外資撤退 海外投資家の株式資金 3カ月連続で純流出-米国・日本との通貨スワップの必要性が急浮上

外資撤退 昨日、第3のマジノ線である1280突破して、一気に1291まで下がったウォンだが、実は下がっているのはウォンだけではない。コスピも2550まで下落していた。管理人はウォンニャス速報やサイト、メルマガなどで、毎回、株式の外国人投資家の売買について載せているわけだが、このデータも非常に重要なのだ。

なぜなら、このデータを見れば、外国人が韓国から投資を引き揚げているかどうかがリアルタイムでわかるのだ。しかも、韓国株を外国人が売っただけではない。売って手に入れたウォンを、今度は市場でドルに換える。つまり、これもウォン安の原因となる。

そもそも、外国人投資家がウォンを持っているから、一斉に売られるわけだ。そのきっかけがアメリカの利上げというのは何度も説明してきた。だから、管理人は昨年から韓国経済において最重要事項として、アメリカの利上げと、韓国の物価上昇、貿易状況などを取り上げてきた。

韓国証券市場というのは韓国人だけが売買してるだけでは決して大きく上昇しない。外国人の投資が必要不可欠。しかし、韓国株はひたすら売られている。今年の1月に3000台だったコスピが2550ということは、だいたい15%ほど下落していることになる。いくら個人が一生懸命が支えようが、売り抜けられていくのが現実である。

それで、4月の韓国株式市場で海外投資家の資金は42億6000万ドル(約5520億円)の純流出となったことがわかった。聯合ニュースによると、純流出は3カ月連続で、規模も拡大した。純流出というのは、今まで韓国内に投資して株や債券などが、別の国へ、投資が引き上げられたといった意味となる。

理由はいつものヤツだ。アメリカの利上げ。ウクライナ戦争の長期化とか。最近、ここに中国経済の失速も含まれる。次にこの記事で最も重要なところ。

純流出額は2月の18億6000万ドルから3月は39億3000万ドル、4月は42億6000万ドルと拡大している。株式と債券を合わせた証券投資でも、海外投資家の資金は2カ月連続で純流出した。4月の純流出額は37億8000万ドルだった。

管理人はここを確認したかった。つまり、外資撤退が加速化していることを数字が物語っている。そして、株式と債券を合わせた証券投資でも、2ヶ月連続で純流出したと。

ユン氏は外国人投資家が韓国から一斉に引き揚げているのに、何ら手を打っていない。多少、就任したばかりの大統領なので酷な話であるが、ご祝儀相場なんて存在しなかった。市場の反応は極めて投げ売り一択だ。何かしら早急に手を打つ必要がある。そこで、でててくるのが日米との通貨スワップ協定だ。

またこれかよ!と思うかもしれないが、韓国で起きているパーフェクトストームを防ぐ手段において、米韓通貨スワップがもっとも効果的に働くのは言うまでもない。次に日本とのスワップだ。世界1位のアメリカと、世界3位の日本とのスワップ協定は経済大国の強力な後ろ盾を得られるからだ。

最初に述べておくが、管理人は経済的な視点から見て、韓国の絶望的な状況を救う手段は、日米のスワップ協定と政策金利の大幅引き上げ、大増税の3つしかないと考えている。正し、スワップ協定というのは日米という「相手」がいるわけだ。

韓国経済が危機だからニダと叫んで、スワップを要請しても、今までムン君が日米に散々喧嘩を売ってきたので、今のままでは確実にお断りされる。そんなの誰が見ても明らかだ。韓国人がどう思ってるかは知らないが、韓国メディアや韓国政府だってそれには気づいている。だから、必死に日韓関係改善とかアピールしてる。毎日、韓国紙を読んでたら、また似たようなことがひたすら書いてある。

でも、現実は何一つ変わってない。日本はある程度、外交儀礼で、林外相をユン氏の就任式に送ったが岸田総理は出席していない。あくまでも招待を受けたから、今月のバイデン氏が訪日するので、アメリカの顔を立てたに過ぎない。

しかも、言っていることは「約束を守れ」だ。それは徴用工問題や日韓慰安婦合意などの数々の国際法違反を韓国側に是正しろと述べている。何故か、韓国メディアは互いに努力しようとか意味不明なことを述べるが、日本は国際法を遵守していて、韓国が一方的に破った。

努力というのは日本側の対応が不味ければ、管理人もそれについて改めるべきだと思うが、経済的な視点からしても、何一つ日本の対応は間違っていない。約束を守らない相手と何かするなんて、一般常識ではあり得ないからだ。だから、まずは約束を守れ。日本とスワップを交渉するにしても、国際法違反が是正されて、経済ハイレベル協議の再開までいかないと難しいだろうな。岸田総理が独断でスワップを締結するなんてことはまずあり得ない。

これが日本と韓国の現在における状況だ。ムン君の負の遺産を払拭するには韓国側が動くしかないのだ。でも、それを国を二分する決断をユン氏が選択することになる。そんな未来も2割程度、管理人は想定している。

では、アメリカの場合はどうなんだと。実はこれは日本以上に難しい。ええ?そうなんですか?なんか米韓関係はそんなに悪化してないんじゃない?そう思っている人も中にはいると思う。何が難しいのか。それは親米路線に進めば、韓国は必ず中国と北朝鮮と敵対関係になるてことだ。

昨日、1291ウォンまで下げられたとき、実は北朝鮮が弾道ミサイルを発射している。ユン氏の就任に合わせてるのは明白だ。ムン君は国民を放置して、北のスポークスマンとして、北朝鮮との関係を改善しようとしてきた。しかし、ユン氏は北朝鮮に対しては統一とか、そういうのはあまり考えてない節がある。就任の演説や、今までの言動を見ればわかる。

ただ、北朝鮮との関係が悪化しても、北が韓国に攻め込んでこなければ、韓国経済に大きな悪影響はない。問題は中国だ。ただでさえ、米利上げで危機的なのに、中国から厳しい経済制裁を受ければ、ウォンは1300どころか、1500まではいく。コスピの2000以下も見えてくる。それだけ韓国経済は中国に依存している。ユン氏はこれだけは避けたい。

でも、そうなると20日に訪韓するバイデン大統領との会談で、米韓スワップを協定をお願いする「土産」を用意できない。THAADの追加配備、クアッド参加、半導体などアメリカとのサプライチェーン構築の強化などは、どれも中国からすれば経済制裁必死の裏切り行為である。

さらに、昨日、ユン氏が中国の習近平国家主席から訪韓するように招待を受けた。これも、踏み絵である。皆、ユン氏が大好きなので出方をうかがっているのだ。このような複雑怪奇な状況なので、このままユン氏が親米路線を貫けるか。ウォン安・株安・債券安が爆速している中、バイデン氏の訪韓の重要性がますます増してきた。ええ、タイトルの話はどうなったのか?実はこの記事で取り上げたいのはこの文章しかない。後はただの経緯説明だからな。

ウォン安ドル高の原因は米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き上げなど緊縮の加速化、中国の封鎖令とウクライナ情勢の長期化などにともなう世界的な金融市場不安拡大などが挙げられる。FRBが4日に政策金利を一気に0.5%引き上げたのに続き、追加で大幅な利上げを予告し市場は1ドル=1300ウォンまでウォン安ドル高が進むとみている。

つまり、第4のマジノ線が1300と決まりました。もう、1290なのに、1300防衛なんてできるんですか?それで、昨日、エルデンリングのゲーム実況をしながら、ウォンウォッチしていた。

リアルタイムに動きを確認したかったという理由もある。それで、管理人は1時頃に寝たのだが、その後の動きとして1292まで下がったら、韓銀砲を撃っている。つまり、1292が防衛ラインだったと。そして、今日の防衛ラインは1290死守といったところだ。

第4のマジノ線は1300。ひたすら介入して防衛できるのか。既に、韓国企業が利益がでる理想レート、1100~1150を大幅に上回るウォン安。後、1300までいけばKIKO(ノック・イン・ノック・アウト)についても色々発動するんじゃないかと思っている。

因みに1300ウォンはガンダムで例えると。「ソロモン」の攻防戦である。1500がア・バオア・クー。そして、それ以上はサイド3の戦域だ。リーマンショックで1500まで到達したが、サイド3陥落まではいかなかった。問題はリーマンショックは別に起きてないてことだ。仮にこれで歴史的経済イベントが起きたら、それだけ吹っ飛ぶだろうな。もちろん、韓国経済が。そもそも、米利上げのスピードが速すぎて、どうあがいても無理ゲーなんだが。

助かる道は3つだけ。日米のスワップ協定と政策金利の大幅引き上げ、大増税の3つ。おそらく1つ達成だけでは効果は半減なので3つセットでやるのが良いだろう。もちろん、億が一の「可能性」の話だ。

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が12日公表した資料によると、4月の韓国株式市場で海外投資家の資金は42億6000万ドル(約5520億円)の純流出となった。純流出は3カ月連続で、規模も拡大した。韓国銀行は、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め強化への懸念とロシアのウクライナ侵攻の長期化から投資家心理が冷え込んだと分析した。

 純流出額は2月の18億6000万ドルから3月は39億3000万ドル、4月は42億6000万ドルと拡大している。

 株式と債券を合わせた証券投資でも、海外投資家の資金は2カ月連続で純流出した。4月の純流出額は37億8000万ドルだった。 

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/12/2022051280160.html

米国の緊縮基調などの影響でウォン安ドル高が急速に進んでおり通貨スワップ締結議論が急浮上している。

11日のソウル外国為替市場はウォン相場が取引時間中に一時1ドル=1280.20ウォンまでウォン安が進んだが小幅に戻し前営業日より1.1ウォンのウォン高ドル安となる1275.30ウォンで取引を終えた。ウォン相場が取引時間中に1280ウォン台を突破したのは2020年3月23日の1282.50ウォンから2年2カ月ぶりだ。

ウォン安ドル高の原因は米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き上げなど緊縮の加速化、中国の封鎖令とウクライナ情勢の長期化などにともなう世界的な金融市場不安拡大などが挙げられる。FRBが4日に政策金利を一気に0.5%引き上げたのに続き、追加で大幅な利上げを予告し市場は1ドル=1300ウォンまでウォン安ドル高が進むとみている。

政界と市場では為替リスクの安全装置といえる韓米通貨スワップ契約締結の必要性を提起している。韓国と米国はコロナ禍を契機に2020年3月に600億ドル規模の通貨スワップ契約を結んだが、この契約は昨年末で終了した。

米国ではなく日本との通貨スワップ契約締結の必要性が提起される。「国民の力」の徐秉洙(ソ・ビョンス)議員は2日、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官の人事聴聞会で「政治的問題や両国間の感情問題を離れて必要なものを互いに助けて協力すべきという立場から韓日通貨スワップを再開すべき」とした。

これに対し秋副首相は「日本との通貨スワップも外国為替市場に肯定的な影響をもたらすだろう。両国間の政治・外交的問題と絡み合っており、そうしたものをうまく好循環して進められたら良いだろう」と話した。

https://japanese.joins.com/JArticle/290964?servcode=300&sectcode=340
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ももちゃん
2022年5月13日 08:16

ほんと、毎度毎度、コバエのように鬱陶しい。
自己解決力に乏しく、まるで寄生虫そのもの。

お互いのメリットのために日韓通貨スワップを締結しよう
→ 日本へのメリットは皆無です

日本人には、韓国人を助ける義務がある
→ いったい誰が決めたんですか?

日本人は韓国人を見放すのか? ニホンガー!!!
→ 韓国に興味はありません

Last edited 1 year ago by ももちゃん
しぐなる
2022年5月13日 15:44

見放すも何も、1945年に日本から独立したのはあなた達でしょう。
元々日本は関係ありません。

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