナム、メキシコなどは除外された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3dd444378b6064cf03c7d61f7212d8df7fdc33c
しかし、中国すら為替監視対象とか。アメリカはやる気ないな。そもそも、アメリカがインフレ抑制だとかやっている利上げそのものが為替操作だと突っ込みたいぞ。まあ、自国の金融対策が世界中にどれだけ迷惑をかけているか。
知ったことではないかもしれないが、いつでも伝家の宝刀を抜けるのはアメリカってことだ。やはり、ドルは強いな。
次のニュースは、韓国のユン氏と日本の岸田総理が今月のASEAN会合で、日韓首脳会談をするための調整にはいったというもの。まだ決まったわけではないが、海上自衛隊の観艦式に韓国軍が参加して、旭日旗に敬礼したことが評価されたてことか。
まあ、共同通信なので飛ばしの可能性が高いけどな。そもそも会談したところで、徴用工問題が解決策を韓国側が提示するとは思えないが。宿題をしない韓国のユン氏と、会うだけ時間の無駄だと岸田総理は気づくべきだろう。