韓国造船 今日、日本のメディアで韓国の造船企業の実態について書いてある興味深い記事を見つけたので紹介する。現在、世界シェアのトップは中国か、韓国かの2強となっており、2021年は中国が世界一で韓国は2位だった。今年は逆転するかもしれないが、管理人が注目しているのはトップシェア争いではない。一番大事なのは「利益」だからだ。
米アップルのiPhoneとサムスン電子のスマホを比べても勝ち負けがすぐにわかるが、いくらサムスンが世界一シェアでもあっても利益率が全然違う。だから、本当に勝ったと言えるにはまず赤字であってはならない。そして、利益を上げないといけない。
なぜなら、薄利多売でシェアを拡大させたあげく、韓国の造船業のビッグ3「大宇造船海洋」は破産していたのを大きすぎて潰せないために政府支援して助けたのだ。つまり、いつものダンピング商法である。
因みにビッグ3とは「サムスン重工業」「現代重工業」「大宇造船海洋」の3つであり、「現代重工業と大宇造船海洋」が合併しようとしたら、EUにLNG船を独占するなとキレられて、合併ができなくなった経緯がある。ここまでは動画でも取り上げたが、実はまだ続きがある。
なんと、合併阻止されたら、韓国はEUを訴えたのだ。しかも、勝てるはずもないことを理解していてだ。ええ?何でそんな無駄なことをするんだ?と思うだろう。でも、韓国人だからだ。不当だと声を上げることは意義があるそうだ。意味がわからない。LNG船のシェアを韓国勢がほぼ独占しているのは事実だろう。では、話を戻す。
例えば2022年04月06日、『ChosunBiz』には「韓国造船業第1四半期受注シェア50%…1996年以来最高」というタイトルの記事が出ています。
そうなんだよな。これ管理人も読んで、おお、韓国さん。凄い。シェア50%。過去最高の受注か。このように感心はしても、現状において、世界中で資源・エネルギー価格の高騰が深刻化している。何度か動画でも触れているが、韓国企業は作っても赤字なのだ。だから、3月は貿易赤字だった。
しかも、造船というのは過去にクライアントから受注して、それから船の材料を集めて製造する。だから、過去に製品の値段が決まって、未来に製造原価が決まるのだ。これは何を意味するのか。未来において資源・エネルギー価格の高騰が起これば、製品の単価に組み込むことが難しい。結果は2021年はどうだったのか。
『サムスン重工業』
総売上:6兆6,220億ウォン
営業利益:-1兆3,120億ウォン
当期純利益:-1兆4,521億ウォン
『大宇造船海洋』
総売上:4兆4,866億ウォン
営業利益:-1兆7,547億ウォン
当期純利益:-1兆6,998億ウォン
『韓国造船海洋』
総売上:15兆4,934億ウォン
営業利益:-1兆3,848億ウォン
当期純利益:-1兆1,412億ウォン
このような散々たる結果である。世界一のシェアを誇ろうが全く儲かってない。なのに受注実績だけ大きく報道して、造船は世界一ニダと言い出す。でも、管理人やまともに韓国経済を見ている人間には笑われるだけという。
本業のもうけを示す営業利益は3社合計で「-4兆4,515億ウォン」(約-4,452億円)に達します。2020年末から受注のジャックポットと誇っていたのですが、2021年も3社全て巨額赤字となりました。2022年こそ黒字にすることができるのでしょうか。
何言ってるんだ?2021年でこれなら、2022年はこれにウォン安、資源高・原油高が追加されるのでもっと酷くなるのは容易に予想できるだろう。でも、なんかのウルトラCで黒字にできるかもしれないので、期待しているぞ。
薄利多売商法で世界一のシェアを獲得して、世界のために「赤字覚悟」で受注を引き受けるビッグ3に感謝しながらな。しかも、最近はドイツがロシアからの天然ガス輸入を減らすために、アメリカから天然ガスを輸入する方向で動いている。それにはドイツがLNG船が停泊できる港を作る必要があるそうだ。つまり、韓国のLNG船受注はまだまだ伸びるんじゃないか。
EUがロシアから天然ガスの輸入を減らせば韓国さんはウハウハですね!是非とも、このビッグチャンスに大もうけしてくださいね。
韓国メディアでは韓国造船企業の受注が好況だという記事がよく紙面を賑わせます。
例えば2022年04月06日、『ChosunBiz』には「韓国造船業第1四半期受注シェア50%…1996年以来最高」というタイトルの記事が出ています。
記事の中身は「グローバル船舶受注で世界発注量の51%を占め、1位を守った」というもの。この51%というシェアはデータが公開され始めた1996年以降で初めてのことです。
なかなか勇ましい記事なのですが、では実際の韓国造船会社の業績はどうなっているのか見てみましょう。
韓国造船産業のビッグ3といえば、『サムスン重工業』『大宇造船海洋』『韓国造船海洋』の3社です。2021年の業績がまとまっていますので、以下をご覧ください(連結決算表)。
データは全て毎度おなじみの『DART』から引用していますので、正式に公示されたものです。
『サムスン重工業』
総売上:6兆6,220億ウォン
営業利益:-1兆3,120億ウォン
当期純利益:-1兆4,521億ウォン『大宇造船海洋』
総売上:4兆4,866億ウォン
営業利益:-1兆7,547億ウォン
当期純利益:-1兆6,998億ウォン『韓国造船海洋』
総売上:15兆4,934億ウォン
営業利益:-1兆3,848億ウォン
当期純利益:-1兆1,412億ウォン上掲のとおり、ビッグ3は全てひどい赤字で締まっています。
本業のもうけを示す営業利益は3社合計で「-4兆4,515億ウォン」(約-4,452億円)に達します。2020年末から受注のジャックポットと誇っていたのですが、2021年も3社全て巨額赤字となりました。2022年こそ黒字にすることができるのでしょうか。
世界一の受注実績かもしれませんが、韓国造船産業の現状はこのようなものなのです。
https://money1.jp/archives/77588
■5chの反応
5<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2022/04/08(金) 22:19:10.16ID:Ldh5vA15>>14
利益じゃなくシェアが大事ニダ
→ですよね。
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2022/04/08(金) 22:20:28.41ID:sfQOsGlS
今まで散々安値で他の受注先を蹴とばして受けてきたからな
原価割る注文受けたらそうなるに決まってる
それで独占できるなら薄利多売で儲けられるかもしれないけどそうじゃないだろ
→でも、ウォン安・資源高ではそれができない。
7<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2022/04/08(金) 22:21:18.52ID:ejZ/vYGn>>26
ロシア船の代金回収出来なくて倒産するんじゃないか?w
→よく知ってますね。ロシア船は特殊な装備が積んでるので他に売れないんですよ。
9<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2022/04/08(金) 22:22:26.46ID:VMbRnalU>>83
補助金でプラスになるからな
韓国の「WTOルール逸脱」造船支援、日韓協議難航
日本は韓国政府による過剰な補助金支給などはWTO協定に違反するとして是正を求めている
https://www.sankei.com/article/20200405-B7CDH6SLAZKEJEF5LILQTK6TOM/
→ですよね。
13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2022/04/08(金) 22:24:14.71ID:ISvFL5nv>>15
ウォニャスで破産大決定ニカ?
→潰せないですよ。なんせ数万人の雇用が消えますから。
28<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん2022/04/08(金) 22:31:19.34ID:DL9e1bLe
税金で補填してきたんだからこれからも大丈夫ニダ
→ですよね。
■管理人の感想
2022年の業績がわかるのは来年だが、2021年でこれだから、2022年は期待できるだろう。でも、韓国さんはわかっててやっているんだ。つまり、慈善事業だったのだ。
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2021年10月15日に「日本の底力!」と「韓国経済危機特集」のYOUTUBE版ができましたのでこちらのチャンネル登録もお願いします。
https://www.youtube.com/channel/UCeV6EnK_OKgRY5qBiQHjXRA/playlistsad
誇らしいネ。
巨額の赤字? 気にすんなヨ。
まずは福利厚生費とか人件費とか削ってみれば?
赤字事業だから、あらゆるところで手抜きをするケンチャナヨ製造の香りが・・・
いつものように、とんでもない事故を起こして世界中に迷惑をかける未来しか見えません。